創作大賞2024 中間結果発表!……を見ての感想など
■ついに中間審査の結果発表がありましたね!
いや、待ちわびたと言うかなんと言うか😅。そして結果ですが……全滅でした〜💦。ま、今回は作者一覧作るのに全力投球だったので応募作は過去作ばかり。でも、「Bitter & Sweet」なんかは沢山💗頂けましたし、その他長編に関しても感想頂けたり。個人的にはとても充実しておりました。いや、中間に残っていればもっと充実してただろうけど(笑)
■中間結果分析
まずは中間審査で残られた作者の皆様、おめでとうございます! 10月末の最終結果までまたドキドキ・ソワソワしなくてはならないのは、しんどいかも知れませんが、今は残ったことを満喫してくださいね!
さて、中間の結果を軽く分析してみたいと思います。
・エッセイ部門:47作
・ミステリー小説部門:30作
・ホラー小説部門:17作
・恋愛小説部門:29作
・お仕事小説部門:9作
・ファンタジー小説部門:13作
・漫画原作部門:40作
・創作漫画部門:26作
・コミックエッセイ部門:23作
・レシピ部門:29作
・ビジネス部門:28作
・オールカテゴリ部門:14作
合計で305作。全体として応募作の多かったエッセイ部門が特に多いのは納得として、一番多かったオールカテゴリ部門が14作しか選ばれていないことには驚き。まさに狭き門!
小説部門で言うと、ミステリーとホラーは同程度の応募数だったと思いますが、ミステリーの方が倍ほど多く通過している。同じく、恋愛とファンタジーも応募数は同程度のはずですが、恋愛の方に偏重していますね。更に言えば漫画原作部門も恋愛・ファンタジーと同程度かちょっと多いぐらいの応募数でしたので、ここが40作と言うのは驚きです。「Bitter & Sweet」は漫画原作部門に応募してましたが、残りませんでした😅
※2024/09/22 追記
46(YOLO)様がより詳細な分析を掲載されておりますので紹介させて頂きます。是非こちらも!
■自分の応募作と比べて気がついたことなど
小説は恋愛(長編)、ファンタジー(長編)、漫画原作(短編)、オールカテゴリ(短編)と応募していましたが、今回選考に残った作品群を見ていて気がついたことがあります。
恋愛小説部門
カクヨムコンやその他のネット小説大賞などでは恋愛小説部門でもファンタジー色の強い、いわゆる「なろう」的なものが多いのですが、今回は現代モノでがっつり恋愛について書かれたものが多い。
ファンタジー小説部門
こちらもいわゆる「ナーロッパ」的な世界観のものはなく、日常から少し不思議な世界に入り込んだ感じのファンタジーものが主流かな? そして選ばれている数も少ないところを見ると、多くの作品がナーロッパ的世界観のものだったのでは?と思う。かく言う私が応募した作品も、主人公が恋愛ゲームの世界に転生して〜と言う話でした。
漫画原作部門
これも同様。現在主流の転生ものとかバトルものは影を潜めていて、少し中心からは反れる変化球的なタイトルのものが多かった印象。タイトルだけしか拝見していないけど、それだけでも今回要求されていた作品がどういうタイプのものなのか良くわかる気がする(これは他の部門でも一緒)
自作とのギャップ
上記の様な感じなので、自作に関してはまあ「選ばれなくて当然だよな」と思っている。なんだろうな、もう少し各出版社様が期初のインタビューで答えられていた「こういう作品を期待している」と言うのをチェックして考察しておけば、それに合った作品が書けたのかも……いや、今回は過去作しか投稿しなかったので、書く以前の問題だったか😅。
自分的にはやはりファンタジー、それも現在流行ってる異世界ものの世界感が好きで、その中で謎があったり何かひねりがあったりする話を書きたいんだなあと今回改めて見つめることができた気がする。まあ創作大賞の応募ジャンルとギャップがあることは分かったんだけど、その他にも現代ものとか近未来的なSFとか書きたいものは色々ある。要は思いつきで何でも書きたいんだろうなあ😅。
それが創作大賞に出したらいいのか、カクヨムコンなどに出したらいいのかは書いた所次第な部分もあるけれど、創作大賞が終わった後に少し創作自体に対して考える時間があった。結論としては、
「書きたい時に、書きたいものを書く!」
もう、これに尽きる。自分が一番楽しめるパターンは、これだ! そしてストックしておいて、出せそうなコンテストなりがあれば出してみる。きっとこのパターンが一番精神衛生上も良いんだと思う。
■まとめ
まだ中間ですが、残られた方は大いに自慢して良いと思います。300/50,000ですからね! それだけでも凄い確率だし、それだけ世間にアピールできる作品を書けることは素晴らしいです!
そして残念な結果に終わってしまった方、もちろん私も含めてですが、あなたも「選ばれた人」なのですよ。まず、自分の考えていることを文章などにまとめて形にできること、これができる人はごくひと握りであり、そしてタイミングやきっかけに導かれて創作大賞2024に応募したこの偶然は「選ばれた」と言っても過言ではないでしょう?
作品を選ぶのも人間ですし、その時の審査メンバー(出版社)によって傾向は変わってきます。今年はダメだったかも知れないけれど、同じ作品でも来年は選ばれるかも知れないじゃないですか! そして世の中には沢山の小説などのコンテストが、それこそ毎月ありますし、自作を発表する場所は何もコンテストだけではなく自費出版や文学フリマなど多岐に渡っています。まあ小説を書いている身としては、一度ぐらいは商業出版してみたいなーって気もあるんですけどね😅。
ネットに触れていると雑音も多くて、自分の創作スタイルが分からなくなるときもありますよね。個人的にはコンテストの形状等に合わせて無理やりスタイルを変える必要もなくて、自身のスタイルを貫きつつ「これいいな」「なるほど、こうした方がいいのか」など気づきがあれば、その時々で(自分が納得した上で)変わっていけばいいのではないでしょうか。ただ一つ、やるべきことは「書き続けること」だと思ってます。
ってことで創作大賞に参加された皆様、お疲れ様でした。中間で残った方もダメだった方も、一区切り付いたと思いますので、一つ大きな深呼吸をしてまた一歩歩き出しましょう。諦めない限りは、あなたの前に道は続いています(そこ! 茨の道とか言わない!)