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この時期鼻血出やすい人に伝えたいこと

昨日は夏至を迎えていよいよ気温はどんどん上昇して夏本番を迎えますね。

陰陽の陽の性質が一番旺盛となりピークとなるのが夏至です。この日を境に昼間の時間が少しずつ短くなり陰の時間が少しずつ増えていきます。

とはいえ、陽の勢いは旺盛ですのでしばらくは身体の機能は活発に働きますので、消耗しないように養生も忘れずに生活したいですね。

夏の養生については下記のページで紹介していますので、ぜひそちらをご覧ください。

https://www.ip-lambda.com/search/qualification/kanagawa/yokohama/futamatagawa/shop/2124/page/366178/385392/

ところで、最近高2の息子が朝食中に突然鼻血を出しまして、驚きました。そういえば娘が高校生のころもやはり、6月ごろに鼻血をよく出していたのを思い出しました。

娘も息子もやせ型で食も細いタイプです。こういうやせ型のタイプは体の体液も脂肪分も絶対量が少ないので、体内に熱を生じると体内の水分はすぐに熱を生じやすくなります。熱は上昇しますので、上半身に症状が起きやすいのですね。

熱は血流にも影響を与えますので、目が充血したり、頭がのぼせたり、口内炎ができやすくなったり、鼻血が出たりします。

熱といっても発熱するわけではなく、体内に熱がこもるといったほうがいいかもしれません。

熱が発生する要因は外的な要因と内的要因があります。
外的要因は気候や生活環境で起こります。

娘は高校時代は美術科専攻でしたので、炎天下で何時間も屋外で写生をするというイベントの後、鼻血を出していました。
夏場は本当に外界の気候の影響がとても厳しいですので注意が必要です。

高2の息子もやはり気候の影響もありますが、内的要因もありそうです。
文化祭の準備でここ数週間忙しい日々を送っていまして、軽音部に所属していて、ドラムを担当しているので連日深夜に電子ドラムで練習していたようです。

たとえ楽しいイベント準備ではありますが、それなりのストレスは感じていたでしょう。ストレスは熱を生じやすいです。

また夜は身体の陰の性質=潤い、熱を冷ます、血の要素を補う時間と中医学では捉えます。その時間にハードにドラムを打ち鳴らしていたのでは、消耗する一方となりますね。

それから出血という症状は身体の血液、体液を血管内にとどまらせて漏らさない働きが弱まったときに、起こりやすいです。
血液が血管から漏れないのは当たり前ではなくて、漏らさないように体内の「気」の作用がしっかりはたらいているからこそなのです。

内出血しやすい人は「気」の働きが弱っていますので、食養生や生活習慣を見直してからだに「気」を補うことが大切です。
漢方薬では「補中益気湯」や「四君子湯」などがよく使われます。

話は戻って、こういった要因が重なって息子は朝食の時間に鼻血を出すことにつながったのだと思われます。

大概、こういう不調が出ているときは胃腸のはたらきが弱って「気」が不足しているので、胃腸の養生が第一に心がけます。
消化のよい食材、血をつくる良質なたんぱく質を摂ります。

たくさん栄養をつけようとしてプロテインなど大量に飲んだりはしないでくださいね。

今の自分の胃腸が消化しきれる量を摂ること、下したり、便秘をしている間は少し胃腸を休ませるために食事を食事の間の空腹の時間をいつもより長くとることも有効です。

鼻血が出たら→胃腸を休ませる ストレスから解放する 睡眠をしっかり取る 良質なタンパク質は消化できる量を摂取する+緑の濃い野菜をスープして摂取する


以上の中医的養生を、息子に説明しても真剣には聞いてもらえませんが、親ができる範囲で導いていくしかないですね、母の悲しい吐露でした(笑)



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