自転車の祭典『CYCLING WORLD EUROPE』DÜSSELDORF 2023
みなさんこんにちは。
2月はあまりの寒さに全く家から出ることができず休日はのんびりゴロゴロして丸いままのKです。
今回はデュッセルドルフにて行われた自転車展示会『CYCLING WORLD EUROPE 2023』へ行ってきたのでそれを書きます。
様々なメーカーが出店していたので写真を山ほど貼りたいところですが、写真だらけになってしまうので私自身が興味をそそられたメーカーを選別してご紹介します。
お時間あれば最後までご覧ください。
今回はKEIMASAと先日のライドにて初登場したOS1Pさん(おっさんサラリーマン1人)とかなり前ですがたまに動画に出演してくれている緑さんの4人で行きました。
(OS1Pさんは名前が難解過ぎるので本名の海崎さんで話を進めます)
先日の初登場の際の動画も載せておきます。
このイベントには昨年度も来ています。
そちらも載せておきますので既に拝見されている方も『こんな動画あったな』と思いながらこの機会にぜひご覧ください。
イベント会場は西エリア、中央エリア、東エリアと会場外の試乗エリアに分けられています。
残念ながらこの日の天候は雨で試乗をするのは少し困難でした。
幸いな事に午後から晴れてくれたので多少の試乗は可能でしたが私達にとって魅力的な自転車がなかったので今回はパスしました。
午後から混むことを知っていた私達は開門前に集合して開門と同時に入場しました。
それと今回は€での金額表記になりますが1€=140円で計算してください。(単純に円表記が面倒だったのは内緒)
本来ならカメラを回しながら館内を見学しますが昨年度それを行ったところあまりの広さに皆疲れてしまい意識が朦朧としながらオープニングを撮影したので今回は先にさらっと館内を見てまわりました。
早速面白いメーカーを見つけます。
オーストリアのとても小さな村、トラウンに拠点を構えるMY ESELです。
見ての通りフレームは木製です。
ここ以外にも木製フレームを採用しているメーカーは多々あったので『次のはやりは木か』と思いながら見ていました。
なんとパーツには新型アルテグラがついていました。
お次は昨年レース参加した際に訪れたミュンスターに拠点を構えるLEEZE(レーツェ)と言うメーカーです。
私はあまり詳しくないのでこのメーカーは知りませんでしたが主にホイールが有名なメーカーだそうです。
エアロモデルは後ろから見るとかなりゴツいフレームの太さでした。
次は自転車の鍵メーカーSQUIREです。
(HPが見つからなかったので概要のようなものだけ載せておきます)
みなさんは自転車に乗る際の鍵の管理はどうしていますか?
サドルポーチに入れたりフレームにくくりつけたりとさまざまな工夫をしていると思います。
『めんどくせぇから腰に巻き付けちまおう』って言うのがこの鍵のコンセプトだそうです。
実際腰に巻き付けたところ重みはありましたが短いライドであればそこまで気にする事なく使用することができるなと言う印象でした。
金額は100€と鍵の値段としては妥当だなと言う感想です。
問題はお昼休憩を挟んだ際にお腹がパンパンになった場合に装着できない可能性が高いと言うことでした。ドラえもんの民には辛い現実を突きつけてくれる良い鍵です。
その後に写真にはありませんがクランク付近に装着するパワーメーターで有名な4iiiのブースにてローラー台に乗せられひたすらパワーを出し続けるという大変な遊びをしました。
サドルが高すぎて座れないのでずっと立った状態、そしてマスク着用とフラットペダルで私の実力では650W出すのが精一杯でした。
見に行った順番は最後の方でしたが同じ西館にあった日本でも超有名なLOOKのブースもありました。
日本では乗っている人は多くいますがドイツでは意外な事にあまり乗っている人を見かけません。
昨年度フランスで走った際にもあまりこのメーカーをお目にかかることはありませんでした。
やはり高級車というイメージが強いのでしょう。
対面には通常の靴にビンディングペダルがついているバンドを装着するClip Clapというメーカーがありました。
これを付けることでどの靴でも簡単にビンディングシューズになるという、よくよく考えてみればそういう便利なものは無かったなという商品です。
購入できるならしたいなと思いましたが現在はクラウドファンディングで資金を集めている最中でしたので実現はまだ先の話になりそうです。
同じ西館には珍しいホイールもありました。
アメリカに拠点を置くPRINCETON CARBONWORKSです。
2020年ロード世界選手権男子エリート個人タイムトライアルで優勝したフィリッポ・ガンナが使用して世界的に有名になったと言われています。
