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Googleアナリティクス利用者が2022年4月施行 改正個人情報保護法に向けて今やること

最終更新日:2022年3月12日
Googleアナリティクス(GA)の次世代バージョン、Googleアナリティクス4プロパティ(通称GA4)が2020年10月14日から正式にリリースされました。

「今のところGAが今まで通り使えているから・・・」
「GA4を導入したら今までのデータが消えるのではないか・・・」

とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、GA4への完全移行が始まる前、今だからこそGA4の導入をおすすめします。

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関連記事:【2022年4月施行 改正個人情報保護法】Cookie管理バナーは必要?簡単Yes/No診断 


2022年4月改正個人情報保護法施行へ向けて

EUでは2018年5月からGDPR(一般データ保護規則)が施行され、Cookie(クッキー:ブラウザに保存される閲覧履歴や購入履歴等の情報)も個人情報という扱いになりました。

その流れにのって日本でも2022年4月から施行される改正個人情報保護法によりCookieの利用に対して規制が厳しくなります。

今回の改正で、日本ではCookieは個人情報ではなく「個人関連情報」という位置づけになりました。個人情報ではないので、同意なくCookieを取得できるということになります。
※厳密には、欧州からのアクセスを拒否していない限りはGDPR対応(Cookie取得に同意した場合にのみCookieを取得する=”Cookieバナー”、”Cookieポップアップ”)が必要

ですが今後、さらにCookieに対する規制は厳しくなっていく流れにあります。
従来のGoogleアナリティクスはCookieを利用して計測していましたが、GA4はCookieを利用せずに依存せずにユーザー単位の計測が可能になっています。

【!】GA4はCookieを全く利用しない、というわけではありません。
GA4では以下の目的でファーストパーティ Cookie を使用します。
 ・ユニーク ユーザーを区別する
 ・ユーザーのセッションを区別する
(gtag.js および analytics.js では、Cookie を設定しなくても Google アナリティクスにデータを送信することができます。)

詳しくはGoogleディベロッパーズサイト  gtag.js(Google アナリティクス 4) - Cookie の使用 をご参照ください。


”可能な限り早く”導入をおすすめする理由

GA4を導入するためにはGA4のプロパティを追加する必要があります。そこではじめてGA4用のデータ集積が開始されます。

GA4は機械学習が導入されていますが、その精度を向上させるためにはより多くのデータが必要です。

現段階では従来のGAとGA4の併用が可能です。
可能な限り早くGA4を導入し、レポートを確認・分析するのは従来のGAを使いながらGA4への完全移行に備えましょう。


GA4導入方法

従来のGAからGA4を導入する場合の手順です。

設定のプロパティ列「GA4設定アシスタント」をクリックし、画面の指示に従って設定をします。

図1


※サイトに設置されているタグがGTM(Googleタグマネージャー)の場合はGTM側にも設定が必要です。

※デフォルトではデータ保持期間が「2か月」となっているので、「データ設定」>「データ保持」の順で「14か月」に変更しておきましょう。

※<!-- Google Analytics -->(analytics.js と呼ばれるタグ)がサイトに設置されている場合はタグの差し替えが必要です。サイトを管理している担当者、制作会社にタグの差し替えを依頼しましょう。

記事一覧はこちら>>

GA4について詳しく知りたい方はこちらもおすすめです。

関連記事




参考文献

ITmedia ビジネスオンライン https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2203/03/news009.html

アンダーワークス https://www.underworks.co.jp/dmj/2021/12/15/seminar-cookie/

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