琥珀色の朝、上海蟹の朝【くるり】
中古で恐ろしい値段になっていた
くるり「琥珀色の朝、上海蟹の朝 7インチアナログ」
この度アナログの日「11月3日に再発🙌」
アナログカッティングの名匠、小鐵徹によるカッティングが施される。
しかし、0ひとつ減っても2,200円です。
もう1曲入っていても【1曲1,100円】です
高いと思うか、安いと思うか?!
もうキリがないんですよねー、アナログ沼にはまると。7inchは音が良い(2曲しかないからね)
noteを1番始めに書いた時に
この曲を聞きながら書いていたのですが、
なかなかに思い入れの深い1曲なのです。
私はくるりがデビューした頃の
ギターをかき鳴らずロックンロールサウンドで歌う
「東京の街に出てきました~♪」という
オルタナティブロックなくるりが好きでした。
…周りで聞いてる人はいなかったけれど。
そこからどんどん、あっちへこっちへ。
クラシックへ、その後音頭(?)へ
と音楽性がくるくる変わる
くるり について行けず、
全く聞かない空白期間がありました。
しかしながらある日、
上海蟹~をYouTubeにオススメされ
「ああ、Qururiって、昔いたオルタナティブロックバンドと同名じゃん…」
まさか同じバンドとは!
トランペットの女子がおるし!
フライングV をもったギターとでっかいアメリ人がいたバンドが
スーツ着てトランペットを交えて
ラップしてる…
私がいない間になにがあったの?!
と思いつつ、すぐにいない間のものを買い漁り、リセール待ちでライヴに滑り込み、
京都まで主宰イベントに行きと、
後追い?いや、隙間追い?をしておりました。
特にこの上海蟹~は当時ラップバトルの番組‛フリースタイルダンジョン’にはまっていて
そこに出てくる-MC漢-にラップをインスパイアされたとのことで、
「もういいよ、そういうの…」
の言い方がまさに、それっぽい。
歌詞に関しては【シティ・ポップ】への
皮肉が混じっています。街とはシティのこと。
皮肉なことに、シティ・ポップムーブメントがあったから、再発された気がしますけど…
この街はとうに終わりが見えるけど
僕は君の見方だ
また、PVの世界観(アニメ)なのですが、
ディストピアからの脱出的物語展開になっていて、なかなかにいろんな側面から楽しめる1曲なのです。
特に、もう心からまいったのは
小籠包じゃ足りない
思い出ひとつじゃ
やりきれないだろう
という歌詞ですね。
‛もう1度会いたい’等、単純な言葉になりがちな【miss you】な気持ちを
【小籠包じゃ足りない】にするセンス。
くるりはいろんなものを飲み込んで、
くるり にして吐き出しちゃうんだなぁ…
と、隙間追いをして、リアルタイムで大好きだった「How To Go」の
Tシャツ(ネコのイラスト)を着て歩いていると
子連れの女性が、子どもに「あ、ネコちゃんだねー」と言いながら
「猫…ん?ハウトゥゴウ?くるり?
な、懐かしい!!アンテナ!(←アルバム名)」
と街で言われました。
ごりごりオルタナティブだった頃、
きっとバンギャだったんだなぁ、ママさん🤔
くるり【How To Go】
初期の頃のオルタナティブロックの感じ、
やっぱりこれいいなぁ。
‛昨日の今日からは一味二味違うんだぜ!’
収録されているアンテナは、アナログ一発録り。
アンテナのアナログほしいなぁ…
書いてるうちに欲しいアナログが増えてしまいました(沼)
今宵の担当:シホ
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