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🟥タオイズムとは「道」TAOの哲学であり、生き方です
道に添って無為自然に明るく楽しく豊かに生きてゆく
生き方そのものがタオイズムなのです
T A O とは「道」を表す言葉で
中国の紀元前4世紀ころに書かれたといわれる
『老子道徳経』に説かれています。
そこに説かれている「道」とは
現代の私たちが思っているような
有る場所へゆくための道筋とか
道路とかいう観念とは全く違い
すべての現象や存在の根本であり、真理であると
説かれているのです。
すべてのものは「道」T A O から生まれ
生成してゆく
いってみれば混沌としたマグマのようなものであり
真っ黒でつかみ所の無いものと表現されています。
その「道」T A Oは悟りそのもの
本当に広くてゆったりしていて 心地よくて
何者にも左右されない。
あるときは強く あるときは柔軟で優しい。
そして常に変わることなくそこに存在している。
そんな大きな大きな天地自然の母親みたいなものが
T A O であり、「道」なのです。
🟥 水に学べ、赤子に学べ
老子の思想は
水のようにさらさらと高いところから低いところへと流れ
どんな器にも添う
柔軟で柔らかい生き方が最善であると説いています。
それは純粋無垢な赤子の生き方でもあるのです。
水や赤子のような
柔軟で弱い生き方が
本当は最も強い生き方であり
無為自然な姿だと
老子は説いています
🟥人生を楽しく無為自然に
激動の時代に生きる現代人が
どうやったら楽しく無為自然に生きてゆけるのでしょうか?
古代のタオイスト達は
私たち人間にあたえられた今という時を
どうしたら楽しく過ごすことが出来るかについて
長い年月をかけて研究してきました。
そして 私たち人間が無為自然の道に添い
大宇宙の一部として滞りのない
心と体を保ち続けることができたら
人間本来の楽しく豊かな人生が送れることに気づきました。
人間が作り上げた
社会的規範や常識 教育といった事柄にとらわれない
もっとおおらかな自然な楽しい生き方を提唱したのです。
そしてそれを実践するために編み出されたのが
心とからだの「気」を整える「導引術」「動功術」
そして「清談」(後の洗心)だったのです。