Beat Saber(ビートセイバー) Expert+目指す人へのアドバイス
はじめに
筆者はExpert+の下層プレイヤーです。具体的にはExpert+の簡単なCamellia曲が一応クリア出来る程度のレベルです。
下から数えた方が早いような実力なので、一部誤ったことを言っている場合があります。その点をご理解の上で参考にして下さい。
身長設定や軸を調整すると調整具合でかなり難易度が変わってしまうので、基本設定は弄らない前提で書いています。
前提条件
・Expertの曲をCamellia曲とOST5の一部の曲以外ある程度クリア出来る
・週2~3で一回30分~1時間程度の練習時間が確保出来る
Expert+をとりあえずやれる程度であれば、一回30分を週2~3回くらいの練習量で十分Expert+に到達可能です。
ただ練習量が少ない場合は、出来るようになるまで数か月単位掛かることを覚悟しておいて下さい。
ビートセイバー以外は、怪我予防以外のトレーニングについては特にする必要はありません。腕立て伏せが10~20回くらいしか出来なくても、Expert+をとりあえずやるくらいなら大丈夫です。
怪我予防して長くビートセイバーを楽しむのためにも、手首の柔軟性UPと肩のインナーマッスル強化はしておくことを強くお勧めします。
プレイ中意識すべきこと
以下のことを常に意識してプレイして下さい。
『自分が難しいと感じる曲に工夫・分析しながら挑み続ける』
これを意識して実践出来ていれば、よほど身体的に不利な条件がない限りはいつかExpert+にたどり着くことが出来ます。
逆に簡単な曲や普通に出来る曲ばかりやっていたら、Expert+が出来るようになることはまずありません。
難しい曲とは、『本気を出さないと失敗する曲』もしくは『速度を落とさないと出来ない曲』が基準です。
精度方向であれば『フルコンボ出来ない曲』、『安定SS取れない曲』となります。
工夫及び分析とは、『安定しない』、『失敗する』といった原因がそもそも何を起因として起こるのか詳しく調査及び確認し対策を取ることです。
難しい曲
大まかに分類すると以下の通りになります
D:能力・理解力不足。AもしくはS評価を取れる他の曲に取り組んだ方が効率的。
C:同上
B:同上
A:理解力不足、認識のズレと能力不足の二種類に主に原因が分けられる。理解力不足なら分割法がお勧め
S:(80%前半):やや理解力不足、認識のズレがある。よくミスる部分を抽出し、問題部分を徹底的に練習する
S:(80%後半):同上+各ノーツスコアが悪い角度や切る位置を見て斬れる簡単な曲で定期的に練習すること
SS以上:フルコンボが安定して取れないなら、よくミスる箇所を徹底的に潰す。これ以上は各種分析MODを導入した方が良い。
D~Bは難しすぎるので、逆にプレイが荒っぽくなるので練習曲としてはあまりお勧めしません。(やるではなく見るメインならアリ)
ですので、A~S(80%前半)くらいが実力向上の練習曲としてはお勧めです。
慣れない内はExpert+曲は全てD~Bになってしまうと思います。
その場合はA~S取れるレベルまで速度を落として練習して下さい。
50%まで落としても出来ない曲はまだ早い曲です。
50%まで落としてもExpert+が一曲も出来ないなら、もう少しExpertで練習を積んでください。
Expertで特にOST5はExpert+要素が強いので、今のプレイヤーはそこから練習して行っても良いかもしれません。
工夫・分析
ビートセイバーの場合は、先ほど書いたように『安定しない』、『失敗する』場合において、その原因を分析するとより早く上達することが出来ます。
ビートセイバーの失敗・不安定原因は以下のパターンが多いです。
・出来ない(理解力/能力不足)
他の曲やろう
・一部パターンが理解出来ない(理解力不足/能力不足)
手を振らず目で見る訓練も大事。見てるだけなのに理解出来ないならプレイ中は絶対出来ない。そこそこ理解出来る曲から攻略する。速度落とす。
・息が上がる(体力が足りない)⇒HIITやろう。マラソンまでやる必要はないよ
・よく見えない(視力悪い)⇒素直に視力補正(メガネ入らない人は柔軟性のあるサイズの小さいチタンフレーム製メガネ買おう)
・精度・スコアが低い
100点以下…角度意識。100点以上…ノーツの真ん中を狙う。
・腕疲れる(筋持久力不足/フォームが悪い/無駄が多い)
⇒Expert+からは腕ではなく肘から先と手首メイン
・設定の問題(身長、コントローラー位置補正)
身長は実際より低め、コントローラーの軸調整する
・持ち方
実はコントローラーには色々持ち方がある
・装備
怪我予防の観点で各種サポーターが便利。こちらの動画を参考にどうぞ
失敗したり安定しない場合はとりあえず上のパターンと難易度の項目を参考に、成功するためには何が今の自分に足りていないのか、そしてどんな対策を取ればいいのか一度考えて見て下さい。
才能がある人は直感で、何となくあーこれかな。と分かるので一見『ただ練習しているだけ』でも上達することが出来ます。(無意識で正解の努力をしている)
才能がない人は、本当に何も考えていないか、方向がズレていることが多いです。
そういう人は『ただ練習しているだけ』が言葉通りただ練習しているだけになるので、一向に上達することが出来ません。
Expert+で詰まるような人は、無意識で正解に辿りつける才能が弱いです。そのため一旦立ち止まって何故失敗したのか、安定しないのかを対策が取れるレベルまで詳しく分析する必要があります。(慣れてきたら、単純な問題は立ち止まらずとも処理出来るようになります)
どんな分野でもとにかくやれば上手くなる。みたいなゴリ押し理論がありますが、それは初心者から一定レベルまでは正しいです。
