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なぜ日本では伝わらないのか?
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爺の周囲(といっても地理的な周囲ではなく、離れているけれどネットで近況を知ることができる範囲)では、ここ1年ほどで多くの人が入退院を繰り返している。
その多くは内蔵系の疾患(急性胃腸炎、十二指腸潰瘍、大腸憩室炎、急性虫垂炎、etc)だが、入院まで行かなくても、帯状疱疹だの目眩だのひどい蕁麻疹だのといった症状を訴えている。
ああ、アレのせいだろうなあと思いながら見ているが、その誰一人がアレを打つことをやめない。4回目だ5回目だと報告している。
なんかもう、こっちも目眩がしてくる。
荒川央博士(免疫学・分子生物学)のブログは全部読んでいるので、購入することはないかなと思いつつ、
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をKindle版で購入した。
専門用語がバンバン出てくるので、多くの人たちには敬遠されるのかもしれないが、彼が「なぜ伝わらないのか?」と苦悩してきた姿が分かるだけでも、一種の救いになる。ちゃんとした医者や研究者がいるのだと確認できる護符とでもいうか……。
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アレの正体についてはすでにはっきりと分かっていて、もはや議論するような段階ではない。
3年前とはまったく違う状況なのだ。
様々な疾患を引き起こされ、時間をかけてじわじわと死んでいく。その機序についても多くの医師や研究者が説明している。
荒川博士はものすごく真面目で律儀な人なので、正確を期そうとするあまりにこみ入った説明になりがちだが、一部を拾ってみると、
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↑ざっとこういうことなのだ。
アレを打った直後に死ぬケースの多くはアナフィラキシーショックで、これは食物や一般的な射薬剤などでも稀に起きる。
しかし、時間をおいて様々な病態を発症する原因はアナフィラキシーではなく、スパイクタンパクや脂質ナノ粒子、さらには断片化されて終止コドンを失った遺伝子などにある。
アレが引き起こす病理が「本質的には血栓症である」という理解をしている人は本当に少ない。
内臓疾患で入院していた人が、ようやく退院したと思ったら、ひと月も経たないうちに「5回目打ってきました」などと報告しているのを見ると、入院することになった原因がアレにあるなど、露ほども思っていないのだ。
これだけ世界中で問題にされ、医師たちが必死で訴えているのに、それらのどれも見ない、聞かない、知らないままこの3年間を過ごしてきたのだろうか? と驚きを通り越して気持ちが悪くなる。ネットに「5回目打ちましたー」と報告している人は、ネットにアクセスできないIT弱者ではない。しかし、せいぜいYahoo!ニュースくらいしか見ていないのだろう。
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テレビの報道番組はもはや最大の害毒となってしまった。
ここに来てようやくサンテレビ(兵庫県のローカル局)がまともな報道をした。
キー局は全滅。ファイザーやモデルナのCMをバンバン流している始末。
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爺はもう、これから先、人がじわじわ死んでいくことについては諦めている。手遅れだろうし、これだけ多くの人たちが声を上げているのに聞く耳を持たない人たちばかりなのだから、状況がすぐに変わることはない。
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選挙でどうのとかいう話でもない。個人がそれぞれに対応していくしかないのだが、その「個人」が本質的に変わらないということを、この3年間で嫌というほど学ばせてもらった。
原爆2発落とされて、玉音放送があって国民がみんな首を下げて聴き入り、教科書が黒塗りだらけになって、ギブミーチョコレート……ああいうレベルのことが起きてようやく少し変わる。そうした国家の掌返しにも、人々は怒りを爆発させることはなく、耐えて耐えて……。
そういう歴史を繰り返すのであれば、まだ救いがある。
しかし、今度の「リセット」はもっとずっとタチが悪いのではないかな。
情報戦、認知戦、生物化学戦による戦争だけでなく、駄目押しの最終武力戦争も起きるかもしれない。
それについても日本国民のほとんどは無知なままだ。
欧米西側諸国でも、多くの人たちが声を上げて行動を起こしているのに。
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世界はりんごを真っ二つに切るように、二つに分かれる。
ウォッカは二度と完全に目覚めることはできない。
第三世界のいくつかは、二つに割れたりんごを元通りにしようと自ら進み出るが、その望みが叶うことはない。
(「クレムナの予言」より)
この第三次世界大戦の後の世界はどんなものになるのか?
デジタル機器に完全コントロールされる統一世界なのか、それとも『風の谷のナウシカ』のような荒廃した世界なのか……。
それを見ることができないのが、ほんの少し心残りではあるかな。
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最後はプーチンやヌーランドも登場する?
19世紀から現代人へのメッセージ
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