花市場のことー板橋市場編
たぬきのねどこat flowersは東京都の板橋市場を使って仕入れをしています。
埼玉の秩父にほど近い丘陵地から片道50キロかけて通っています。
なぜ、そんな遠い所までと思うでしょうが、揃うお花の種類が豊富なんです。さすが大都会東京。
今回はそんな市場のお話しです。
先ずは登録しないと買えません。
板橋市場は申し込み書を書いて年会費を払って会員になります。
申し込み書は仲卸に聞くと優しく教えていただけます。
営業日は月水金が生花のセリがある「オモテ日」は「ウラ日」という呼び方。
オモテ日はセリがあるので花が豊富。この曜日に仕入れに行っています。
板橋市場は火金土が鉢がある曜日。
営業時間は朝6時から、おしまいは仲卸さんそれぞれとなっています。
花市場はセリで買う、仲卸で買う方法があります。他にもあるけど今回はこの2つをご紹介。
セリは大きなダンボールなどに50本、100本と入ってくるものをセリ落として買います。
仲卸は50本、100本の花を10本、5本などに分けて売ってくれるありがたいところです。
たぬきのねどこはもちろん仲卸。
花によっても本数が決まっています。ほとんどの花は10本ですが、カーネーションは25本、スイトピーは50本など花によって本数が決まっています。
うっかりしているとお会計の時にびっくりしちゃうから気をつけないとなんです。
うっかりで泣いたことあるたぬきのねどこ、気をつけよう。
板橋市場は花は6軒、花資材は3軒の仲卸が入っています。
1軒1軒お会計なので同じ花でもお値段違う。
あっちにあってこっちには無いなど右往左往して選ぶのです。
「ちょっと高いけど、えいっ」と買うことも。博打感覚の時もあるドキドキの楽しい仕入れ。
もう一つ市場の良いところは、花の情報交換の場でもあるところ。
「この花ってどのくらい咲いてる?」
「こんなアレンジメント作りたいけどアイディア無い?」
いろんな情報を頂ける市場に本当に助けられている。
だから用は無くても行ってしまうこともある。
今回はざっくりと市場のお話し。
また機会を見てお伝え出来ればと思います。