11月の満月の手紙 33.
こんばんは
ものすごくつぶつぶとしている
ざっくりしていたものが
すごくはっきりしているのです
これまでは
「私」と「その他」
であったものが
「その他」のひとかたまりであったものが
個のつぶつぶになっていて
いやこれまでもみんな個であったし、あたりまえにそうだったのだけど
突然、私の中で「その他」として認識していたかたまりの解像度が
格段に上がっていて
驚いて
私はこれまで他者の認識に対して、なんて失礼だったのだろう、と思ったのですが
いやちがう、これは、自分を守るために解像度を下げていたのだった、境界が溶けて侵食されて自分が消えそうで怖いから、感じていることを自覚することを曖昧にしていたのだった、と思い出し、ということは、変わったのは外側ではなく自分
私たちはアメーバーのように全体として存在している
分断など本来はあり得ないのだということをもう隠さなくてもよく、同時に溶け合う中で「私です!」とはっきりと個として手を挙げて存在してもいいのだということを自分に許す、懐かしく新しく
そこから始めようと思います
この分断のない世界を、境界線のない自由な世界を、幼い頃の私は個としてのびのびと生きていました
そのときの空気の新鮮さや、空の果てしなさや、毎日の新しさや、開きあっていた心と世界のお互いへの信頼を覚えています
あなたはどうでしたか
あなたはどんな子供だったでしょうか
息を吸い、肺を震わせて、声を出し、音を響かせろ
あなたの音を
そのあとには共振があり
共鳴があっても
孤立しないし
消えてなくならないし
もう怖くないから
隠れなくても
張らなくても
先回りしなくても
大丈夫だよ
(ほんとかなあ、私はまだまだ怖いなあ)
それでは、また
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