ムスカの流郷さんがシビれるくらいかっこいい件
昆虫テック分野のスタートアップ「ムスカ」
代表は、暫定CEOの流郷さん。
以前からメディアでちょこちょこ見かけていたのですが
暫定CEOってどうゆうこと?と思いつつ、昆虫テックという分野にあまり興味がわかず、率直に「すごいなぁ」と感じているだけでした。
彼女のインタビュー記事を読んで、なぜ「暫定」なのか。
そんなお話。
営業が苦手で、営業せずにお問い合わせを増やすために広報を勉強されてそこからキャリアをスタートさせたという流郷さん。
転職する際にいくつか声がけをされた企業に対し、「ビジョンに共感できたすべての企業と仕事をするため」にフリーランスという働き方を選んだそう。
母親になったことで、「子どもたちにとって最善の社会づくりに貢献する事業」に取り組むようになり、そこでムスカを選んだ。
なぜムスカで「暫定」CEOなのか?
ずばり、
スタートアップは、ステージによって必要な人材が変わると考えているからです。
例えばムスカでいうと、今は事業の認知を広めていくフェーズ。認知が広まったあとは、事業を拡大させていくフェーズになりますが、そうなったら、CEOを務めるのは私ではないと思っています。
目的思考ですよね、完全に。
私たちは、目指したい世界に最短最速で到達したいと考えています。
目指したい世界に向かって、自分がCEOであり続ける必要はない、そう明言しているんですよね。
シンプルで、わかりやすい。
みんな腹落ちできる。
理解だけではなく、腹落ちまでできると、会社の方向性に対しても納得感をもって動ける。
そんなイメージを持ちました。
「じぶんの夢」になっていませんか?
だからこそ、「ビジョンを掲げている会社」に言いたい。
ビジョンとして「◯◯のような世界にしたい」「◯◯を解決したい」など掲げている場合、それが建前になってないですか。
「じぶんの夢」になっていませんか。
「じぶんの夢」でもいいんです、もちろん。
でもちゃんと「じぶんの夢」を叶えるためにメンバーが集まっていると認識していますか、と。
そこを明確にせず、理想やキレイゴトだけ述べても、いずれ誰もついてこなくなると思います。
むしろ、最短で代表を降りることがミッションだと思っています。自分がムスカに貢献できることがなくなったら、会社が次のステージにいったということになりますからね。
ムスカの流郷さん。
非常に明確なスタンスで、相当シビれました。
同じ20代として尊敬します。
ムスカ、注目していきたいです。
松乃@sincerely