ですが考えないと上達出来ないラインに達すると、無意識で考えられる人や考える癖がある人以外は、まず一生それ以上上達することは出来ません。
初心者ボーナスが適用されるのは、大抵その分野に慣れるまでです。初心者ボーナスでExpert+まで行ける人もいれば、Hard止まりの人もいます。
慣れて形やフォームが形成されたら短期間で大幅に伸ばせる要素が無くなるので、初心者ボーナスは終了です。そこから先は『意識して改善』しないと中々上達出来ません。
Expert+は、水泳で例えるなら今までの自由形では背泳ぎやクロールだけやってればよかったのに、平泳ぎやバタフライが追加されたようなものです。今までの練習で通用する部分がある一方そうでない部分もあるので、新しい取り組みをする必要があります。
言葉なら標準語だけで良かったのに、方言も覚える必要があるみたいな感じですね。
筆者も何も考えずにただやってる時期があって、その結果一年以上Expertに留まる結果となりました。
その間にExpertの曲はかなり不安定ながらも全曲クリア出来る状態になっていましたが、Expert+の曲は本当に一曲も出来ませんでした。(OST4とかが無かった時代の話です)
それくらいExpert+では求められるものが違うので、Expert+をやるにはExpert+に挑む必要があります。(今はOST5という例外がありますが、細かいところはスルーして下さい)
Expert+に到達する上での最大の問題点は『肩』
Expert+はExpertまでの曲と違い、上部(上層)のノーツ(流れてくるボックス)のパターンが大幅に増加します。野球で例えるならストライクゾーンがExpert+から急に上に広がる感じですね。
そのため腕や肘だけでなく、日常生活においてそこまで高強度に使う事がない肩の部分をかなり使うようになります。
つまり今までにない能力を求められるようになるので、従来の能力だけではExpert+に対応出来ない。ということを頭の片隅において下さい。
一部求められる能力が大きく異なるので、Expert+の曲が出来ないからといってExpertの曲ばかりやっても、一向にExpert+の曲は出来るようになりません。(※最近のDLCやOST5(オリジナルサウンドトラック5)の曲はExpert+的な要素があったりしますので一概には言えませんが)
とりあえず、Expert+の曲については
『今までの延長線上で出来る部分もあるけど、出来ない部分もある』
そんな感じの物だと理解してもらえればOKです。
ここが理解出来ていないとずっと何で出来ないんだろうなー状態になります。
肩の鍛え方
ビートセイバーをやってるだけでも出来ない事はないですが、故障リスクが付き纏います。
ダンベルもしくは、500mlペットボトルを使うことで比較的安全かつ効率よく鍛えることが出来ます。
詳しくは以下の動画を参考にして下さい。
ビートセイバーは姿勢が違うので、動画の様に片膝を付く必要性はないかと思います。
肩は不安定な部位のためフォームが安定しない初心者の内は低負荷高回数が基本です。
いきなり高重量でやると肩が壊れる可能性があるので、絶対に十数回~数十回は出来る低重量から始めて下さい。
Expert+の高難度曲を目指す場合はペットボトル程度では負荷が不十分なので、もう少し負荷を上げるか別の種目で肩を強化すると良いかと思います。最初は座ったままのアーノルドプレスや自重のみであれば、腕立て伏せがお勧めです。
フロント、サイドレイズ系は割とやり過ぎてしまえるので、慣れない内は肩を痛めやすいですし、ビートセイバーでは肩と腕に繋がる筋肉の部分も鍛えたいのであえて追い込む場合以外はお勧めしません。
参考程度に筆者は2~3kgのダンベルでやってます。肩はただでさえ不安定な上に骨格や筋肉の付き方具合で、人によっては簡単に痛めてしまうことがある部位です。
トレーニング中に鋭い痛み発生した場合は、即座にトレーニングを中止。炎症っぽい痛みがある場合は、痛みが完全に引くまで絶対安静にしてください。(炎症の場合は、筋肉痛と違い痛みがやや鋭い場合が多いです)
当然ですが、筋肉痛が起った場合も治るまで酷使は避けましょう。
何処の部位もそうですが、筋肉痛になったら治るまで休むのが基本です。一部例外もありますが、判断が難しいですしExpert+をやるくらいであればそこまでシビアになる必要はありません。
まとめ
『自分が難しいと感じる曲に工夫・分析しながら挑み続ける』
これを絶対に忘れずに意識・実践して下さい。
言葉通り『ただやるだけ』では、すぐに成長が止まります。
ややこしい、よくわからないという人は『Expert+の曲に挑み続ける』ということだけを意識すればOKです。筆者的にはDLCのLADY GAGAやFall Out Boyがお勧めです。理由は全体的に難易度が低いのと、昔の実装曲は強引な動きが多いので、慣れない内は肩を故障する可能性が高いからです。
当然そのままでは出来ないと思うので、出来る速度まで落とした上で挑戦して下さい。
ゲームなので、楽しければ正解ですが色んな曲をやりたい人はExpert+くらいの難易度になると意識的な工夫が必要です。(※特にスポーツ経験がない人)
何か悩み事があれば気軽にコメント下さい。その他もっとこうした方が良いのでは…?的なアドバイスコメントもお待ちしております。
ここにコメントしづらい人・出来ない人は、適当にニコニコ動画にUPしている最新動画にコメントして下さい。(ニコニコ動画の方が反応速度は多分悪いです)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?