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タントリックヒーリングの実際

タントリックヒーリングとは

古代から伝わるインドのタントラの秘儀を
創始者であるtaroさんが現代の性科学で解き明かし応用した
ヒーリングです。

ここからは
私の解釈ですが、

キーワードは
つながり
解放
昇華
平和と愛。
そしてそこにオーガズムがある。

誰もがニーズやエゴを持ちますが
決して
ニーズやエゴを一時的に満たすものではありません。

ニーズやエゴを全て含めて
その奥底の
あなたの軸、
愛情やワンネスとつながるからこそ

あなたの本来の力が解放されていくヒーリングです。

セックスは神様の贈り物、と、海外の心理学の権威が本を書いていますが、
セックス、ここで言う深い迷走神経におけるオーガズムで、私たちは母体の中に魂として存在し始めたところから死ぬまで経験する全ての感情と体感を体験しているのではないかと思っています。
(迷走神経におけるオーガズムは、セロトニンが働く状態で松果体が働きメラトニンが出て瞑想状態になり、ドーパミンが一瞬活性すると迷走神経経由のオーガズムに至る。その状態で子宮が収縮しエンドルフィンが働いてドーパミンを解放しマルチオーガズムに至る。)
誰にでも連続で訪れ、脳内の深いトランスに入っていきます。

これは、脳の高次(思考を司どる大脳皮質)から、情動を司どる大脳辺縁系、そして生命と本能を司どる低次の視床下部などを含む脳幹のレベルまで活性のレベルの変化を、自律神経やホルモン分泌の働きを伴いながら行われます。

それはイコール、
普段抑圧されて意識上に上ることのない、
潜在意識無意識の層までを通り越し、
集合意識やワンネスとつながるプロセスがそこにあるのではないかと思っています。


性について語る時
私たちの中の誰もが持つニーズとエゴにつながることによって
しばしばタブーになるか
ファンタジーになるか
ということが往々にして起き

時にファンタジックに解釈することで、現実と理想とが結びつかない解離した状態は、現実社会でも多くの問題を作り出すことがあるので

私個人としてはそこにいささか注意を払いたくはあり

そんな中でもあえて伝えていくのですが。


いわゆるこの、刺激による外イキまたは射精のオーガズムではないオーガズムというものを体感できる状態というのは、

思考による様々な本来の力の抑圧を解放し、
本来の生命体としてのセクシャリティと才能、そしてエネルギーの解放された状態を作り出しており、
さらには本来の内なる愛とワンネスとのつながりが創り出された状態ですから、
あなたの周りの人との深いつながりと平和を作り出す、

そう言えるものではないかと思っております。

では
実際にどのように行われるのでしょうか。

現代は
思考過多の状態
過去のことを反芻したり
未来のことを心配したり
常に過度に思考が働き
大脳皮質が活性されすぎて
その下位の脳の働きが抑制されている状態で、
これは現代において実は深刻なものです。

セックスにおいて
快感に集中できない
相手がどう思っているか気になって義務的になる
相手を喜ばせられるかどうかばかりで楽しめない
などの問題も
この思考過多の状態が作り出しています。

仕事でも
考えすぎてひらめきがわかない
業務に追われ考えることばかりで、自分が何のために働いているか時々わからなくなる
感情を切っておかないと仕事は成り立たない
自分がやりたいことと聞かれてもわからなくなった
自分の力が発揮できなくなってきた
などの状態は
この思考過多の状態たるゆえんです。

パートナーシップでも
考えたくないから相手の話を聞きたくない、質問されたくない
相手の気持ちを考えてあげる事はできるが自分はどうしたいかはもはやわからない
やらなければならないことと、欲求がかけ離れすぎて自分がわからなくなる
などのことも同様です。


これらの状態に対し

実際にどのように行われるのか
全てではありませんが
ざっくりとした雰囲気を
さらに具体的にお伝えしていきます。

(ヒーラー各々で違いますし、私の行うヒーリングの一部をわたしなりに断片的に言語化しているため、全てのヒーラーがこのようにするわけではありません。)

タントリックヒーリングでは

女性の子宮の力と、ヒーラーとしての、心身から感じ取られ昇華させていく力を使い、
男性のエネルギーとの重なりが創り出されていくのですが、

そこには二人の共同作業が必要です。

ヒーリングでは
まず、ヒーラーが、オキシトシンが分泌される状態を作っていきます。
刺激の無い、安心感が感じられるような、静かな触れ方で手のひらで背中を触れていきます。

