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映画「アングリースクワッド」      公務員と7人の詐欺師

いやぁ、最近面白い日本映画が増えたなぁ。
大手ではないところから劇場を拡大してくるパターン。

カメラを止めるな、しかり。
侍タイムスリッパー、しかり。

楽しい楽しい。

この映画のストーリーは、真面目な税務署職員と詐欺師のお話。
お互いの利害が一致して敵をカモるためにチームを結成、
綿密な計画とトレーニングを重ねついに実行。
さて、敵は騙されるか ?
終始、ウソがばれないかハラハラドキドキする映画だ。

今回はよく知られた俳優陣がキャスティングされている。

初めて観る出演者の場合、新規のドキドキ感があるけれども、いっぽう広く知られた俳優の時はその人のもつ積み重ねたイメージがあり、新たにその変化を「楽しむ」要素も加わると思う。
上田監督作品は今回、後者もプラスされ幅広くなったと感じた。

小沢征悦
ワルい奴をやらせたら天下一。そしてどこか憎めない。
なんか最近のヒュー・グラントみたい。
襟のSDGs ピンズが光ってる。

岡田将生
嫌味なイケメン役が板についてきた。
好き !

内野聖陽
いやぁ、ホントにうまいですよね。

この作品は是非、スクリーンで観て欲しい。
顔芸だけではなく、しぐさとか小物とか、細部まで要素が詰まっているので大きな画面で楽しめると思う。
演出では役割 ( 詐欺のね ) によって変わるヘアスタイルが利いてる。
あとタイトルが途中から出てくるのも上田流でアガる。
そこからは息つく間もなくラストまで。

好きになった映画は何度でも観る反面、これから初めての人をうらやましく思ったり、まだの人に布教したりして。
これって " 推し活 " では ?
と言う事は何度でも観たくなる映画は、
推し映画と言う事では ?

みんなも推し映画しよう !




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