学生を集めたいイベントに学生が集まらない理由
就活イベントに学生が集まらない
ここ1年くらい、就活の初めのいっぽだとか、地方創生だとか、社会人との気軽な座談会とかの広義の就活イベントに、学生が集まらないそうである。業者の就活イベントを見ると、参加学生には「クオカード」とか「ケーキバイキング」とか「飲み物一杯無料」を大きくPRしているものもあり、「ただでは学生が集まらないこと」を裏付けている。
公務員の仕事研究座談会
一方、3月に本学の学生実行委員が企画運営した「公務員の仕事研究座談会」では、春休み中にもかかわらず、4大学から40人以上の学生が集まった。そのため、「公務員だから集まったんだね」とか「大学が協力したから集まった」などと言われたが、いやいやそんな簡単じゃなかったし、先に公務員が集まってきたので、学生を集めざるを得なかったからだし、学生実行委員とともに色んな手を使ったからだと思っている。
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なぜ学生が集まらないか?
以前から、就活イベントでは学生集客に苦労していた。それがコロナ過を経てさらに集まらなくなった。
その理由は、消極的になった、Noと言いやすくなった(行かないという選択肢を選びやすくなった)、周囲が行かない中で自分だけが行くのを避けたいと思うようになったというのがあるように考える。
実際、サークル加入率はコロナ前に戻らず、大学によっては3割を切っているのも同じ理由だろう。
どうしたら学生を集められるか?
これはわからない。だから私も苦労している。でも、この集め方はダメだろうと思うことと、多少効果があるかもしれないことが、経験上わかってきた。以下のとおり。
1 BCCメールにはまず反応しない
一斉メールは都会の交差点で叫ぶのと同じくらい、無視される。
2「参加すると、(間接的に)こんないいことがある」には、ほとんど釣られない。
例えば、社会人と気軽に話せばコミュニケーション能力が高まるなどは、かえって嘘っぽい。
3「参加者が少ないから来てほしい」などの泣き落としは、どちらにも転ぶ
ただ少ないからでは行かないが、誰かが困っていることと自分に声をかけた理由がわかれば行くこともある。
4「こんなイベントにしたい、こうなってもらいたい」等の手の届きそうな希望が見えると参加する学生がいる。
例えば、「次回は他大学にも声をかけたい」「今回の参加者から実行委員を探したい」には、一部の学生からいつも反応がある。
5 学生に企画メンバーになってもらい、適度に任せると参加者が増える
参加したい企画になりやすく、参加ハードルが下がるからだろう。
答えになってない?まだまだ進行形だからね。
このお題は、現在進行形で、進展があれば継続記載する。