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高円寺やじきた2号店のコダヌキ

すっかりご無沙汰しておりましたnoriの方です。
我らのシティポップ・ユニット、コダヌキが1月28日(土)に高円寺のやじきた2号店にて開催されたシティポップのイベントに参加させていただきましたので、レポートさせて頂きます。

タイトルはジャズ、特にブルーノート盤にありがちなライブ盤のタイトル(「カフェボヘミアのジャズ・メッセージャーズ」とか)を模しました。

今回のイベントはギター、キーボードなどマルチに楽器もこなすシンガソングライターにしてDAWの使い手、ホリーさんこと、ほりともひろさんのプロデュースするシティポップの集いです。

昨年、三鷹の「おんがくのじかん」で行われた、PCを使ったホリーさんのソロライヴを見にいったのがきっかけで、逆にホリーさんが我々の10月のライヴを見にきてくださり、今回のイベントを構想されたそうです。

出演はホリーさんのソロ、コダヌキに加え、弾き語りの女性シンガー、ちべちゃんと藤井浩美さんの2名が参加されました。

今回我々はギタリストに”おっくん”こと奥田悠哉氏を迎えた3人体制で臨みました。

期待の若手ギタリスト、おっくんこと奥田悠哉

おっくんはそもそも近所のジャズ喫茶の常連として知り合いました。
ラグタイムの主催するバドミントン部のメンバーでもあり、その打ち上げの飲み会でギタリストであることが判明、ギタリストを探していた「9月の想い」のレコーディングに参加していただいたのがコダヌキとの出会いです。

おっくんが参加した「9月の想い」

20代という若さながらデイヴィッド・T・ウォーカーや松木恒秀を彷彿とさせるクリーントーンを中心とした渋いプレイに圧倒されました。今回のライヴはサポートというより、是非全面参加して頂こうということになり、おっくんにもご快諾いただきました。

今回もDAWで制作したトラック+歌と楽器演奏というスタイルながら、前回と異なる点は2トラックにまとめた音源を再生するのではなく、MaC Bookを会場に持ち込み、Logic Pro Xを会場で自走させました。もちろん万一に備え、2トラックにした音源を収録したCDとiPhoneをバックアップに持参しました。結果何の問題も起こりませんでしたが、Logic Pro Xよりダイレクトに音源再生したので音が良かったような気がします。

シホさん、カッティングで弾き語り!

赤いテレキャスを弾くシホさん

コダヌキのライヴはシホさんの「行ってみようか!」(出典 竹内まりや「Souvenir」の「プラスティック・ラヴ」のイントロ前より)の掛け声から、
I Love You Orchestra Swing Styleの「Night Distance」でスタート!
シホさんはこの曲で4年ぶり(?)にギターを人前で披露しました。

YAMAHAのストラトキャスター・タイプ、ワインレッド・サンバーストのギターを所有しているのですが、荷物が多いのでホリーさんのギター、赤いテレキャスをお借りしました。

ホリーさんをして「ワタシよりシホさんの方が似合っている」と言わしめました!

2曲目はおっくんとの出会いのきっかけとなったbirdの「9月の想い」でした。
おっくんは大学時代からこの曲を演奏しており、そもそもこの曲が好きだったそうです。ここでもおっくんのプレイが光ります。

渋いプレイが光ります!

3曲目はEGO WRAPPIN'の初期の名曲、「A Love Song」です。ここでは生演奏だけで一曲やろうかということで、ヴォーカル、ギター、サックスのみでやろうと思ったのですが、パーカッションのループがあった方がやりやすいだろう、ということでLogic Pro Xのありもののループをちょっとエディットして使いました。

大体、生演奏?

4曲目は主催者のホリーさんをゲストにお迎えして、Indigo la Endの「夏夜のマジック」

シホさん、ホリーさんのデュエット

この曲は川谷絵音のゲスの極み乙女じゃない方のバンドの名曲で、ホリーさんもYouTubeでカバーしていました。寒い季節に「夏夜」の歌でしたが、センティメンタルな曲想が会場にフィットしたように思います。

ラストはシホさん渾身のオリジナル曲、仮タイトル「Fake The Melody Line, My Precious One」(作詞 作曲 松岡シホ)です。

ラストはシホさんのオリジナル

10数年前に作ったデモをベースにメロディを何パターンも推敲し、ネリにねった力作だと思います。6/8拍子のミディアム・バラッドで、ワタシ的にはバート・バカラック的な感じかと思いましたが、おっくんからはノーラ・ジョーンズっぽいとのご感想を頂きました。

メンバーのオリジナルという手前味噌ながら名曲ではないかな、と自負しております!シホさんもエモーショナルな歌唱も合間ってとてもドラマティックな一曲になりました。

コダヌキのステージはここまでなのですが、主催にしてメインアクトのホリーさんの出番にも参加しました。

ホリーさんとシホさんのデュエット
ワタシもフルートで参加

曲はshowmoreの「now」です。アッパーなクラブサウンドとラテンの華やかなリズムが交錯するキラーチューンで会場はヒートアップしました。

こちらのイベントの模様をダイジェストにまとめましたので、ぜひご覧ください。

もしかしたら第2弾があるか?

coda-nous-qui

松岡シホ(Vocal / Guitar)
田中範明 (Keyboard / Tenor Saxophone)
奥田悠哉 (Guitar)
Guest : ほりともひろ (Vocal)

nori

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