SFからファンタジーへ。
昨日は弟と朝まで話していた。
コンピュータサイエンスが専門のやつなので、最近のchatGPTとかで遊んでいる報告だとか、未来予測云々だとかの話をしていてけっこう楽しかったのだけど、弟的には退屈だったかもしれないなあとかちょっと思ったりして反省中。専門が違うとはいえ、自分の知識のなさになんだかショックを受けたなあ、という感じ。最近はAIで遊んでいるっていうのは前にも書いたことなのだけれど、背景知識が全然わからないままに遊んでしまっているなあ、みたいな。
そんなことをしている内に直感として「SFからファンタジーな世界に移っていくのではないか?」という漠然としたものが強まってきている。少なくとも自分はそういう世界になると楽しいなあと思うところ。本当に直感的な話なのでだいぶ支離滅裂な感じだとは思うのだけど、考えた足跡としてなんとなく残しておきたいなと思ったのでキーボードを叩くことにする。
まず最近の識者が言っていることとして、「シンギュラリティ以降は前近代に戻る」という話があって。AIが人間の手完全に離れた時、それは魔法と見分けがつかない状態になる。と考えると、人間中心科学技術の進歩により進んできた近代から現代の状況はおそらくひっくり返る。すなわち神や宗教が規定してきた中世へと戻るのではなかろうか?みたいな文脈。これを仮にNEO中世とでも呼ぼうか。
となると、たぶん人間社会に残るのは幻想および宗教なんじゃないかと推測される。新しい自然(デジタルネイチャー)は奔放に世界のありようを変え続けるのだとすれば、それを解釈する物語が必要になる。それは単に宗教かもしれないし、テレビかもしれないし、インフルエンサーかもしれないし、オンラインサロンかもしれないし、政治かもしれないし、小説家かもしれないし、研究者かもしれない。まあなんでも良いのだけれど、たぶん物語を作れることがこれからは大切になってくるような気がしている。
まあ別にこの考え自体は大して新しいものでも斬新なものでもなくて。もう30年前にそんなことを言っている人はいて、それがいよいよやってきたなあという感じ。なのだと思う。
終わらない中世をこれから過ごしてゆくと考えると、これはなかなか絶望的な感じがしないでもないのだけれど。いつかこの辺って突破されることがあるのだろうかなあ。そんな風に考えてしまう。ひとまず今の自分にできることは、物語を作って、ミームを流し続けること位なのだろうな。落合さんがよく粘菌という言葉を使っているのだけど、多分あの人半分本気で粘菌側にいこうとしているのだろうなあ。でもなるべく人間でいたいなあ。僕はウーゴ君かソロモンでいたい。
どんどん出不精になっていく自分を眺めながら、これが老化なのかもしれないと思いつつ、ノスタルジー沼にハマらないようにしないととか危機感を覚えつつ、やりたいことは世界の描き直しなのかもしれないとか考える今日この頃。合理的な世界解釈はAIの方が上手くやってくれそうだけど、人間のまま人間と関わり続けるのであればそこはAIに負けたくないなあとか思う。これもまた知的労働だとすると勝ち目がないような気がしないでもないけれど、これに関しては少し違うような気がする(あるいはそう信じたいだけなのかもしれない)。
まあそんな理屈をこねくり回すだけではなくて、しっかりと身体を動かしながら色々をしていきたい。
2023/04/04
のんびりと起床して、日記など書いたらコンビニにお酒を買いに向かう。と、おじちゃんとおばちゃんが車で通りかかり拉致されて、いとこの荷物を送るのに付き合わされ、戻ってきたら東京バナナを渡す。
なんだかんだ夕方になってしまったのでそこからお酒飲んで、起きたら19時なのでミーティングをして。それが終わったらお母様と飲んだりしつつ過ごす。と、先ほどのおじちゃん家族から電話がかかってきたのでそことお話をしつつ。
22時半くらいに終わり更に飲んだりして過ごしたのちに、弟に電話してお話とかしていたら5時位になったのでそのまま眠る。
2023/04/05
起きたのが大体12時くらい。昨日はワインを2本以上あけたので流石にやばいなあと思いつつダラダラとする。マイナンバーを申請しにきたのにマイナンバーを諦めていたのだけれど、おばあちゃんが連れて行ってくれるということだったので連れて行ってもらう(ちなみにおばあちゃんが連れていくと言った時、本人は免許を持っていないので自動的におじいちゃんが運転させられる羽目になる。まあ有り難くはあるのだけど)。
と、戻ってきたら少し庭の写真とか撮ったりして。部屋に戻ったらまた寝ることにする。とかしたら1日が終わった。6時頃就寝。