女性の権利運動は専業主婦になりたい人には都合が悪い
女性の権利が実現するまで結婚や出産を拒絶しようとする運動を4B運動という。
こうした問題を見るたびに女性差別問題には構造的な困難があるように思える。
社会で集団の権利を求めるには頭数が必要なので、男性・女性という二元論で問題解決を図るしかない。人口の半分が女性だからこそ女性の権利が向上したのであって「不当に男性に虐げられている女性」だけで反対運動をしても規模が大きくならない。しかし集団が大きくなればなるほど異なる利害関係を持っている人間が生まれてしまう。
女性問題の解決