本当のことを聞きたければ、同意するな。共感しろ。
こんばんは🌙
もし、自分の部下や後輩が悩んでいたり、落ち込んでたりしていたら、あなたは上司あるいは先輩としてどのように向き合いますか?
互いに信頼関係が築けていれば、上司や先輩としては
と思うはずです。
でも、だからといって部下や後輩が「ほんとうのこと」を話してくれるとは
限りません。
例えば 1on1 などの場で
と聞いてみたところ
と部下が答えたので
と答えたら
と答えられてしまい
となって話が終わりがちです。
上司としては内心、(何かあるんじゃないかな・・・?)と思っていたとしても、本人が「大丈夫」と言っている以上、あまり詮索はできないですよね。
でも、もしかしたら部下も
かもしれません。でも忙しい上司を慮って
と思っているのかもしれません。
こういう時、どのように振舞えば、ほんとうのことを聞けるのでしょう?🤔
同意するな。共感しろ。
先日、昔とったノートやメモを読み見返していたら、こんなタイトルのメモを見つけました。
時期的には2018年とか2019年頃のメモだと思うのですが、なんせ断片的に書かれているので元ネタが分かりません。読んでいた本の著述から引用したものなのか、誰かの講演で聴いた話なのか、誰かと飲みながら話した時にメモったのか・・・。もはや思い出せません😅
とにかく、メモに書いてあった内容はこういうものです👇
もし部下からほんとうの話を聞きたいのであれば「同意」ではなく「共感」しろ。
「同意」というのは、相手のメッセージに自分の主張を被せる行為であり、それでは相手からほんとうのことは出てこない。
では「共感」とは具体的に何をすればいいのかというと「オウム返し」です。
実際に書いてあったメモがコレ👇
シミュレーションしてみます。
~30秒後~
・・・とまぁ、これはあくまでシミュレーションなので、実際にはこんなにうまくいくわけではないと思いますが笑
たぶんタネ明かしとしては、まず「オウム返し」により「自分のメッセージが100%漏らさず受け取られている」ことによる心理的安全性を得つつ、自分が発した言葉を他人の口から聴き戻すことで、自分がいま何に悩んでいるのか、言語化とメタ認知が進むことで、本質的な問いや悩みが口に出せるようになるんじゃないか・・・と。たぶんですけど。
ということで「共感」が必要な時には「オウム返し」で「そうなんですよ」を「4回言わせてみよう」という話でした。
あ、ちなみに私は今のところ使ったことはないです🤣
いつかどこかで使う時が来るかも・・・?
おしまい。