読書感想画 - 反応しない練習 -
どうも本を読んでも全く記憶に残りません。なにやらインプットしたらアウトプットが大事だという記事を見かけました。雑多な個人的メモや読書感想画をアウトプットする先としてnoteを利用させていただきます。
今回読んだ本は
反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」
(著:草薙龍瞬 )です。
怒り・悩み・不安などそれらは全て自分の「反応」です。ムダな反応をしないことが解決策であると著者は説いています。なぜ人は反応してしまうのか、その根本的な理由は、人間には生来の「7つの欲」があるからです。
生存欲・睡眠欲・食欲・性欲・怠惰欲・感楽欲・承認欲
特に7つ目の承認欲は人間特有のものであり、現代人の多くの怒り・悩み・不安の根本的な原因になっているように思います。(私個人的にも納得感があります)
自分でもなんであんなにイライラしてしまったんだろうというときがあります。落ち着いてその理由を掘っていくと、それは大体の場合、自分がもっと尊重されるべきだったのにという独りよがりな傲慢さからきていることに気が付きます。著者いわく、これら7つの欲そのものを否定したり、あってはいけないものとして抑制しようとはしないことが大事です。むしろ、私は承認欲があるんだと自分の欲を認めてしまい、その上で、だからあのときに急にイラっとしてしまったんだと「正しく理解すること」が、まずは「ムダな反応をしない」第一歩のようです。
著者の思いを精確に表現できているのかは定かではありませんが、自分の理解を読書感想画としてアウトプットします。(あくまでもこちらのnoteの目的は私個人がインプットしたものを忘れないためのアウトプット先なので)
一朝一夕に出来るようになるとは思いませんが、「あ、今のは反応してしまったから、反応しないようにしよう。」と、訓練あるいは習慣づけることによって段々とムダな反応をすることを減らしていければと思います。