自分の声でUTAUを作ってみた~ざっくり解説~
UTAU、作りてぇな~
お久しぶりです、たぬきざかです。
先日初めてUTAUを作りました。
制作してるときめちゃくちゃハイになっていて、
寝食も惜しいと思うぐらいぶっ続けで作業してました。(自分比)
備忘録として一連の制作過程を簡単に記しておきます。
語句の意味など詳細な手順が知りたい方は
貼っている記事を見てください。
UTAU作りの0から100までお世話になりました。
①録音する
まず元になる声を録音していきます。
使用したものは
・OREMO(声を録音するアプリ)
・マイク(PC内蔵)
・ヘッドフォン(ガイド音声がマイクに拾われないようにするため)
・自分の喉
です。
今回はOREMOにデフォルトで入っている
「reclist-renzoku-NHP」という音声リスト(1個5文字の連続音)
で録音しました。
連続音は単独音より手間がかかります。
↑↓キーで他の音を選択できます。
キーボードのrで録音開始、5で録音したものを再生できます。
録音にはこちらの記事を参考にしました↓
OREMOのダウンロードページの下の方にも動画付き解説があったので、
確認しながらやりました。
水分補給しつつ
5文字×約250個のひらがなを2時間かけて録音しました。
強い喉が欲しいです。
録音が終わったらoto.iniを生成して完了!
OREMOの中のresultフォルダに格納されています。
②原音設定をする
先ほど録音した声を一文字ずつ割っていく作業です。
この作業が一番時間がかかりましたが、
歌わせるための作業はこの工程で9割9分終わりです。
「setParam」というアプリを使用しました。
説明を見ただけだときつそうだなと思っていましたが、
やってみると意外と楽しくできました。
こういう作業は向いているのかもしれません。正確さはともかく合計10時間で終わりました。
こちらのサイトを参考にさせていただきました↓
全て分けられたら諸々をUTAUの名前のフォルダにひとつにします!
③UTAUで歌わせる
さて、ここまできたらもう歌えます!!!
素晴らしいですね。先人たちの叡智に感謝が止まりません。
ここでついに「UTAU」を使います。
ひとつにまとめたフォルダをUTAUの中のvoiceフォルダに入れます。
UTAUを開いてプロジェクトからプロジェクトのプロパティを選びます。
デフォルトをプルダウンして名前があれば完了です!
さて、歌ってもらうにはustというものが必要。
今回歌ってもらうのはMIMIさんの「いっせーのーで」という曲。
調べてヤマダ。さんからダウンロードさせていただきました。
歌ってほしい曲のustがなければ自分で作るそうですが、
今回は割愛します。
ダウンロードしたustを開いて、まずプロパティで声を変えます。
次に、ustが単独音用であればプラグインを使って連続音用にします。
全選択して上の再生ボタンを押したらあら不思議!
歌ってくれました!!!もう感動ものです。
キーは編集で変えることができて、
-12で1オクターブ下のキーになります。
良いと思ったらプロジェクトの
.wavファイルを生成で音源が保存されます!やったね!
今回はとりあえずひとつ作品を作ることを決めていたので、
熱が冷めないうちにと思い声の加工はしませんでした。
④音源と音源を合わせる
歌ってもらった音源とオフボーカルをPremiere Pro で合わせました。
オフボーカルはピアプロからダウンロードさせていただきました。
声と伴奏がかっちり合った時は感激です。
MP3で書き出ししました。
⑤動画を作る
以前に曲パロイラストを描いていたので
イラスト制作の工程は省けました。
後はMVをつけるだけ!
After Effects を勉強し始めたので
テキストアニメーションの練習がてら作りました。
作ったものがこちら。
めちゃくちゃ楽しみながら作りました。
1番のお気に入りは間奏~ラスサビです。
せっかくLive2Dも学んでいるので
イラストを動かしちゃおう!
と思いCLIP STUDIO PAINTで1枚絵からパーツ分けをして動かしました。
疾走感、浮遊感が出せていたら嬉しいです。
まとめ(感想)
自分の声が元になっているのですが、
そのままではないので
自分のような自分でないような新しい存在ができました。
名前は
狸坂無限大(たぬきざか むげんだい)!
無限大の記号∞が好きなのでつけました。
今後は新しい曲を歌ってもらったり、
狸坂無限大とたぬきざかでデュエットとかしたりしたいですね。
また、創作キャラクターのUTAUを作ってみたいな~とか思っています!
ここまで読んでくださりありがとうございます!
それでは!