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北フランスで体験した地獄への入り口70km

KEIMASA CYCLEをご覧の皆さんこんにちは。
ご存じでない方はリンクを貼っておきますので是非1度ご覧ください。

4月15日から18日までのイースターの期間に北フランスのルーベ(Roubaix)という街へ行ってきました(イースターの説明はここでは省きます)
4月17日の日曜日にParis–Roubaixと言う有名なロードバイクレースがあり、その前日には一般参加で楽しむことができる『パリ–ルーベ チャレンジ(Paris–Roubaix Challenge)』というイベントがあります。
今回はそれに参加してきました。

Paris–Roubaix(パリルーベ)
1896年から開催されているパリ北東のコンペーニュからルーベまでの約260kmを走るワンデイレース(1日で走り切る)
とても歴史があり自転車ファンなら誰もが知っている有名なレース。
その実態は大小様々な石が敷き詰められた超悪路の石畳のコースを約50km以上走らされ、悪天候の際には石畳が濡れてタイヤが滑り落車による怪我やコース横の道がぬかるみ選手の判別がつかなくなる程泥だらけでパンクや機材トラブルが多発するかなり危険なレースでもある。
あまりにも危険なため『北の地獄』とも呼ばれている。

今回はイベント参加までの経緯と受付時の様子、レースの感想とその合間にドイツとフランスの一般参加のレースの違いを書きます。
今回はかなり長くなるのでお時間あればぜひ最後まで読んでください。

それと最後に今回のイベント参加にあたりとてもお世話になった人がいるのでその方も紹介します。


レースに出るまでの経緯

前述した15日から18日までの連休中にどこか遠方へ走りに行きたいねとKEIMASAと話していた際に「じゃあ16日にパリルーベの一般参加があるからそれに出ない?」と提案されました。

一般参加は『70km』『145km』『170km』の3つの部門があり私達は70kmのコースを走る事にしました。

今回このイベント参加にあたって『time to』というイベント登録サイトを使用しました。
主にフランスやドイツ、イギリスでのロードバイク、マウンテンバイク、トライアスロン、そしてランニングイベント等の登録をする事ができます。
(使用言語はフランス語と英語のみ)

価格は『参加費約45€』と『17日に行われるプロ部門のゴール前入場席10€』の合計55€でした。
日本のイベントに参加した事がないので日本とヨーロッパの違いはわかりませんが他にもイベント限定商品等も参加登録の際のオプションとしてあります。

記念ボトル
オフィシャルパートナーSantini製のオリジナルジャージ
イベントエンブレム入りのホイールカバー

残念ながら私は予算の関係で購入することはありませんでした。

KEIMASAは何を思ったのかとんでもない物を購入していました。

パヴェ(石畳)を模したレプリカトロフィー

イベントでの目玉でもある石畳を模した『石』です。

なんとプロが大会優勝トロフィーの代わりに掲げる石のレプリカを購入することができます。
「石を買うのはちょっと…それに重そうだし😰」と言うことで私は購入することはありませんでした。
レース前日の事前登録の際に現物を見ましたがソフトボールと同じくらいの大きさでそこまで重くなかったので次回参加する際には私も購入する予定です。

それとレースに参加した際に写真を撮影してくれるサービスもあります。

参加の記念としてとてもおすすめです

イベント参加にあたっての準備

レース当日は雨の可能性があるとの事だったのでそれに対応する用品を揃えました。

早急に揃えたものは2点です。

レインシューズカバー
雨の日に走る際にシューズへの水の浸水を防ぐために使用します。
今回購入(KEIMASAが私の分も購入してくれました)したものはヴェロトーゼ(veloToze)社の『トール2.0』という商品です。

ホイールカバー
輪行文化の無いヨーロッパですがホテル宿泊の際に車体を剥き出しにしているといやがられる事があると聞いたのでせめてホイールだけでも隠そうということで購入しました。
当日は車体が濡れることも考えられたので車での輸送の際に少しでも車を汚さない様にするためにも重要性は高いと判断しました。
購入したメーカーはMONTONE社のホイールカバーです。

