高齢者の就業 ~あなたは何歳まで働きますか?~
高齢者の就業者数(60歳以上)は2004年以降19年連続で増加し、2022年では912万人と過去最高です。また2023~2024年も増加していると思われます。
各年代にて10年で以下の通り、就業率は上がっています。
・60歳~64歳 57.7%(2012年)⇒73.0%(2022年)
・65歳~69歳 37.1%(2012年)⇒50.8%(2022年)
・70歳~74歳 23.0%(2012年)⇒33.5%(2022年)
・75歳以上 8.4%(2012年)⇒11.0%(2022年)
2025年4月から「65歳までの雇用確保※1」の義務化と「高年齢雇用継続給付の縮小※2」の法制度が改正されるので、65歳まで働く方が増えますよね、皆さんは何歳まで働きますか?
※1「65歳までの雇用確保」
以下のいずれかの措置を講じることを義務づけられる
・65歳までの定年の引き上げ
・65歳までの継続雇用制度(再雇用制度など)の導入
・定年の廃止
※2「高年齢雇用継続給付の縮小」
5年以上の被保険者期間がある60〜65歳の労働者で、定年後の賃金がそれまでの75%未満となっている場合、賃金の15%が支給でしたが賃金の10%に変更(要は、給付金が下がります)。
また、国民年金の支払いが60歳までから65歳まで5年間(約100万円)延長に?というのも議論されているようで、ほんと60歳でリタイヤは厳しい世の中になってきましたね~
<高齢者の就業>
https://www.stat.go.jp/data/topics/pdf/topi138_02.pdf
<「定年65歳」は義務?高年齢者雇用安定法など2025年の改正内容と必要な対策を解説>
https://www.obc.co.jp/360/list/post371