泣いてもいるし、叫んでもいるし

パリオリンピック、終わってしまいました。
私はオリンピックが好きです。
スポーツ観戦が好きです。
頑張っている人を応援するのが好きです。
と言うより、応援させていただいています。
パワーをいつもありがとうございます。

様々な競技を観ましたが、特に印象に残ったのは阿部詩選手の敗戦後の様子でした。
ネットではいろいろな声があり、「号泣」という見出しもありました。

私はあの様子を見た時、身に覚えがありました。
あれは泣いていると言うより、叫んでいる。
受け入れられない事実を受け入れないといけない時、
私もあのようになったなと。

いろいろ勝手に心配した後、おにぎりを食べている姿を観ることができ、また勝手に安心しました。


拒絶反応というのか、すぐに自分ではどうにも止められない叫び。
声を出しておかないと身体がおかしくなる状況。

「無駄な経験なんてなにもないよ」といった言葉がありますが、
私はできるならしなくていい経験はたくさんあると思います。
ただ、しなくていい経験によって、相手に思いを馳せることは上手になりました。
それだけはよかったな〜と思います。

あ、だから結局無駄な経験なんてないのか。