当日は晴天だったので使うことはありませんでしたが雨の多いヨーロッパでは使用頻度も比較的多いので購入する価値はあります。
ヨーロッパでのライドを希望の方はご検討ください。

宿泊先

宿泊先に関してですが、基本的にヨーロッパは街を上げてのイベント事が近づくとホテルの価格が高騰します。
ある程度値段を抑えて、且つ会場近くに宿泊先を予約したいのであれば隣町とイベントがある街の間にホテルを取りましょう。

自転車のレースイベントの場合、当日はかなりの範囲が通行止めになります。
今後ヨーロッパでのレースやイベント事に参加する予定がある方は前もってコースの地図を入手してそのルートに触れない場所のホテルを予約しましょう。

それを踏まえて私達は宿泊場所をすぐ隣にあるフランス第4の都市であるリール近郊にする事にしました。

パリルーベのイベントに参加する場合、ホテルを予約するなら比較的安価でイベント当日に自走で行ける距離でもあるリール近郊がおすすめです。

ホテルの予約も済み「じゃあ、後は出発日に会おう」と言うことでイベントについてのやりとりが終わりました。

レース前日受付

当日はKEIMASAの車でルーベへ向かいました。
私は終始助手席に座っていました。
できる事といえば隣でひたすら話し続けることくらいでした(とてもうるさかったと思います)

イベントの受付会場があるルーベのベロドローム周辺は自転車乗りで溢れかえっていました。
受付会場はベロドロームがある運動公園内の体育館です。
前日に行けばほぼ全てのロードバイク乗り達が同じ場所へ向かっているので迷うことはないでしょう。

ベロドロームがある運動公園入り口
これが目印
奥にある白い建物が受付会場
イベントに関わるメーカーが出店している

会場にはシマノの臨時整備場もあったのでイベント参加前に車体が気になる場合はそこで整備してもらえます。

出場部門ごとに受付が分かれているので間違えることはない
参加コースの距離と何キロに石畳があり、どの場所がどのレベルのかがわかるようになっている
フレームかステムに貼る

受付と同時に今回出場するコース表のシールをもらうことができます。
粘着力が強くないのでシールを剥がす際に車体が汚れる心配もありません。
私はトップチューブ、KEIMASAはステム一体型ハンドルの中央に貼っていました。

前日、レース当日に車で来る場合の注意点

オンラインでのイベント登録の際には会場近くに準備してある駐車場券を販売していますがすぐに売り切れてしまうので当日の参加時に車で来る場合は駐車できる場所を自力で見つけなければなりません。
しかし会場から1kmほど離れた場所であればかなりの確率で見つける事ができるので「駐車する場所が見つからない」と言う心配はないでしょう。

また、駐車場券を持っていたとしても前日のゼッケン受け取りの際には駐車場はないので同じく近場を散策して見つける必要があります。
会場前の道は狭い上に交通量がかなり多いので発見はほぼ不可能です。

イベント当日

前述したように当日は1km程会場から離れた場所で駐車場を見つけます。
基本的に道の端に路駐ですが場所によっては時間経過でお金が発生する場所があるので駐車できる場所を見つけた際にはその看板があるか1度周りを確認してみてください。

レーススタート

70kmのレースは9時〜11時スタートです。
ここからは私の感想も兼ねて書いていきます。

レース前は出発待ちで長蛇の列になる

いきなりですが気になったことがありました。
ドイツのレースの場合、9時〜11時スタートと表記してあれば9時には全ての選手がスタート地点にいなければなりません。
そこから登録番号が早いAグループからスタートし10分おきにBグループ、Cグループと順に次のグループがスタートしていき11時までにはスタートに関する行事を終わらせます。
対してフランスの場合は9時〜11時スタートと表記されていた場合、その間にスタートすればいつ出発しても良いそうです。
スタート時からかなりの緩さが伝わってきます。

