コダヌキ、秋の新作をアップロードしました。
ご無沙汰しております、noriです。
新たなミュージック・ビデオをアップロードしましたので、久々にnoteに投稿させていただきます。
コダヌキ、「秋」の新作
春にキリンジのカバー、「愛のcoda」(歌詞に春が出てくるので春ソングにしちゃいました。)、夏に初のオリジナル「二律背反ブルー」をアップロードしましたので、9月末日に秋らしい「9月の想い」のカバーをアップロードしました。
かつてフジファブリックが四季ごとにシングルをリリースしたことがありましたが、コンセプトとしてはそのオマージュです。
オルガン・トリオヴァージョンを参照
オリジナルは違うのですが、本家birdさんが江ノ島で開催したライブでオルガン、ギター、ドラムという(ベースはオルガンの左手で担当)、ジミー・スミスに代表されるジャズのオルガン・トリオと同じ編成を従えたライブのアレンジを参照しました。音楽的には違いますが、かのドアーズも同じですね。
フリーソフト、Garage Bandで全面録音
普段はLogic Pro Xで制作しているのですが、今回は敢えてMacにデフォルトで搭載されているフリーソフト、Garage Bandで全面的に制作しました。
このアプリケーションでどこまで出来るのか試してみました。
有名(?)な話ですが、かつて電気グルーヴがGarage Bandで新作のデモを制作してたところ、「これでいいじゃん」ということになり、そのままリリースしたことがあります。オペレーションはLogicと一緒で一部の機能が制限されているだけなので、無料で使えるアプリケーションとしてはかなりのパフォーマンスでした。
コンプレッサーのパラメーターが限られていましたが、重要な物だけに限られていたので使いやすかったとの言えます。またプリセットのセッティングもあるので、迷ったらそれを使うのもアリです。
nord electroでオルガンをシミュレート
nord electroを入手して十数年ですが、ほぼほぼエレピでしか使用しておりませんでした。(フジファブリック・カバーの「線香花火」で一度使ったくらい)
ドローバーで音色を作ったり、スプリット機能で右手と左手の音色を変えたり、
サスティン・ペダルをレスリーのスピード切り替えにアサインしたりと・・・
基本バッキングだけなので地味ですが、色々やってます。
新たなギタリストとの邂逅
今回はcoda-nous-quiの二人だけで制作するつもりでしたが、あの繊細なギターは再現できるはずもなく、ギタリストをSNSで募集したのですがノーリアクションでしたorz
近所の馴染みのジャズ喫茶の最近の常連さんとたまたま音楽の話になり、
ギターが弾ける、しかもbirdが好き、しかも「9月の想い」が好き、という偶然が重なりまくり、ギターの録音にお誘いしました。
翌週には録音、その週のうちにアップロードということで、「9月の想い」だから9月中にアップロードしたい、という目標をギリギリでしたが達成できました。
26歳とお若いですが、「俺が俺が」的な昔のギタリストにありがちなタイプではなく、いい感じに脱力できたデヴィッドTウォーカーよろしくなプレイをしていただきました。
原曲を鬼リピして研究しまくったシホさんのヴォーカル
今回のシホさんのヴォーカルは一発録音です、音程補正もしておりません。
歌い上げるのではなく、引いて引いたヴォーカルでこの曲の切なさが巧く表現できたなぁと手前味噌ながら思います。
J-R&Bによくある英語っぽい発音は、本来シホさんの好みではないそうですが、出し過ぎず適度な塩梅に入れている感じがハマってます。
MVは江ノ島で撮影
江ノ島で撮影しようとロケに出かけたのではなく、あくまで花火を見に行ったのですが、音源も完成していないながらいつかは制作すべきMVのために素材を撮影しまくりました。
今回も全てiPhoneでの撮影です。
ではぜひご覧ください。
今日の一曲です。 coda-nous-qui /9月の想い(2022)