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歌舞伎町のイタリアン

きっかけはコスプレ関係で知り合った友人からであった。
自分がやさぐれてる時心配してくれDMを送ってくれた。

その友達は歌舞伎町のイタリアンバルで働いてるとの事を知り、久しぶりに会ってみようかなという気持ちもあったので訪れる事にした。
約2年ぶりの再会となる。

歌舞伎町と言うとディープなイメージを持たれてしまうが花道通りの西武新宿線の近くだ。西武新宿線北口から出れば徒歩5分で行ける。

店の入り口はオシャレで店内の様子も伺える、覗くと友達がカウンター内にいて自分に気付いた。

お店に入ると友達が歓迎してくれた、自分はカウンター席に座りメニューを見る。店内はカウンター席とテーブル席があり、グループでもソロでも安心。

まずはドリンク・・・だがバル(酒場)と書かれてるだけあって基本はお酒しかない。酒は飲めなく無いのだが幾分弱すぎるのだ。

その事を友達に伝えたらなんと薄めのカクテルを作ってくれた。こういう気遣いしてくれるのがとても嬉しい。

料理メニューに目を通す、様々なアペタイザーやパスタにピザに・・・イタリアンなラインナップ。イタリアンは凄い好きなのでどれを頼むかかなり悩んでしまう、しかしふと後ろを見ると気になるメニューがふたつあった。

「トニオさんの娼婦風スパゲティ」
「カリオストロの城のミートボールスパゲティ」

アニメ再現飯!

まず紹介したいのが「娼婦風スパゲティ」

ジョジョの奇妙な冒険33巻「イタリア料理を食べに行こう!」より
なお、本作はグルメ漫画とかではない。

なんと心踊らされるメニューが!しかもジョジョ好きな自分にとっては娼婦風スパゲティが食べれるなんて夢のようである。

さて、分からない人に解説すると
ジョジョの奇妙な冒険と言われるジャンプ作品に出てくるオリジナル料理。
第4部「ダイヤモンドは砕けない」のトニオ・トラサルディーというイタリア料理人キャラが主人公達に出した料理である。

変な落書き多くてすいません。

トマトソースベースにニンニクが効いたスパゲティ。
本編にも書かれているがニンニクを使ったスパゲティには粉チーズを書けないのだがこちらは例外としてかける。

これがまた最高に美味い、原作では要約すると「忙しすぎて適当に作ったら美味かった」と書かれているが適当とは思えない美味さ。

トマトソースの美味さにニンニクの香りのおかげでどんどん箸(この場合フォークが?)が進む。時々オリーブを口の中に入れるとオリーブの旨味が食欲を加速させてくれるスイッチが入る。
提供時、粉チーズとタバスコも渡されたので二つを途中でトッピングし、味変をする。辛味を強く、そしてチーズの旨味がまた食欲をドンドンドンドン加速する。

止まれない、美味すぎる。ここまで次から次へと口へ運びたくなるスパゲティに感動を覚える。

好きな作品に出てくるメシを食えるって本当にオタクとしては何よりのご馳走、どんな高級ディナーより価値の高い”逸品”である。

さて、お次は「カリオストロの城のミートボールスパゲティ」

多分誰もが印象に残っている食事シーン

ルパン三世カリオストロの城で次元とルパンがこのスパゲティ取り合って食べるシーンは誰もが覚えて、地上波で放映される度にSNSで「食べたい 食べてみたい」等の声がよく上がります。

そのミートボール入りスパゲティが食べられるのだ。

綺麗に並ぶミートボール

実際見てみるとボリューム感が凄い。
自分は大食いだから自信はあるのだが、この量は思わず固唾を飲みこむ。いざ、実食をする。

味は皆が大好きミートソースの味、大人から子供まで大好きなひき肉とトマトをじっくり煮込んだ旨味たっぷりの味。そこに乗っかているミートボールはとても柔らかく、味もしつこくない。スパゲティの存在を邪魔しないようにそこへ鎮座している。

麺を食べては、ミートボール。麵を食べては、ミートボール・・・を繰り返す。飽きが来ないのでこちらもどんどん箸・・・フォークが進んでしまう。

ボリュームが良かったので大満足を得られた。満腹を得たい時はこちらが良いだろう。

他にも様々なメニューがあるので歌舞伎町で食事をお考えの方は是非このお店に訪れてもらいたい。

新宿バル ダイニングイッツ
〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町2丁目45−2
電話:050-5262-8944
Twitter:@bardinningits


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