会場入りが遅かった事もありスタートする時には5人しかいなかった

走行を始めて早々に4人のグループが出来上がりました。
のんびりと走れると思った矢先にハプニングが起こります。
KEIMASAのボトルがケージごと外れて私の自転車めがけて飛んできました。
すぐに反応できたの当たる事はありませんでしたが距離が近ければ最悪当たっていたかもしれません。
レース開始10分でリタイアは避けられました。
実はレース前に車から自転車を下ろした時点で既にシートチューブのボトルケージが緩んでいました。
すぐに気づきネジを閉めましたがその時に『もしかしたら後々前のケージも外れるかもね』なんて思っていました。
まさか本当に飛んでくるとは思いもしませんでした。

私が先日Rose Bikesで購入したミニラチェットを渡しましたが買った本人より先にKEIMASAが使うことになるとは思いませんでした。

取り付けをしている最中にも後から出発した自転車乗り達にどんどん抜かされていきます。
5分ほどしてようやく取り付けが完了したので一気に2人手追い上げることにしました。

普段はKEIMASAの後ろにビッタリの私ですがこの日だけは度々前に出ます。
しばらくしたら集団が見えたので後ろについて休もうとしましたがKEIMASAがあっという間に追い抜きます。
置いて行かれてはいけないので私もすぐに着いていく羽目になりました。
この後このやりとりを何度も繰り返すことになるとは思いませんでした。

レースで走っていると多くの特徴的なロード乗りと遭遇します。
その中でも特にインパクトが強かった人がいました。
その人は走行時に上半身が全くブレず機械の様に正確に走り続けているので『ロボコップみたいな人だなー』なんて思いながら後ろを走っていました。
後々知りますが、この人はロンドンから来ていてなんとZwiftで働いているそうです。
とんでもない人と遭遇しました。
その後、このお兄さんとは★5の場所まで一緒に走りました。

Zwift
ゲーム形式で楽しむことができるバーチャルトレーニングアプリ。
仮想空間で世界中の人達とトレーニングしたり競争することができる。
これぞフランスレースと言う景色

37km地点で休憩ベースにて休憩を挟んだ後、いざ地獄の入り口へ。

セクター毎に石畳の強度がどれくらいなのかがゲート隅の★の数でわかるように表記されている

人生で初めてのパリルーベでの石畳です。
さぁどんなもんかと意気揚々と石畳へ侵入した直後に後悔することになります。

最初の★2つ石畳の時点から今までに体験した事の無い衝撃が車体に伝わります。
例えるなら地面からひたすら両手持ちのハンマーで打ち上げられ続けているような感覚です。

後述しますが、レースのアドバイスをくれた方が言うには石畳には『規則的だけど長年の摩擦でツルツルになった蒲鉾(かまぼこ)の様に突き上げられた石畳』と『不規則な凹凸で1度横に逃げたらもう中央には戻って来れないくらい突き上げられた石畳』があるそうです。
ちなみに普段私達が「これはパリルーベのようだ」と言っていた石畳は舗装路扱いです。
1発目の石畳は後者の方でした。

初めての石畳の感想ですが

不規則な石畳により車体が地震でも起きているかのように揺れます。
それに連動してお尻が打撲するくらい跳ねます。
身体がとんでもないくらい上下するので吹っ飛ばされないように全力でハンドルを握るため母指球が豪快に擦れて皮が剥けます。
手に気をとらて意識がそれどころじゃなくなる頭部は視界が定まらなくなるくらい頭が揺れます。

もう訳がわかりません。

KEIMASA CYCLEの動画では確認できませんでしたが1発目の石畳に入った際には「頭おかしくなるわー!」と叫んでいました。
既に頭がおかしいから問題ないと言う意見はメンタルが豆腐の私にはダメージがでかいのでここでは言わないでください。

横の道を走ったほうが楽だとは聞いたことがありますがせっかく参加なので中央を走りました。
後々気が付きますが石畳のコースによっては中央を走った方が圧倒的に楽でした。

