菊池病にかかって1ヶ月経ちました(体験談)
めっちゃつらかった。。。
こんにちは、たぬきっつぁんです。最近、というか今もですが菊池病というあまり聞き慣れない病気にかかってしまいました。
正式名称を「組織球性壊死性リンパ節炎」(リンクはWikipedia)と言うそうで、なかなか名前のインパクトがすごいですよね。私も初めて聞いたときはびっくりしました。
症状は首周りのリンパ節の腫れ、38度以上の発熱などが多いそうです。1972年に見つかって以来、未だに原因や特効薬が見つかっていないそうです。
今回はそんな菊池病の体験談を書いていきます。ちなみに当方は男子高校生とだけ書いときます。
最初はただの風邪だと思ってた
8月のお盆前くらいから、最初は頭痛から始まりました。よく肩こりをするタイプなので肩こりが原因だろうと思い、YouTubeでストレッチ動画を見ながらしてみるも頭痛にはあまり効果がありませんでした。(肩こりは治りましたw)
そしてお盆後あたりに熱が出てきました。最初は38度前後でしたが、だんだん上がって39度台にもなりました。喉も少しだけ痛かったと思います。
この時点では首の腫れに気づいておらず、まず内科に行きました。一応公費のコロナの検査もしてもらいました。唾液をたらたら垂らして採取するタイプの検査で、簡単でしたがちょっと恥ずかしかったですw
その後は抗生物質と解熱剤(カロナール)とトローチを貰って帰りました。このときはまだただの風邪か、コロナだったらどうしようと不安に思っていました。
あれ!?首が腫れてる!?
内科に行って帰った後寝ているときにふと首を触ると、首の腫れに気づきました。いつからあったのかはわかりませんが、1cmくらいの腫れがポコっと出ていて、コリコリしていてこのときは触ると痛かったです。なぜか後述する一時的に治った週以来、今は触っても痛くありません。
解熱剤を飲めばしばらくは熱が下がるんですが、効果が切れるとまた上がって39度台になるを繰り返していたので、3日後にまた同じ内科に行きました。
内科では首の腫れを伝え、食事もあまり取れてなかったので採血と同時に点滴も打ってもらいました。
今度は別の抗生物質と解熱剤(ロキソニン)を貰って帰りました。が、抗生物質の効果はよくわからず、解熱剤もカロナールよりちょっと効き目が早いかなくらいで、効き目が切れたら熱が39度台になるを繰り返していました。
この効き目が切れて熱が39度台になるときに、猛烈な寒気に見舞われて、8月なのに冬用の毛布2枚かぶっても寒くて、熱と同じくらい寒気もつらかったです。特に夜中の3時とかに寒気で起きたときは本当につらかったです。
いざ、大きい病院へ
そしてまた3日後にまたいつもの内科に行きました。肺炎かもということで採血やCTスキャンをされましたが結果何もわからず、大きい病院の紹介状を書いてもらって、その後すぐ大きい病院に行きました。
そこでもいろいろ採血され、最初は内科で診察を受けていましたが、耳鼻科に行ってくださいと言われ(このときなぜか何時間か待たされました)、そこで言われたのが「菊池病」でした。
しかしこの時点ではあくまで「疑いがある」程度で、もしかしたら別のウイルスか細菌が原因かもということで次の週に結果を聞きに行くことになりました。
その後また内科に行き、そちらでも菊池病かもと言われました。菊池病は特効薬が無いため、対処療法で自然に治ると言われていて、普通の解熱剤(カロナール)を貰って帰りました。あと一応別のウイルスが原因だったとき用(だったはず)に抗生物質も貰いました。
なぜか治った9月の最初の1週間
この薬が良かったのかはわかりませんが、それからだんだん熱も下がってきて、週末に出かけられるくらいには復活しました。そのときにはもう平熱だったと思います。このご時世平熱じゃないと外出歩けないですもんね。
一応学校も始まっていて、その次の週は普通に学校に行きました。もうこの時点で9月になりました。一部オンライン授業もある週で、そちらも普通に受けました。(病院に行く日だけ休みました)
病院では先週の採血の結果を聞き、なにか特定のウイルスや細菌が原因というわけではないようで、血液検査の値からほぼ菊池病だろうという結果になりました。このときは普通に平熱で元気だったので診察完了ということになりました。
ぶり返す高熱と寒気
その週の日曜日の朝、また熱が出てきました(38〜39度くらい)。余っていたカロナールを飲んでなんとかしのぎましたが、次の日も下がらなかったので、またその次の日に病院に行くことにしました。
病院では何本も採血され、レントゲンを撮られ、ひたすらその結果が出るのを待っていました。結果は変わらず菊池病だろうということで、対処療法しかできないため、今回は解熱剤(ロキソニン)だけ貰って帰りました。
その後はまた8月のような高熱と寒気を繰り返し、薬を飲んでは熱が下がって効き目が切れたら上がってを繰り返していました。時々40度超えのときもあって(これは8月にはなかった)、そのときは本当につらかったです。(38度台が楽に思えるほどですw)
ステロイド薬を飲んで今に至る
次の週、解熱剤もそろそろなくなってきたのでまた病院に行きました。また採血とレントゲンを撮られ、あまり症状が良くなっていないという結果になりました。そこで新たに、ステロイド薬(プレドニン)を服用することになりました。
プレドニンを飲んでからというもの、みるみる回復して現在9/18時点では平熱で普通に食事もできるようになりました。
しかし、プレドニンには副作用が多いらしく、その一つに体の免疫力が低下するため学校にもしばらくは行かないほうが良いと病院で言われました。とはいえ、まだ若いし量も少ないため副作用自体はそこまで気にしなくても大丈夫とは言っていました。
さいごに
これからしばらくはプレドニンを少しずつ減らして飲んでいって、そのまま治ったら一番いい結果になると思うんですが、飲むのをやめてまたすぐぶり返すのが一番怖いです。
菊池病は人によっても症状に差があって、私の場合は高熱とリンパ節の腫れ、寒気、頭痛、喉の痛みがありました(喉の痛みは最初の数日間だけでその後は全然痛くなかったです)。追記:体重も3キロ減りました。
原因不明の病気なので予防の方法もないため、かかってしまったら最後まで頑張るしかありません。
この記事が誰かの役に立てば嬉しいです。最後まで見ていただきありがとうございました。
追記
発症してから3ヶ月経った現在までの状況を書きました。もしよければこちらも合わせてご覧下さい。
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