プロも使用する事から価格はなんと55万円。
直前まで6000€の自転車ばかり見ていたので3.800€と聞いて『思ったより高くないな』と思ってしまいました。
買おうと思えば通販で日本からでも購入は可能だそうです。
西館の目ぼしいものを見終わった私達は中央エリアを通って東館へ行きます。
中央エリアにはビンテージの自転車達が数多く飾ってありました。
東館にも多くの自転車が展示されていました。
衣服やリュック、様々な用品も展示されていたのでどこを見れば良いのやら状態です。
しばらく中を見た後に目についたのが昨年もこのイベントにて展示されていたHOBEL BIKESです。
昨年度、このメーカーを知った際にはまだホームページが完成していないと言われました。
このメーカーの撮影をしている際にふとホームページにアクセスしてみたところ、作成はされているもののクリックできない箇所が多すぎてほとんど完成していない状態でした。
ロードからグラベル、シクロ、マウンテンバイクとかなり幅広い分野をカバーしています。
それとカラーのフルオーダーが無料でできるというのも強みです。
次は日本でも超人気のBIANCHIです。
別の場所にもOltre RCが展示してありました。
先日日本にて展示が始まりましたがその際に『サイコンマウントはどこに取り付けるのか?』と言う疑問が多々見られました。
私も同じことを思っていましたが上記の写真のように取り付けてありました。
「そうやってつけるのか」と感心していましたが触ってみると…とっても揺れます。
どうやら世界中から同じような質問が多々あったのでしょう。
急ごしらえで接着剤か何かを使用して無理やり止めたような状態になっていました。
ここからどのようなマウントが開発されるのか楽しみです。
お次に目に入ったのは私が愛用しているROSEの展示広場です。
今流行りのステム一体型ハンドル(上記写真のモデルは機械式モデルのため一体型ではない)
前作までは円柱だったシートポストが新たにエアロ形状になり格好良くなりました。
私がどうしても欲しかった部分が今作のモデルには新たに追加されています。
我慢できずに現在の自転車をお迎えしたので後悔はしておりませんがやっぱり羨ましいですね。
こちらはつい先日発表されたE-bikeのREVEAL PLUSです。
色は2種類で外見は完全に普通のロードバイク。
仲間と山岳ライドをする日にしれっとこの自転車で来てもおそらく誰もE-bikeとは気づかないでしょう。
電源ボタンがトップチューブとステムの間にあるためポーチで隠されたらまず気づかれないです。山に超強い人という称号がもらえるに違いないでしょう。
105とアルテグラDi2の2種類展開、「E-bikeでコンポがアルテでDi2まで付くのかよ(笑)」と実物を見ながら笑っていました。
バッテリー容量は他のE-bikeと同じく約100kmをカバーしてくれます。
展示されているのは自転車だけではありません。
デュッセルドルフにて4人の若者が中心となって作成しているSTREET CYCLEDというブースを見つけました、
机や足置きと部屋のアクセントとして利用できるように作成されています。
なかなか面白い事をするなと思いました。
しかし友達の家に行った際にこれが普通に置いてあったら笑うだろうなと思ってしまいました。
おそらくそれに対しての最初の一言が「お前、それどこでひっぺがしてきたんだよ」でしょう。
最後に紹介するのはドイツ東部ドレスデンに本社を構えるBEASTという私にとっては完全に初見のメーカーです。
主に自転車のハンドルやシートポストなどの追加でカスタムすることができるパーツを販売するメーカーだそうです。
全てのパーツをフルカーボンで作成しているので強度面だけでなく重量面でも絶大な強みがあります。
しかしフルカーボンなので価格も全てがぶっ飛んでいます。
あまりの硬さに担当の人が「これで卓球できるよ」と笑いながら教えてくれました。
ラバーがないラケットはこれくらいの硬さなんでしょうね。
確認したところ日本でも扱いをしているお店があるそうです。
他にも載せたい写真や書きたいことは多々ありましたがあまりにも情報量が多すぎたために今回はこれくらいにしておきます。
ここのイベントとは別に6月末にはフランクフルトにてヨーロッパ最大級の自転車イベントがあるので書くことができるのであればそれも書きます。
最後までご覧いただきありがとうございます。
こちらは連日の悪天候でまともに走ることができていませんが来月の初めから大きなレースに参加することになっているのでなんとか走り込みをしたいです。
おそらく次回はそれについて書きます。
また次回お会いしましょう。
ではでは。
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