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商いのこと
丹沢講房がオープンしたのは2017年の1月28日(土)のことです。
偶然にもその年の旧正月、元日。1年の始まりに店をオープンすることとなりました。
ひとりで土日祝だけお菓子やをやってみよう!と2016年の夏頃から準備を始め、厨房の工事と許可申請、店舗部分の片付けなどを約半年かけて手を入れていきました。
『誠実』な商い
私の商いの根底に常に流れている信条は『誠実』の二文字です。
嘘をつかないこと、ずるをしないこと、欺かないこと。
たとえば、正しい営業許可を得て営業すること。
飲食店の営業許可は、細分化もされていて案外面倒なのです。手間やお金がかかるので、少しハードルが高い場合がある。
必要悪の存在は認めるべき、とも思うけど
己の怠惰に正当性を求めるのはナンセンスだと感じます。
ズルをして営業を続けるのは誠実ではないと思うので。
ルールを守らないで、すこし後ろくらいことがあって、胸を張って商売できるかな。
わたしは小心者だから、誰かから横槍を入れられたくないので
正しいやり方で続けたい。
あくまで個人の主観ですが、
やはり黄色信号でちゃんと止まる大人でありたい
と思うし。
怠惰な人間なので、もちろんそんな行いができない時や場合もありますが、
お菓子に曇りがうつらないように日々過ごして行きたいなと。
世の中の人が少しずつ誠実になったら、もっと暮らしやすくなるだろうなぁ。