育休ツーオペ生活まとめ

【重要事項】

・個人の一記録です。全文の前に「我が家では」、後ろに「〜と私は思いました」をつけてください。読みにくいので消しているだけです。家庭の数だけ正解があります。ご留意ください。
・暇な時にだらだら手癖で書きました。文章の推敲はいい加減です。
・noteを初めて使ったため、読みづらかったらすみません。

もしも、今現在、夫婦共に育休を取るか悩んでる方がいればご参考までにどうぞ。


【前書き(読み飛ばしてOKです)】

前提条件:
・家族構成は夫婦2人+第一子
・実家はどちらも遠方。気軽に頼れない。
・給料は私>旦那。生活費や家事は基本的に折半。

我が家では、夫婦2人揃って8ヶ月の育休を取得しました。(厳密には私には産後休暇があるので、私が6ヶ月、旦那が8ヶ月)
育休を夫婦2人ともが取得した動機はいくつかあります。
・実家が遠方で頼れない。何かあった時のリスクが高い。
・母乳育児に取り組みたい=私だけが即復職という選択肢はない。
・↑に関連して、もし保育園に落ちた場合、大黒柱の私ではなく、旦那が育休を延長する方が妥当。

他の方の参考になるかは分かりませんが、育休を取ろうか悩んでる方の背中を押せればと思います。


【夫婦で育休を取得するメリット】

ここから本題。夫婦2人が育休を取得するメリットを羅列していきます。分かりやすさ重視で重複する内容が出てきますが、許してください。

①余裕が段違い
長期のワンオペと、短期のワンオペ、ツーオペは辛さや大変さが全く異なります。(と私は思いました)

肉体的にも精神的にも全く違います。新生児期ならば睡眠時間に如実に現れます。少し育ってきても予防接種だの離乳食だのタスクが激増します。これらに加えて日常生活をすべて1人で管理するのは大変しんどいです。脳みそが死にます。必死にやってる中、もしも育休も取得していない旦那に、「なんで家事が出来てないの?家にいるんでしょ」とか言われようものなら、殺意が湧いても仕方ありません。育休を取らない側の方がこれを読む可能性はほとんどないと思いますが、こんなことを言ってしまった場合、ゴミ箱にポイされる恐れがあります。気をつけましょう。

全てにおいて、子供を連れて行くのは本当に大変です。夕飯の買出し一つ取っても、時間の管理を厳格にしなければ、オムツやらミルクやらが発生します。自分のタイミングで買い物に行けません。全ては子供次第です。短期のワンオペならば週末などにまとめて買い出しできるかもしれませんが、長期のワンオペだと無理です。長期のワンオペの人は本当に凄すぎるので、国からボーナスが出るべきだと思います。

翻って、ツーオペの場合、買出しに行く時は相方に預けられます。風呂も入れます。眠れます。トイレもひとりで行けます。余裕が全く違います。人間的な生活ができます。子供のペースに合わせなくて済む時間が少しでもあるだけで全く違います。他に大人がいるだけで、子供にイライラする機会が激減します。人と話す機会があると言語も忘れません。

時間的、肉体的な余裕の有無は、最終的に思考能力にも影響します。脳みその片隅にずっと子供のタスクがある状況と、短時間でも脳みそを解放する時間があるのではQOLが全く違います。PCやスマホで考えてください。ずっとバックグラウンドでプログラムを動かしていると、重くなりますよね?再起動しますよね?ツーオペならしょっちゅう再起動できます。ワンオペは基本的に再起動できる時間は無いと思います。
これ、特に実家が頼れない場合は超特大のメリットだと思います。

また、最近感じているメリットなのですが、後追いが始まる時期は2人いると楽ですね。大人2人で良かったと心から思っています。

②主責任者、副責任者にならない
育休を取得している方がメインで、復職した側が頼りにならない……という話をよく聞きますが、ツーオペなら2人ともメインです。我が家では、旦那から薄っすら妻がメインで育児をするんだよね??という雰囲気を感じることがありますが、無視しています。

そのおかげで、我が家では旦那も子供の服のサイズ、現在の体重、ミルクを1日にどれくらい飲むのか、うんちの間隔はどの程度か、ワクチンの進捗状況、発達具合などなど、全部言えます。お互いの大変さも分かるし、悩みも共有です。保育園に落ちる時も、子供の体調が悪い時も、他人事ではないです。

