ビールの王さまコンクール
当時ブログに書いた文章をnoteに載せてみたくなりました。
=2006.03.26の記事=
「ビールの王さまコンクール」
門司麦酒煉瓦館で面白いものを発見しました。
それは「ビールの王さまコンクール」。サッポロビールの前身であるニッポンビールが企画したもの。これによると1954年(昭和29年)に行なわれたようです。昔ながらの大らかさが感じられて、とっても良い感じ。
これ今やっても面白いと思いますよ。ちょうど昭和レトロが流行ってることだし。オススメです。
このコンクールのニュース映像、残ってたら見てみたいなあ。実際に選ばれた「ビールの王さま」ってどんな人だったのかな?興味があります。
日本一おいしそうに飲む人だったんでしょうね。
◇
■ ビールの王さまコンクール詳細(ポスターより) ■
ビールの量だけの飲み較べではありません、
堂々とジョッキを傾ける風格も併せて、
本年度のビールの王さまのタイトルにふさわしい方を選ぶコンクール。
◇
賞金30万円と1年分の晩酌を贈呈。
◇
● 審査方法
半リットルのジョッキ5杯を最初の8分間に飲んで頂き、
パスした方にそれから随意に飲んでいたヾいて
その間に審査員が採点して綜合点で最高位を決定いたします。
● 期日
予戦(全国各地)七月下旬実施。
上の予戦で各地代表になった方を、
8月中旬東京にご招待し、決勝戦により「王位」を決定。
● 東京会場
銀座7丁目 銀座ビヤホール
※当時の賞金30万円ってどれぐらいでしょうか?
調べてみると、昭和30年頃の物価はこんな感じだったようです。
1955(昭和30年)
ビール1本=125円(大壜)
もりそば=25~30円
天丼=150円
総合雑誌=120円
※参考サイト「日本のビール会社の歩み」より
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?