【つぶやき】結婚式を終えて
先日、私事だが結婚式を終えた。(SNSなんてほぼ100%私事なのに、この常套句使っちゃうの面白い笑)
入籍してからはすでに1年半以上が経っており家庭の事情とか、コロナの事情とか、お互いめんどくさいことが嫌いという事情が重なり、このタイミングで開催となった。
色々と思ったり感じたりしたことがあったので、簡潔に書こうと思う。
あくまで私の価値観をつらつらと書いているので、他の人の結婚式や考え方を否定するつもりは全く無いことを一応書いておきます。
誰のためにやるのかがとても大事
私たち夫婦は正直どちらも結婚式願望は全くなかった。むしろ主役になって、形式的なイベントをやることに百万単位のお金を払うことに抵抗があった。
それでも、重い腰を上げて式場見学だけでもしてみよっか〜となったのはやはり親族のため という意識が強かった。具体的にはお互いのおじいちゃんおばあちゃんと、両親のためだ。奥さんの両親も、そういうのは求めている素振りはなかったが、やっぱりやらないよりはやった方がいいのは間違いなかった。
また私は母親が他界しているので、母方のおばあちゃんたちのためにもやってあげたいなーという思いがあった。(悲しいことに母方のおばあちゃんには欠席されてしまったのだが・・・)
じゃあ親族だけでの開催にしようか となりそうだったが、自分の大事な友人と奥さんの大事な友人が一同に会する機会があったら楽しそう!という想いもあった。
そんな機会はこの先一生ないだろうし、友人も呼べるなら呼びたいね という感じ。
結論、親族の会 と 友人の会 の「二部制」という形で実施をすることにした。
コロナがある中でおじいちゃんおばあちゃんを若者たちの友人と同じ会に参加してもらうことに抵抗があったし、呼ぶ友人を選んで絞る ということをするのが嫌だった。
それぞれの会において、「誰のために」にという目的が明確だったので結果的にこの形式での開催は正解だったと思っている。
何をしたいという主体性が結構大事
誰のためにやるのか ということは決まったが、自分達は夫婦は冒頭の通り結婚式願望が強くないため、「何をしたい」をいうのが希薄だった。
反対に「これはやりたくない」というのはたくさんあった笑
例えば、新婦の手紙・誓いの言葉・新婦父からのバトンタッチなどなど笑
新婦の手紙はなぜ女性だけが手紙を読むのか?という感情もあったし、感謝の気持ちをなぜわざわざ人に聞かせなきゃいけないのだろうと思った。
感動をするのは分かるが、御涙頂戴って感じが自分達はやりたくないと思った。
(特に奥さんは嫌がった笑)
誓いの言葉も、今までキリスト教や何かの宗派に属していたわけでもないのに、急に挙式場で誓いの言葉をすることには抵抗があった。
新婦父が新婦をエスコートしての入場は良いが、その後お義父さんから新婦をバトンタッチして預る(受け取る?)みたいな演出は好みではなかった。
自分は奥さんの父親になるわけでも、お義父さんの代わりに大黒柱になるわけでもない。ただ奥さんと一緒に楽しいことも辛いことも乗り越えていきたいと思っているのに、なぜお義父さんからバトンタッチをされなければいけないんだと思った。
ましては奥さんはモノじゃあるまいし。
そんな感じでやりたくないことは奥さんとも話してたくさん出てきてしまったが、一方でやりたい演出などはあまりイメージがなかった。
プランナーさんも人によると思うが、自分達の担当は特にこういうのがいいよ〜とかアイデアをくれるわけではなかったので困ってしまった。
どんな演出をするのか、どんな流れにするのか を決めるのはかなり手こずったし奥さんとも喧嘩になってしまうことが多かった。
色々な結婚式の参加経験があればいいが、自分はほぼなかったので、結婚式のイメージが湧いていなかったのも良くなかった。
そんなわけで何をしたいか というのはインスタとかで情報収集をして主体性を持つことが大事だと感じた。
結婚式=結婚式場でなくてもよい
自分達は二部制という形でどちらも結婚式場で挙げたが、二部は式場じゃなくてもよかったなーと正直思っている。
レストランとかを貸し切って、会費制でも自分達のやりたいこと的には全然よかったなと思っている。
かかる料金もそうだし、参加してもらう友人からご祝儀をいただくのも心苦しかったので。
これは奥さんと二人で割と軽い気持ちで決めてしまったので、もう少し吟味したり比較検討したりすればよかったね〜と話してた。
上記に記載をした、「誰のためなのか」「何をしたいのか」を踏まえて披露宴の会場は決めたら良いと思う。
親族のため という目的ならレストランでやるのはカジュアルすぎる と感じる人もいるだろうから、結婚式場がいいと思う。
反対に友人に楽しんでもらうため が目的ならレストランでも良いと思う。
やっぱり事前の情報収集とかリサーチってかなりめんどくさいんですよね。
貴重な休日を潰して式場見学の予約したりって。。。
結論:自分達がよければなんでも良い。
身もふたもない結論だけど、
最終的に自分は結婚式をやってよかったなーと思ってます。
やらなきゃよかった なんて一ミリも思ってないけど、もう少し上手くできたなという気持ち。
何より改めてかかった費用を見ると「こんなに・・・」とびっくりしてます。笑
結婚式の準備をしていく中や、プランナーとの打ち合わせの中で結構「こうやらなきゃいけない」が思ったよりもまだまだ世の中には多いんだなとすごく痛感した。
「男が」とか「女が」とかっていう考え方にも何回も出くわしたし、しきたりとかマナーとか通例とかって言葉でしか説明できないこともたくさんあった。
誰かを不快にしないのであれば、ある程度は主役たちの自由にやってしまえばいいのにーと思い、ヘッダーの画像は選びました笑
(サングラスして、タバコ吸っている新郎新婦の入場なんてイカしてる)