これが夫婦仲の維持にはかなり役立っているように思います。育休中、今のところ大きな喧嘩は一回だけ(しかもほとんど育児関係ない喧嘩)ですが、もしも私だけが育休をとっていたなら、毎日戦争だっただろうな、と思います。

唯一分かり合えないのは、母乳の場合ですね。授乳の悩みは分かってもらえないのですが、旦那が私の悩みについて分からないということが(旦那に)分かってもらえたので、ヨシとしました。

③子供かわいい
いかんせんこれです。本当にかわいい。全てを余すことなく見られるのは育休を取得した人だけ!!初めて笑った顔、初めて言ってくれた「まあま」、意識が飛ぶほど可愛いです。言語化できない可愛さ。語彙力とける。可愛さに課税されたら我が家は破産します。


【夫婦で育休を取得するデメリット】

では、逆に全くデメリットがなかったかというと、いくつか思い付きます。

①金銭面
これはむしろ育休取得開始から半年以上経ってからのデメリットなのですが、育休をとっていた間のボーナスは当然ですが出ません。
私も復職後、初めてのボーナスは0の予定です。
個人的には金銭面のデメリットとしてはこれが最大でした。特に給料とボーナスの開きが非常に大きい場合はデメリットです。

ボーナス抜きの給料で考える場合は、(育休期間によると思いますが、)6ヶ月なら給料の2/3が支給されるので、困窮することは無い……と言いたいのですが、なんと、この支給金額、上限があるんですよね。そこそこ稼いでいるとすぐに上限にひっかかります。これは完全なデメリットですね……

ちなみに、直近の金銭面のデメリットだけではなく、出世に響く云々があるかもしれません。しかし、我が家としては、たった半年程度育休を取得しただけで出世に響くような程度の仕事しかできないなら、出世の芽なんてないのでは……??そもそも、出世出来なくなるならば後ほど転職すればよくね??の精神です。

と言いますか、育休でごちゃごちゃ言われるなら、復職後、保育園への送り迎えや、子供の発熱時もごちゃごちゃいい言われる訳で……うちではそこで旦那の今の会社でのキャリアを優先する意義は無かったです。

とはいえ、ここはご家庭によると思いますので、話半分にどうぞ。

②夫婦の擦り合わせが必須
これが中々大きいです。仮に旦那が育休を取得しても、育児を頑張る妻を尻目に毎日ゲーム漬けとか、毎日酒飲んでるとか、子供に怪我させまくるとかだったら育休を取得する意義はゼロ通り越してマイナスです。家の中に邪魔なオブジェクトが置かれているわけですから。廃品回収に持っていって欲しくなると思います。

我が家は旦那が育児に割と積極的に参加してましたが、それでもなお、夫婦間の擦り合わせは必須で、中々苦難の道でした。

例えば、泣いている子をあやす時間は圧倒的に私の方が長かったのですが、いや、産後でボロボロの体の私より絶対にお前の方が元気やろ。やれや!と、思うこともしばしばありました。特に私があやしてる間、旦那がゲームしてたり、私が家事してる間、泣いてるお子を放置されたりするとピキッと来ます。
睡眠時間なども、私はホルモンバランスの変化で全く眠れなかったのに、旦那は悠々と眠っている訳です。そして翌日の昼に、「いやー、眠いから昼寝するわー」とか言われるんです。どうしてそんなに疲れているの?!なぜ?!?!ってなりますね。いや本当に。
もっと細かい所では、毎回私がオムツ交換してる、今日のミルクは全部私が作ったな?とか。
夫婦の状況をイーブンにするとそのあたりが可視化されてしまうので、中々しんどいです。何かしら公平と感じられるような仕組みづくりがいると思いました。
我が家は基本的に夜勤などしんどい時間は私が担当していました。母乳育児を頑張りたかったからです。代わりに、沐浴という、私からみてしんどいタスクは旦那専用のタスクにしていました。そこでなんとかバランスを取っていました。

とは言え、「旦那は働いているんだから……」という我慢の仕方はできないので、相方が協力的なスタンスでない場合はすごくしんどいと思います。


【最後に】

以上、つらつらとまとめてみました。振り返ると、割と旦那にイラついてた時期も長かったですね……今は育児は折半できているかなと思います。
むしろ、うちの場合は私が復職で、旦那が育児のメインをすることになるので、今度は私がイラつかれないように気をつけたいと思います。完。

いいなと思ったら応援しよう!