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『居場所。』を読む #300

しばらくnote記事投稿から遠退いていた間に、よしもとの会長 大崎洋著・サンマーク出版発行の『居場所。』を読んだ。

かの「吉本お家騒動」にも触れた 吉本興業の会長さんが書いた本。
吉本興業と居場所???
興味そそられる本でした。


「お家騒動」「闇営業問題」騒動後、6000人の芸人・タレント一人ひとりと全社員総出でヒアリングと面接をした吉本興業…

 幸い、辞める人は数えるほどでしたが、これからも同じようなことが起きるかもしれません。それでも僕たちは辞めません。
 吉本という「悪場所」を、消したくないからです。

『居場所。』より

とあった本を読み終えた翌日のことだった。
「吉本興業・大崎会長が退任」
という新聞記事が私の目に留まった!!!

あれ???
辞めない、と書いてあったはずなのに…

しかし、間もなくのことだった。
明石家さんまさんが、
自分が会長になる!と社長に直訴したが断られた…
とラジオで面白おかしく話していたことがヤフーニュースに書かれていた。

あ~いいな~と思った。
そこには良い人間関係があるからこそ、なんだろうな~と私は感じた。

本『居場所。』には、大崎さんもさんまさんも離婚されていることが書かれていた。お互いの気持ちを察し、「しゃーないわ」と言う言葉で相手を思いやる様子に私は感銘を受けた。
今回の「退任」に関しても、同じことが言えるのだろうな~きっと。

大崎会長は、2025年大阪・関西万博の催事検討会議委員の要職に就任する。


 みんな、「そういうものに、私はなりたい」という気持ちを抱えて、下手くそに生きているんじゃないでしょうか。だけど、「そういうもの」が「どういうもの」でも、下手くそでも、ぼちぼちつきあっていくと、それが自分らしさになる。居場所って、きっと、自分らしさでもあると考えているんです。

『居場所。』より

自分の居場所を、自分という人を、どうかくれぐれも大切に。
そういう人に、僕はなりたい。

『居場所。』より

という言葉で締めくくられたこの本を読んで、吉本興業という会社がいまどき珍しい(…と言っていいような気がするが、私の知る範囲が狭いだけだろうか💦)とても温かな会社・人間味のある人が多く集まった会社なのだろうな~と私は想像した。

私の心もほんわかと…
下手くそでもいいからぼちぼちと、生きていこう(^^)/
そう思える本でした。


最後までお読みいただきましてありがとうございましたm(__)m。


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