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GA4機械学習の利用条件、満たしてる?

2020年10月から従来のGoogleアナリティクス(UA)からGoogleアナリティクス4プロパティ(GA4)へアップデートされました。

GA4の新機能のひとつ「予測指標」は、機械学習によってユーザーが起こすと思われる行動を予測できるようになっています。

なんだか楽しそうですね。
ですが、GA4を入れていれば誰もが予測機能を使えるわけではないようです。

ちょっと細かいですが、具体的な予測指標と前提条件をご紹介します。

予測指標

◆購入の可能性
過去 28 日間に操作を行ったユーザーによって、今後 7 日間以内に特定のコンバージョン イベントが記録される可能性

◆離脱の可能性
過去 7 日以内にアプリやサイトで操作を行ったユーザーが、今後 7 日以内に離脱する可能性

◆収益予測
過去 28 日間に操作を行ったユーザーが今後 28 日間に達成する購入型コンバージョンによって得られる総収益の予測

※現時点では、「購入の可能性」指標と「収益予測」指標でサポートされているのは purchase / ecommerce_purchase および in_app_purchase のイベントのみ




予測指標を利用するには以下の前提条件を満たしている必要があります。


予測指標利用の前提条件

◆購入ユーザーまたは離脱ユーザーのポジティブ サンプルとネガティブ サンプルの最小数。関連する予測条件をトリガーしたリピーターが過去 28 日の間の 7 日間で 1,000 人以上、トリガーしていないユーザーが 1,000 人以上必要

◆モデルの品質が一定期間維持されていること

◆購入の可能性と離脱の可能性の両方を対象とするには、プロパティは purchase(収集が推奨されるイベント)と in_app_purchase(自動的に収集されるイベント)の少なくともどちらか一方を送信する必要がある

※purchase イベントを収集する場合、そのイベントの value と currency(通貨) パラメータも収集する必要があります。
対象となる各モデルの予測指標は、アクティブ ユーザーごとに 1 日に 1 回生成されます。プロパティのモデルの品質が最小しきい値を下回った場合、対応する予測の更新が自動的に停止され、アナリティクスで予測が利用できなくなる場合があります。

オーディエンス作成ツールのオーディエンス テンプレートの候補内にある [予測可能] セクションで、各予測の要件ステータスを確認できます。


まとめ

予測指標を利用するためには、少なくとも7日間で1000人以上コンバージョンする必要がありそうです。
予測指標を活用するよりも前にコンバージョンに至るまでの改善、流入増の施策が必要かもしれません。

Googleサポート「予測指標について」>>

記事一覧はこちら>>


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