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「シンプル」

あけましておめでとうございます。
と、もう成人の日もとっくに超えた今書いている。
私は今年も、筆が遅い。

(今回は個人的な話が多くなります。少しでも読者のタメになることも書きたい。だが保証はできないです)

2025年は「シンプル」

なぜ書くのが遅くなったのか。
それは、今年のテーマが思いつかなかったから。

1月1日に書きたかった記事が、内容が思いつかず今日まで伸びてしまいました。
もう1年の5%が過ぎようとしています。

そしてようやくテーマが決まった。
それが「シンプル」です。

今年は考えることもやることも極力シンプルでいたい。
「思考も行動もシンプルに」
それがテーマです。

こんがらがった2024

2024年は人間関係に突き刺されました。
自分の未熟さと、人の弱さと、周りの温かさを思い知りました。
具体的には言えませんが、最愛の人を失った、ぐらいの感覚で捉えてくだされば。

おかげさまで人生設計が変わった。
「さあ、仕切り直しだ」
と、明るく言えるはずもない。

傷は癒えない。
一度傷が入った心はもう戻らないと、人生で初めて気付かされた。

そして、自分だけでなく家族にも不幸なことが起こった。
年始から年末まで、トップスピードで過ぎ去った1年だった。


この1年で学んだ3つのこと
・「優しさ」と「甘さ」を間違えるな。
・弱さや過ちを認められない限り、成長はない。
・最後まで諦めなかったやつに、次のチャンスは訪れる。

それでも諦めなかった。

人生で最も傷を負った1年だった。
というより、それまで能天気すぎた人生だった。(幸せであったことに感謝)

かと言って、最悪な出来事だけではなかったのです。
マシなこと、いや素晴らしいことも多かった。

1つはこの活動。
半ば現実的逃避の意味合いもあり没頭的に取り組んだ結果、人生で初めてのYouTubeの収益化が実現しました。
これまで何度も挑戦しては挫折してきた。1本だけ投稿して諦めたこともあった。

そんな中、1年間で100本以上投稿し、1000人以上が登録してくれました。
世間的には大したことないかもしれません。投稿したことがない人はなおさら「それぐらいで何言ってんの?」と思うでしょう。
だったらやってみろバカ、と言いたくなるぐらいだ。
だが私は大人だから言わない。(書いちゃったけど)

とにかく、人生で初めての壁を超えたのです。

そして別件ですが、本業でも過去最高の結果が出ました。
売上・利益が大きく伸びました。
うちの業績に頭を抱えていた税理士さんが、今年は褒めてくれたのです。
それがとても嬉しかった。

傷を負いながらも、よく行動し続けたと褒めてあげたい。
いや、正確に言うなら、傷を負ったから頑張れた部分も大きい。
認めたくはないが、それがきっと事実なのです。


30に向けて、やることやる。

ただいま29歳。夏には30歳になります。
自然と焦りが出てしまいます。
20代で俺は何ができたんだと。

できることが増えたのは間違いないが、何かこう「人生の軸」的なものがいつまで経っても見つからない気がする。
二十歳の時に思い描いていた理想にはいまだに程遠い。

そんな悩みを抱える中、子供の頃からお世話になっている人に「もう30ですよ〜」と話すと
「何がもうよ!30に戻れるなら戻りたいわ!」
と言われました。

特に何気ない一瞬の会話でしたが、その時あることを思い出しました。

最近「10倍速で未来の自分になる」という本を読みました。
それは、成長した未来を思い描き、その自分と仲良くなることで、現在の行動を変えていこうという内容の本です。

その中の1つの考え方として
・未来から「失敗した」今に戻ってきたと考える
というのがありました。

つまり「20年後の自分がタイムスリップして、失敗した現在の自分をやり直す」という考え方です。
(これはダルビッシュさんも同じことを言っていて、その動画を見るのが分かりやすいと思います)

先ほどの恩師の言葉はまさにそれだなと。
人生の先輩は、今の自分の年齢を羨ましいと思うぐらいであると。
なら、その自分は「今の自分」を全うするべきではないか。
(それが恩師への孝行にもなるかもしれない)

そう思うと、あまり悩んで止まっていられないなと気付きました。

やりたいこと、やらないといけないこと、
それらをシンプルに積み重ねていく。
その先にきっと、確かな「軸」が見つかるんじゃないかと。

最近読む本では「長期より短期の目標を立てろ」といった内容が繰り返されています。
遠い先を見過ぎず、目の前+アルファぐらいの感じで、生きていこうと思いました。

本業(昼の仕事)も、この「たぬきのまなびや」も、シンプルにやることをやっていきたいと改めて思った1月でした。


Back to the Basic

2025年のテーマは「シンプル」と書きましたが、最後まで迷っていたフレーズがありました。
それが「Back to the Basic」です。
「原点に戻る」という意味合いです。

あれもこれも手を広げてしまう癖がある自分にとって「原点に戻る」というのは、ある種の制限になるのかなと思いました。
しかし、この10年(いや10代も含めると20年)を振り返ると、自分が手を広げたくなることの方向性が見えてきたのです。

それは「言葉を紡ぐこと」と「誰かの背中を押すこと」の2つ。
自分が好きなものの共通点は、多くはその2つに集約される気がしてきました。

そうして共通点が見えてきたからこそ「原点に戻る」というのは、自分の軸を持って取り組む意識につながると感じたのです。

結果的にテーマにはしませんでしたが、大事な意識だなと感じたフレーズでした。


さて、なぜ落選したフレーズまで紹介したのか。

それは、私が敬愛するKREVAさんのとあるツイートが飛び込んできたからです。


「まさかテーマが被るなんて」
と烏滸がましいったらありゃしない驚きを感じました。

親の声より聴いたKREVAの声。
私が尊敬する人物を聞かれたら間違いなく5本の指に入るアーティスト。
まさに私にとっての原点。

そんな方が掲げる言葉とまさかこんなところでリンクするとは。
と、1人テンションが上がった次第です。


ということで今年の目標は
「今年も絶対KREVAのライブに行く!」です!
(KREVAのモットー「行けるなら絶対行っとけ」を守ります)


思考も行動もシンプルに。
原点に込めた情熱を燃やして。


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