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「調査の法則シーズン2 」


もう何年も前の話になるが、

調査をしていると、とても偶然とは思えない出来事が起こるという

話をブログにアップした・・・。

過去ログを読んで頂くと嬉しいが、面倒なので要約すると例えばこうだ・・・。

張り込みしてたマンションから相談依頼が来たり(もちろん面識ナシ)

全く別の調査の対象者が全く同じ公衆電話を使用したり、

浮気調査で対象者が接触した人物(浮気相手ってコト)が

全く別件の依頼で相談に来たり・・・等々だ・・・

これは弊社に限ったコトではなく、他の同業者でも同様にある話だ・・・

全く常識では考えられないと言っていいと私は思う・・・

実は探偵のオカルト話も結構エグい

では、何故今日又こんなネタを引っ張り出したか?と言うと、

今日もそれがあったからだ・・・

その内容は・・・ 
今から遡るコト数年前・・・浮気調査での出来事。

ターゲットは美人局長・・・

自宅から張り込み⇒車輌尾行⇒接触者の有無を調査

車輌尾行というコトで緊張がある・・・
ターゲットは黒いコンパクトカー・

一見地味だがナンバーがかなり単純で覚えやすかった・・・

地味な車輌は特にナンバー下四桁は確実に覚えて追尾しないと、

車輌の特徴だけ見ていたのでは、すぐに他の車輌と見間違えてしまうから、

車輌の色や形よりテールランプの形とナンバーで判断する方が確実なのだ。

さて朝から夕方までの張り込み時間が経過し、

もう動きはないだろうと思った矢先

ターゲットが車輌で動き出す。

さてバイク二台のウチ一台に私が乗車し、

クルマ一台を加えた三台体制で追尾を開始する。

約20分後に郊外店型の靴屋に到着・・・

なんと!

車輌には子供も乗車していた・・・

自宅のガレージ内で乗車していたのだろう・・・。

ともかく今日は帰宅時間等から考えて

接触の可能性がほとんどないという事になってきた・・・

クライアントに報告しようと電話するも連絡が取れない・・・

さて困った・・・

そんな時にターゲットが動き出してしまう・・・

再追尾開始だが・・・

ここで大変なコトに・・・

さて靴屋からターゲットの車輌を追う。

他の二台を先行して追尾させ私が後方から追尾する。

五分ほど走行すると、ターゲットの車輌から他の調査車輌二台が離れ

突然左折する・・・私はターゲット車輌をそのまま追う

ヤツラは違う車輌を間違って追ってしまっている・・・

「何やってんだあいつら!」

とココロの中で罵倒しつつ

必死にターゲットとの距離を詰め喰らい付く・・・

「まさか勘違いしてるワケじゃ・・・
いやクロで車輌もそしてナンバー下四桁も同じ・・・」

「やっぱりあいつら~」

さらに怒りのボルテージを他の調査員に向けつつ追尾する・・・

なんやんかんやと20分程走行し、ある住宅街の砂利の駐車場で停車する・・・。

そこで降りてきたターゲットを見て驚愕した!

「おっさん!???」

何で?

思わず声にだす・・・。

しばらくして車輌を確認しにいくと・・・

そう・・・同色同車輌下四桁ナンバー同じの車輌を追っていたのだ・・・

この辺でいうと多摩ナンバーを追うべきなのに練馬ナンバーってコトね・・・

絶句するとともに言い訳の写真まで取って他の調査員にわびの連絡を入れた・・・

「ごめん勘違いして違うクルマ追ってた・・・」と・・・

そしてつい先日その駐車場のまん前の家の方の相談にきた・・・。

いやはや縁というのは不思議だ・・・。

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