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唐辛子好きが、唐辛子の種類について調べてみた
私は唐辛子が好きだ。先日、韓国唐辛子というものを初めて料理で使ってみた。
"鬼辛系"の一味唐辛子に慣れているものだから、確かに唐辛子なんだけどほんのり甘みのある風味が新鮮で、気に入っていろいろ使ってみた。
「これはいい」と思ったのがそうめん。あたたかいうどんや蕎麦にはぴりりと辛めの一味唐辛子や七味がいいが、そうめんには七味や一味だと刺激が強すぎるような気がする。韓国唐辛子なら、刺激が強すぎずそうめんの繊細さを邪魔しないのでちょうどいい。
唐辛子は日本では鷹の爪と呼ばれているが、プリッキーヌとかチリペッパーとかカイエンペッパーなどいろんな呼び名がある。唐辛子好きを自認していながら、よくわかっていなかったので、よい機会なので調べて私の中の唐辛子知識を更新してみた。
唐辛子は世界中で親しまれているスパイス。なんと3000以上も種類があるそうだ。「カイエンペッパー」「チリペッパー」は唐辛子の英名で唐辛子を総称するする言葉だった。スパイスや調味料として売られているものを整理するとこんな感じ。
・チリペッパー、カイエンペッパー
唐辛子の粉。日本産の唐辛子とは限らない。
・鷹の爪
日本で栽培されている唐辛子の一種。一味唐辛子や七味唐辛子に使われる。
・プリッキーヌ
タイで栽培されている唐辛子。辛みが強い。
・韓国唐辛子
韓国で栽培されている唐辛子。甘みがあり辛さは控えめ。
・パプリカパウダー
パプリカも唐辛子の一種。辛みはない。主に料理の色づけに使われる。
・ハラペーニョ
メキシコを原産とする唐辛子。独特の香味がありそのまま料理にもつかわれる。
・ハバネロ
メキシコのユカタン半島原産の唐辛子。フルーティな香りがある一方で、強烈な辛みがある。
・ブート・ジョキア
北インドからバングラデッシュにかけて生産されている。ハバネロよりも辛い。
・トリニダード・スコーピオン
2011年に世界一辛いチリペッパーとしてギネス認定されている。辛さレベルは鷹の爪の10倍以上。
・チリパウダー
チリペッパー、カイエンペッパーだけでなく、そのほかのスパイスもブレンドされたスパイス。まれにチリパウダーのことを「チリペッパー」と表記していることもある。
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辛いものは昔から好きだった。ただ、今ほど常食?していなかったので、タイ料理やスパイスカレーなどを食べるとお腹がゆるくなることも多く、かつては「辛いもの、もっといっぱい食べたいのに!」なんて思っていた。そして「辛さに対して耐性ができたり、お腹を下さなくなったりするのだろうか?」と疑問だったのだが、現在はすっかり耐性ができて、数年前は辛いと思っていた店のカレーも難なく食べられるし、辛いものでお腹を下すことはめったになくなり、食い意地のはった願いが叶えられている次第。もはや乾燥した鷹の爪を使った料理などは「ぜんぜん辛くないんですけど?」という感じになってるので、そのほかの唐辛子も見つけたら使ってみたい。
唐辛子は夏が旬。日本の唐辛子でも、生のものが手に入ると、自分的にはちょうどいい辛さを楽しめる。暑い時期は直売所などで唐辛子が売られているので、その点がとてもうれしい。
ちょうど昨日、出張八百屋?(駅前で定期的に開かれている)で今年初青唐辛子を見つけたので、2束購入。さっそく使ってみたが、予想通りの辛さでとても美味しい。ナンプラーにつけたり酢に漬けたり醤油につけたりして調味料も作る予定。
参照 ※kindle Unlimitedで読めます