更にこの日は晴天だったので走行に集中できる環境でしたが雨天時はとんでもない目に遭うそうです。

まず横の茂みがぬかるみコースのサイドに逃げられません。
逃げた場合はもれなく泥だらけになります
(プロレースでよく見る光景ですね)
そもそも中央が濡れて滑るため横に逃げるにはかなりの覚悟が必要です
(タイヤが滑って落車したのち、もれなく頭を強打します)
走る前に既に聞いていたのですが70kmの最初の石畳コース横にはなんと肥溜めがあるそうです。
それが雨と同時に迫り上がってきて泥ではない何かになるそうです。
その被害を受けないためにも悪天候時は覚悟を決めて一気に真ん中を走ります。
しかしホビーレースの場合は必ず自分より遅い人が現れます。
その人の走力に合わせると落車の危険性が一気に高まるため結局は泥だらけになる方を選ばされ散々な目に遭います。

これがパリルーベの地獄の正体です。

一見すると楽しそうだが走っている当人たちはそれどころじゃない


走っている最中に横を見るとパンク修理をしている人を何人も見かけました。
幸いな事に今回のレースにて1度もパンクに見舞われませんでしたがこれは完全な運ゲーでしょう。
1箇所目でいきなり散々な目に遭いました。
石畳のゲートを出た後にKEIMASAが出てこないので『もしかしたら転けたんじゃ…』と心配して待っていましたがちゃんと出てきました。
2箇所目は石畳が続く中、進路を塞ぐ明らかに遅い人が現れ始めました。
最初は後ろについて抜ける機会を窺っていましたがなかなかその機会が訪れず、最後は我慢しきれずに抜かす事にしました。
しかし横にそれると中央に戻るのは困難です(戻る必要ないんですけどね)
困り果てた挙句『石畳のサイドに一旦ズレてから前の人を抜かし、抜かす際の勢いを利用して中央へ無理やり戻る』と言う手法を選ぶ事にしました。
これを繰り返して走りやすい状況を無理矢理作っていきました。

ちなみに私は長い間、ルック車ではありますがマウンテンバイクに乗って砂利と山ばかり走っていましたので舗装路より悪路の方が得意です。

ちょうどサイドから前の走者を抜いている時に撮影してもらえた

石畳の走り方のコツを掴んだのか3箇所目も思いのほか楽に走れました。
4箇所は道の凹凸がより顕著になってきましたが位置取りだけ気をつけて前にいる人をひたすら抜き続けました。
残念だったのは4箇所目の★4でゲートの写真を撮影したのにスマートフォンのカメラレンズが曇っていて写真がうまく撮れていませんでした。

あっという間に今回のレースでの最大の難所である★5です。
ここではZwiftのお兄さんと写真を撮りました。

せめて名前だけでも聞きたかった

写真を見て気が付きましたが、なんとこのお兄さん手袋をしないで走っていたそうです。
頭おかしい走り方をしますねぇ。

難所の★5ですが…今までの比ではないくらい突き上げが激しかったです。
振動が酷すぎて目と口が閉じれません。
フレームからは鳴ってはいけない音がアホみたいに鳴り響きます。
アウターが勝手にインナーに切り替わりそれを戻したくても手が認識できないくらい揺れ、終いにはビンディングペダルから足が外れました。
更にマウンテンバイク勢が無理やり抜かしにかかるため何度か身体のぶつかり合いが起きました。
互いに道を譲らないので共倒れしそうでした。
ある程度走った後にふと「せっかくだからKEIMASAでも撮影しとくか」と言うことでカメラを構えるもなかなか現れず、ようやく現れたと思えば笑っているのか引き攣っているのかわからない様な顔で走ってきました。
あちらは大変そうですねぇ(完全に他人事)
ようやく半分を抜けたところでなぜかKEIMASAがインタビューを受けていました。

放送されるかはわからないけどチャンネルの宣伝もちゃっかりしていた

★5つを抜けたら後は楽でした。
残りの2箇所の★2つはもはやただの舗装路です。
今まで経験してきた道に比べればどうってことありません。
しかし7箇所目の石畳は両サイドが完全に舗装されているのにも関わらず柵で無理やりにでも石畳を走らせようとしてくるので足の体力が地味に削られました。

