永眠。2023年4月30日AM8時過ぎ
たぬきちは亡くなりました。
死因は恐らく誤嚥性肺炎だと思われます。肺への転移も見られていました。
亡くなる数日前から呼吸が辛そうで、貧血の兆候も見られたので鉄分摂取を意識していました。「次の診察で貧血の相談をして、酸素室レンタルも相談しようかな」と思っていたのですが。
8時過ぎ、たぬきちはお空にいきました。
— もふ【保護猫とのドタバタ日記】 (@nekonekowanwa11) April 30, 2023
明るい窓の外を見ながら最後の呼吸をしました。
これは3時前に撮影。吐いて、やっと落ち着いて寝ている様子。私のスマホに残った生前最後の動画。
皆さま、たーちゃんを励まし見守ってくださり本当にありがとうございます。#たぬきち扁平上皮癌治療 pic.twitter.com/hAT0yDDDvE
たぬきちの死を予期させる場面、事象が増えていくと共に、私のツイートにもそういう気持ちが表れていたようで。一気にたぬきちを応援する方が増えました。2023年4月の半ばぐらいでしたかね。
深夜2時に目が覚めてからずっと起きてたぬきちのそばにいます😊
— もふ【保護猫とのドタバタ日記】 (@nekonekowanwa11) April 20, 2023
とうとうオシッコもトイレで出来なくなり、クッションにオシッコシートを敷き、その上に寝せてる。たまに掠れた声で「😾ふぇえっ!(撫でて!)」と命じられます。
朝が来た。
今日も一緒に過ごそうね!#たぬきち扁平上皮癌治療 pic.twitter.com/F4xtOYOaIM
毎日たぬきちの様子をツイートしていたのに、「亡くなりそう」になって注目を浴びた感じになったのが少しだけ寂しかったです。
中には
「飼い主のエゴで延命させるのは如何なものか」
「安楽死させたほうがいい」
という「それってアナタの意見ですよね?」とヒロユキ氏にご登場願いたいようなご意見をぶっこんでくる人もいました。
他にも
「〇〇という治療を試してはどうか」
「まだ諦めないで!まだ出来ることはあるはず!」
「絶対治るよ、信じてる」
というコメントも。
おそらく善意で寄せられたのでしょうが、正直なところ「うーーん、今それ言っちゃいますかー」と苦笑いするばかりでした。
2023年4月というタイミングは、私たち家族にとってこれらのコメントはありがたく思えないタイミングなのでした、すみません。
初めましての方へ。
— もふ【保護猫とのドタバタ日記】 (@nekonekowanwa11) April 24, 2023
癌で顔が崩れた猫の写真や動画を投稿していますが、これは2021年秋から続けている日課です。アドバイスや金銭等のサポートは求めておりません。
私たちは病気に向き合いながら仕事や趣味を楽しんでおり、決して悲しみに浸ったアカウントではありませんので宜しくお願い致します。 https://t.co/IID9I2RHRe pic.twitter.com/bYXlK1mA71
そんな文句ばかり言うならTwitterで投稿なんかしなければいいじゃない、と思われそうですね。
でも良かったことのほうが多いんですよ。間違いなく。
SNSなどでペットの投稿にアレコレ言いたくなる人は少なくない。それがたぬきち投稿をしている中でよくわかりました。
そういう方たちに申し上げたい。
あなたに見えている事実だけで「〇〇すべき」というアドバイスは絶対「やめるべき」です。
SNSで見せている事実は、そのペットやその家族のほんの一部でしかないのですよ。
お金も、労働力も、心労も、時間も、負うべきは飼い主さんなのであって、外野は何の負担もないただの部外者。もし獣医師などのプロであるならその意見に聞く価値はあるやもしれませんが、本当のプロこそ無責任にTwitterなんぞで「〇〇すべき」とは言わないと思います。
#たぬきち扁平上皮癌治療
— もふ【保護猫とのドタバタ日記】 (@nekonekowanwa11) May 2, 2023
おはようございます😃
昨日はたぬきがお世話になった病院に亡くなった報告と挨拶をしに行きました。
主治医の先生は、たぬきのキャリーを持っていない私たちの姿をひとめ見て「え、、うそ?」と固まってしまった。… pic.twitter.com/YuQkgrfSz3
過去のたぬきちの闘病を見て、「参考になった」「励まされた」というお声を頂くこともあります。それこそが私がずっと闘病記録を続けてきた意義のひとつなのでとても嬉しいです。
更新が途絶えていたこのnoteも、「この先の更新はしないのですか?」と何度か聞かれました。
実は2022年3月に受けた放射線治療が大変効果的で癌の進行を止められたのですが、結局また再発してしまって。それに意気消沈したきり何となく更新できないでいたのです。
でもそろそろ更新を再開しようと思いました。
この先は
「根治を目指した放射線治療」
「再発、口腔内への転移」
「胃ろうスタート」
「緩和を目的とした放射線治療」
「少しずつ顔が崩壊」
「とうとう食べられなくなり終末期へ」
のような章立てで綴っていく予定です。
ゆっくり更新になりそうです。