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いつかはしまなみ街道へ・・・自転車を買った話

朝晩は過ごしやすくなってきたものの、来週からもう10月だというのに昼間はまだまだ真夏のように暑い。
いつになったら昼も涼しくなるのか。今年は例年の10倍くらい涼しくなるのを首を長くして待っている私だ。

8月に折りたたみ電動自転車を買った。
なんにでもピンとキリはあるけど、私の電動自転車はピンもいいところの自転車だ。
それでも電動自転車なので10万円は軽く越えた。
買うのに一年間悩んだけど、一人で島暮らしをしている父のところに自転車で行ってみたかったのと、私より年上の人たちが「いま考えると40代(私の年代)はなんでもできた。いまはその時より体が動かない」と言っているのを聞き、いましかないのかもと、思い切って買った。
(地域プレミアム商品券がいくらかあったのも後押しになった。)

やまぶき色で小さくてピカピカの自転車はほんとうにかわいくて、ひと目で大好きになった。
自転車を買うなんて何年ぶりだろう。
子どもの頃は自転車が大好きで、どこまでも自転車で出かけて行った。
社会人になってからも通勤で片道10キロ以上通ってものだった。(いまは絶対に無理)
おばさんになってからも自転車でまたこんなにワクワクするなんて。

8月はさすがに暑すぎるので、9月になってから本格的に乗り始めた。
まずは本を返しに市の図書館へ。往復4キロ。アップダウンは結構あるけど、電動のおかげで苦にならない。ただし重い本を何冊も持っていくのが結構大変という発見があり。
次はもう少し遠い蔦屋書店へ。往復10キロ。サドルが小さいのでお尻が痛いという発見…。これは自転車を買ったお店でサドルカバーを買ったら軽減した。
少しずつ距離を伸ばしながら、体を確かめるように自転車を漕いでいる。

図書館でも自転車の本をよく読むようになった。
その中でもしまなみ街道の自転車旅がとても素敵で、いつか夫と息子と3人で自転車で行きたいなあという夢もできた。
それから、父の住む島まではフェリーに乗せて輪行しなくていけないので、輪行に関する情報が載っている本はとても役にたった。
早く涼しくならないかな、来月にはいけるかな。
輪行バッグも買って、準備は万端なんだけれど。

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