Photoshopはもういらない PhotoScape Xのすんばらしさ!
逆光で写真の中の主役がきれいに写らないことはよくある。露出を上げると、今度は背景が飛んでしまう。
例えばこれ↓
……という話をフェイスブックでしていたら、PhotoScape Xという無料ソフトで簡単にできますよ、と教えてくれる人がいた。
迂闊にもそのソフトのことは知らなかった。
さっそくダウンロードして試してみたら……うわぁ! これは凄い。Photoshopなんかよりずっと多機能だし使いやすいし軽い。
これが無料なの?
PhotoScape Xとは何者なのか?
で、ランチャーにさっそく割り付けようとしたのだが、プログラムの実体であるexeファイルが見当たらない。
普通は C:\ProgramFiles というフォルダに入るはずなのだが、ないのだ。
スタートメニューのプログラムから捜しだしてプロパティを表示しようとしたが、なぜかパスが出てこない。
なんだこれ?
気持ちが悪いので調べてみた。
すると、これまた知らなかったことを一つ知ることになった。
まず、このソフトは元々は「PhotoScape」というソフトで、32bit版は普通にexeファイルとして配布されていた。現バージョンはPhotoScape3.7で、これもWEBからダウンロードできる。
それがWindows10 以降の64bit版になってから「PhotoScape X」という名前になり、Microsoftストアからインストールする「Windowsアプリ」というものになった。
このWindowsアプリとはMicrosoftストアからしかインストールできず、ProgramFilesフォルダの下にある隠しフォルダ(WindowsApp)に自動的に格納される。
で、このフォルダは普通には開けなくなっていて(デフォルトでは表示さえされない)、セキュリティ設定を変更して開いてもごちゃごちゃしていてなんだか分からない。
この隠しフォルダにはしっかりexeファイルが格納されているので、普通のアプリなのだが、管理の仕方がエクスプローラからはできないということらしい。
無理矢理パスを記述しても開いてくれない。
ショートカットアイコンを作成してランチャーなどに登録するとかタスクバーにピン留めして使うしかない。
実体(プログラムファイル)の場所が隠されているというのはちょっと気持ちが悪いけれど、まあ、普通のアプリも裏で何しているか分からないし、Adobeのソフトよりはマシかな。
PhotoshopElementsは1万円を超える有料ソフトで、Adobeのソフトでは唯一といっていいくらいサブスクではない販売をしているのだが、インストールすると他のサブスクソフト同様にAdobeの監視ソフトが常駐してしまい、いろんなトラブルのもとになる。
実際、PC交換するともう再インストールさえまともにできず、ひどい目に合った。最新版を金を出してちゃんと買ったのにPCが変わっただけで使えなくなり、昔のPhotoshopElements5をまた使っていた。
そういうふざけたことを経験しなくて済むというだけでも素晴らしい。
Photoshopより多機能で使いやすい!
改めていじってみると、Photoshopよりずっと多機能だし、軽いし、インターフェイスも分かりやすい。もうPhotoshopには戻れないな。
あ~、もっと早く知りたかった。
これでまた一つAdobeとは縁が切れる。よかったよかった!
というわけで、有料部分の追加機能はほとんど使わないとは思うのだが、感謝の意味も込めてプロ版を購入した。
こんなご時世ですが、残りの人生、やれる限り何か意味のあることを残したいと思って執筆・創作活動を続けています。応援していただければこの上ない喜びです。