ロジカルとイロジカルの狭間で作られるライフキャリア
たお、です。
ウェルビーイングを大切に人生を味わう、そんな生き方を理想としています。
私たちは「悩む」ということができる生物です。しかも、目の前の「この黒の靴とあの白の靴どっちにしよう」とか、そんな目先のことではなく、結構遠い数年越しの未来のことまで悩めます。
人生というライフストーリーのかなりの場面を占めている仕事、キャリアにおいても悩みが絶えない方も少なくないでしょう。
私はキャリアコンサルタントとしてこれまで色々なキャリア理論を学んできました。キャリア理論や体系的なアプローチは、「悩む」という個々人によって非常に個性が出る部分に関して、「解」を導くための重要な指標になってくれるので、とても大切です。
しかし、それだけでは腑に落ちない瞬間が訪れることもあります。そこで大切なのが、スピリチュアルな側面と繋がりを感じることだと私は考えています。
こころの声に傾聴を
合理的な計画や目標は、ありたい人生に向かって行く際に必要な存在です。
と、同時に私たちは自覚している以上に、直感や感情、無意識や潜在意識の判断も受け入れています。
計画をたて、ロジカルに考えて進めるだけではなく、その時々のこころの声に従って進めた、ある種衝動じみた選択や進路が実際に私たちにとって最善の選択だったという経験はよくあります。
理屈だけでは語れない、イロジカルな選択が後に意味を持ち、私たちの成長や発展に繋がることは多くあります。
Planned Happenstance
数あるキャリア理論のなかでも、それに近しい理論があります。スタンフォード大学の教授による比較的新しい理論『プランドハプンスタンス (Planned Happenstance)理論』です。
現代は目まぐるしいスピードで1日が過ぎていきます。想定していなかったような情報に否が応でも触れる時代、とんでもなく想定外の出来事が起こったり、じぶんにはなかったはずの価値観に出会うことでじぶんの方向性とは違う流れが形成されることがあります。
だからこそ、この予期していなかった現実を受け止め、それをポジティブに変換していこうという考え方を『プランドハプンスタンス理論』は教えてくれます。
視点を変えたモノ勝ち、そんな感じです。何が起こるか分からないからこそ、常に以下のことを大切に考えましょう、と導いてくれます。
今までのライフキャリアの考え方では、もはや通用しない。大切なことは、何があっても柔軟にポジティブに捉えること。
それが新時代の大切な考え方です。
イロジカルと向き合うこと
プランドハプンスタンスのようなものが出てきた現代で、私が大切にしたいのは、一人ひとりの《本来のじぶん》を軸に考えるということ。
じぶんの奥底にあるこころの声を傾聴してあげることがまずは根底にある状態。
人間の人生というものは、誰しもが、自己探求の旅に出ています。その途中でロジカルとイロジカル、物質的な側面とスピリチュアルな側面のバランスを取りながら成長していきます。
じぶんが何がやりたいのか分からない
将来が不安
そんな悩みはあって普通です。明日のじぶん、一年後のじぶん、五年後のじぶん、が何をしているかなんて誰にも分かりません。
想像してほしいのは、その時のじぶんがどのような環境にいて、どのような「気持」になっていたいのか。
そこにいたいじぶん、その気持ちでいるじぶんに出会いに行きたい、そういったエネルギーが、明日のじぶんをつくります。
こころの声を傾聴し、じぶんのありのままを認めて受け入れること。頭でっかちで難しいことを考えることも必要、な一方で、奥深いところから聞こえてくるこころの声に耳を向けること。
その狭間で、自然とかたちづくられていくのが、じぶんストーリーであり、じぶんが主役のライフキャリアなんですね。
そんな想いをお届けし、前に進むお手伝いができるセルフデザイナーになりたいと思っています。
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アタマで考え過ぎるより、こころに聞いてみよ💎