富士吉田市で聴くフジファブリックは格別な件
上野原を過ぎる頃には中央フリーウェイの渋滞も解消し、フジファブリックの「赤黄色の金木犀」がカーステから爆音で流れだすと、富士吉田へと向かう車内のテンションはマックスになるのだった。
なんてね…エセ小説風に始まりましたが、今宵の担当はnoriです、今日は河口湖近くに宿泊しております。
河口湖近くにコロナ以前は定期的に利用していた宿泊施設があるのですが、久しぶりに利用しています。富士吉田市はすぐ近くだったのですが、フジファブリックにハマってから初めての来訪だったので本日は聖地廻り。
写真は志村正彦が行きつけだったという喫茶店、M-2、今日はお休みでした。
この町で生まれ育ち、あの世界観を歌詞に曲に綴っていたかと思うと感慨深いですね。
↑ 前述の、喫茶店がある商店街。
↑ 月江寺の池、「アヒル等、放流しない」との注意書きが。
↑ こちらも味のある喫茶店、その名も「富士」
実はフジファブリックゆかりのこの地で、coda-nous-quiのミージックビデオを撮影してます、シホさん頑張りました。
宿へ向かう夕暮れの車中では「若者のすべて」をもちろんヘビロテ。
今日の一曲
フジファブリック/茜色の夕日(2008/富士五湖文化センター)
現在のフジファブリックに富士吉田市出身者はいませんが、メンバー全員が富士吉田氏出身者だった最初期の作品。メジャーデビューを目指していた志村正彦はこの曲で勝負したいと考えていたそうです。
こちらは逝去の一年前の2008年、富士五湖文化センター(現ふじさんホール)でのライブ。志村の念願だった地元凱旋の演奏です。
曲前のMCで、この凱旋ライブへの思いやミュージシャンとしての葛藤を長めに語り、曲中でも様々な想いが溢れまくっていて、いつ観ても泣けます。
今宵の担当: nori