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古道具をみて思うこと

たぬきのねどこat flowersは、生花で季節の移ろいを愉しむ教室です。
場所は埼玉県比企郡嵐山町。
嵐山町は里山が程よく残る、武蔵野の丘陵地です。そんな地で花教室を開いて18年目。


教室の様子やお知らせはインスタグラムで発信しています。
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どうぞ宜しくお願いします。



このブログをはじめたのは、花の仕事で気がついたコト。失敗や悔しかったこと、辞めたくなった時のこと。この苦い体験は、誰かのお役に立てられたらうれしいと思い書いています。それに合わせて、花教室のたぬきのねどこat flowersは、何を考えてどこに向かって行くのかも合わせてお伝えしています。



たぬきのねどこat flowersは花の教室です。

教室のある建物は、わたしが生まれ育った家を使っています。

築50年ほどの古民家。
柱や建具は飴色で、サザエさんの家のような雰囲気。
柱を磨けば磨くほど光ってくれるのがうれしい。
だけど歩くと床が鳴ったり、ドアの蝶番が傷んだりするのが困りどころ。

この昭和の家のインテリアは古道具で選ぶようにしています。
時が経った家には古道具がスッと馴染むのです。

たぬきのねどこの教室

古道具屋さんやアンティークのマルシェ、蚤の市をのぞくのがとても楽しみ。
古今東西の雑貨や家具。
これはなんだろうという様な部品まであって面白い。

お気に入りが見つかった時は、ガッツポーズ。
お値段がおサイフの中と合わなくて、泣くことも多いけど…

10年前までは全くアンティークや古道具に興味は無かったのです。

アンティークのマルシェをのぞいた帰り道、どうして古道具に惹かれるのだろうとぼんやり考えていました。

ふと思ったのが
「次へ送る輪の中に入れる」
ということ。

誰かが暮らしの中で使った道具を、次の誰かがまた暮らし中で愉しむ。
その道具が持つ歴史の輪のような鎖のような中に入れたうれしさ。

椅子のキズをみて、どうしてこのキズがついたんだろうと想像するワクワク。

リサイクルとはちょっと違う感覚です。
古道具は生活の道具として必要じゃないけど、あると心がうれしいもの。

年をとって分かったことなのかも。

若い頃は花には興味が無かったけど、年をとってから花が大好きになったという生徒さんも多いです。
もしかして、植物の種から枯れるまでのサイクル、輪のようなものに惹かれるのかもしれません。

古くなる、年を重ねるは、マイナスなイメージを持たれることも多い言葉。
時間を重ねたらこそ分かる、暮らしの愉しみも見つけられると思います。


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