オーガズムを経験するには
思考を解除し本能が働く状態にしなければなりませんから
腹式呼吸を行って
しっかり吐く息を深く行い副交感神経を活性していきます。

そして、身体が呼吸とともに脳や心とつながっていなければなりませんから、
どこでエネルギーが途切れているかも見ていきます。

また、感情を乗せて声を出しながら複式呼吸を行い
大脳辺縁系と脳幹との繋がりを作っていきます。

身体の中心がズドンと通っているような
つながりをつくるための
いくつかの手順は以下です。

迷走神経が働ける状態にするために
腸が働いている(=脳神経の中で唯一腹部まで伸びる脳神経である迷走神経が働けているかは腸が動いていることでわかります)状態を作るのですが
そのためにはヒーラーは腸の状態のエネルギーを感じていきます。
呼吸を繰り返しながら触れているうちに
身体の自然治癒力が働き腸がグルグルと音を立てて動き出す人もいます。

また、胸の詰まり感が取れている状態を作っていきたいのですが
そのためにはヒーラーは
胸で悲しみを抑圧している人は
呼吸を合わせながら感情を乗せて声を出していただきつつ胸に手を当てる。
すると心身の自然治癒力が働き出し、
普段涙を流すことなんてないのに涙を流す人もいるし
本人が涙を流さなくてもヒーラーが代わりに涙を流し感情を解放することもあります。

そして、喉の詰まり感も取れている状態を作りたいのですが
そのためにヒーラーは
腸(お腹)や胸などの喉より下の感情の詰まりを解除しておき
本人ののぞむ無理のない範囲での解放をしていきます。

喉のあたりに掌をあて
感情を乗せて声を出しながら呼吸しているうちに
咳が出て解放が進むこともあります。

そうして、
さらに快感を感じる時のような官能的な声を出すことにより、より本能的な脳を活性しながら呼吸に合わせて
2人が一緒に呼吸していく中で
女性がすでにオーガズムの状態にある中で
男性のエネルギーをつかまえ
それを循環させていくことができると
2人の間で
オーガズムのエネルギーが循環される状態になるのです。

こうした中で先述した
オーガズムに至れる脳の状態
(セロトニンが働く状態で松果体が働きメラトニンが出て瞑想状態の脳となり
ドーパミンが一瞬活性すると迷走神経経由のオーガズムに至る。
その状態で子宮が収縮しエンドルフィンが働いてドーパミンを解放しマルチオーガズムに至る。)
が創られ
誰にでも連続で訪れ
脳内の深いトランスに入っていく状態となれるのです。

様々なものが解放され
ワンネスとつながっている状態ですね。


刺激による体性神経の
男性の射精オーガズム
女性のクリトリスのオーガズム
はこの迷走神経のオーガズムとは違います。

迷走神経のオーガズムをつくる
この脳の状態は
刺激=執着を手放す為の
ホルモンのネットワークが働いています。

エゴを手放し
自分や人とつながり
誰もがその個性を輝かせて生きる
この本能のシステムは
一度体感すると
再びその状態を創り出しやすくなります。


現代では様々な要因で制限されている元来の脳の
神経生理機能に基づく
自然な性エネルギーの昇華が起きています。
それにより
自身と自分らしさ
そして生命力が漲っていきます。

あなたの本来の力が目覚めることで
あなたが関わる大切な人々に
愛と平和をもたらします。

新たなものを手にいれる
という要素はありません。

本来のあなたが持つ
内なるエネルギーとつながり
本来の力を発揮できるようにしていく

その為の
特別なヒーリングなのですね。


ただし
抑圧の状態は
心身と脳、呼吸のレベルで
千差万別です。


解放にどれだけの時間やプロセスを要するかは個々人で全く違うものと
思っていていただけたらと思います。


またこのヒーリングは
不快なことを無理やりしていく必要は全くなく
本人の心身が
可能な進み方や範囲を知っていますから
自然とそのプロセスは
無理のない進むものとなっていきます。


それでも何か
感じるものがある場合は
各々のヒーラーに遠慮なくご相談ください。


ではでは


長くなりました。


最後までお読みいただきありがとうございます。

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