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マスターマガジン

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全ての記事が入った月額1,000円のマスタープランで無料になるマガジンです。noteの制限上、50,000円に設定していますが単体での購入は想定していません。マスタープランに入っ…
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#女性

女性の権利運動は専業主婦になりたい人には都合が悪い

女性の権利が実現するまで結婚や出産を拒絶しようとする運動を4B運動という。 こうした問題を見るたびに女性差別問題には構造的な困難があるように思える。 社会で集団の権利を求めるには頭数が必要なので、男性・女性という二元論で問題解決を図るしかない。人口の半分が女性だからこそ女性の権利が向上したのであって「不当に男性に虐げられている女性」だけで反対運動をしても規模が大きくならない。しかし集団が大きくなればなるほど異なる利害関係を持っている人間が生まれてしまう。 女性問題の解決

存在自体が許されない「弱者男性」

「弱者男性」という言葉を、絶対に存在を許してはならない言葉として認識している人がいる。 弱者男性という言葉は2010年頃から現れたネットスラングで、学歴も低く薄給なのに社会的には男性というだけで強者として救済されない人間を指す言葉として使われている。 社会には激務で危険なのに薄給という明らかに誰もやりたがらない職業がいくつかある。その担い手は主に男性で、女性活躍の文脈でこの職業を出すのはタブーとされる。女性活躍とは綺麗なオフィスで知的労働をする管理職を指す。危険な工場や汚

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