最後の石畳を抜け気付けば後はゴールまでの1本道です。
いつの間にか7人ほどでグループができていました。
ベロドローム直前の最後の直線で一気にスピードが上がりますが並走している一般車両にぶつかりそうになることもありました。
レースなのに車と並走するのはドイツではありえませんね。
そしてなぜか現れる★1の石畳。
『それ絶対にいらんやろ…』って思いながら走っていました。
その直線を曲がりベロドロームに入る際に残念ながらKEIMASA含む先頭の3人に離されてしまいました。
すぐに追いかけようとしましたが私の前を走っていた人が膨らんで曲がってしまったために前の道が塞がれてしまい追いかけることができませんでした。

人生で初めて走るベロドロームはなかなか感慨深いものがありました。
『ここが自転車ファンが憧れる場所なんだな』なんて思いながら周りを見たら多くの関係者や走り終わって応援してくれる人がいました。
気分はもうプロです。
試しに傾斜を駆け上がってみましたが角度があまりにもつきすぎて恐怖を感じたために慌てておりました。
そしてようやくゴールです。

喜びより無事にこの場に辿り着いた安堵の方が大きかった

機材トラブルも落車もなく2人とも無事にゴールすることができました。

私の知らない場所で大変な目に遭っていましたね
短い距離でもかなりの達成感を得ることができた

普段は自転車に乗っていてあまり思う事はありませんですが、自転車に乗っていて久々に達成感を感じました。

走り終わった後はみんなでどんちゃん

走り終わった後はもちろんビール売り場へと直行します。
超晴天の下で走り切った後に飲むビールは最高ですね🍻
KEIMASAはこの後車の運転があるのでコーラで我慢です。

たった2時間半のレースではありましたが本当に楽しかったです。

イベント後の注意点

今回は晴天だったのでイベント後の問題はありませんでしたが雨天時に走った際には自転車と本人がかなり汚れます。
受付会場内にシャワー室があるのでイベント後はそこを使用します。
しかし荷物の預け場所が見つからなかったので当日にホテルから直接会場入りした場合は着替えの保管場所がなく残念ながら汚れたままホテルに帰る事になる可能性があるので注意が必要です(あるのかもしれませんが今回は確認する事ができませんでした)

今回のレース

KEIMASAが今回のレースの動画を載せてくれているのでお時間あればそちらもご覧ください。


今回は70kmのコースを走りましたがなかなか大変でした。
正直な話、石畳がこれほどまで大変だとは思ってもいませんでした。
今後しばらくは多少の悪路は全て舗装路だと思う事にします。
今回アドバイスをくれた方に後々「今回は晴れたからこれは地獄の入り口くらいだよ〜」と言われてしまいました。
私達が体験したのはまだ入り口だったようです。

本当の地獄を味わうためにも来年は170kmを走ります。
KEIMASAは今回のレースでお腹いっぱいと言っていたので来年は1人で走る事になりそうです。

気合のある方、来年はぜひ一緒に地獄で会いましょう。


以上で今回のイベント、レースの話を終わります。

最後に

今回のイベントを楽しむことができたのはとある方の協力があったからです。
最後にその方を紹介します。

北フランスのリール近郊に住んでいるEibbonさんです。

今回のレースに参加するに当たって情報を集める事にしましたがなかなか有益な情報を得ることができませんでした。
そんな中、私とKEIMASAの共通のフォロワーであったこの方に助言を求めました。
なんと既に3回ほど参加した経験があるそうです。
イベントでの情報やレースの注意点はほぼこの方からの情報が元です。
更に私達がホテルの予約をしたことを伝えたところ『今頃言うけどうちに泊まらない?』と提案してくれました。
現地のホテルに泊まるのも楽しい思い出になりますが、現地の人の家に泊めてもらえる経験はなかなかできません。
あれよあれよと話が進み2日間お世話になりました。
とても親切にしてもらえて嬉しかったのと同時に感謝の気持ちとして来年は一緒に170kmを走りたいと思っています。



週末はフランクフルトにて初めての100kmを超えるレースに出ます。
晴れてくれることを祈って今回のお話を終わりします。

ここまで読んでくださり本当にありがとうございました。

それではまた👋

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