人探しの料金相場にバラつきがあるのはなぜ?
「目的のあの人を探し出す調査を成功させたい! でもなるべく費用はかけたくない。」
これはみんなが当たり前に考えることでしょう。
探偵に人探しを依頼した場合、その料金相場は10万円~100万円と言われています。
凄く曖昧で、非常に幅のあるものに感じられますよね。
人探しの料金は、平均金額を表すのが非常に難しく、バラツキが大きいのです。
一体なぜ、人探しの依頼料金はバラツキが大きいのでしょうか?
人探しの費用を抑えるためのポイントもお教えします。
プランの違い
そもそも人探し調査は、各業者によって設定料金が違います。
この料金が調査業者間で統一されていないことに注意しなくてはいけません。
ただし料金は違くとも、プラン自体は「見つけ出したら料金を支払う」タイプの成功報酬型プランを採用している探偵や興信所がほとんどです。
その成功報酬型料金プランの内訳は“着手金”と“成功報酬”によって構成されています。
着手金は、基本料金と呼ばれることもあるのですが、調査を行うために必要となる最低限の費用を盛り込んだ金額になることがほとんどです。そして、目的の人を探し出すことができたら成功報酬を支払う流れです。
また、まれに失敗しようが成功しようが、調査時間分請求されるプランを採用していることもあります。こういった場合は調査時間がかかればかかるほど高くなることに注意が必要です。
期間の違い
単純に、人探しの期間が違うから値段が大きく変わることがあります。
1ヶ月探した調査費用と、3ヶ月探した調査費用は全然違うでしょう。
人探しの場合、見つけたら費用を支払う、という場合もありますが、その場合ですと1年後に見つかったら1年分の調査費用を一気に支払わなくてはいけないこともあります。
出来れば一か月毎位に、進捗報告ついでに、その都度料金を支払うようにした方が、びっくりするような金額を請求されることはないでしょう。
ケースによって難易度が違う
ここでひとつ注意したいのが、「人探しにおける成功の条件」です。
ケースによっては【確実に本人と連絡の取れることが成功】だったり、【本人の姿を写真で確認するだけでも成功】ということもあるでしょう。
この条件によって難易度がバラつきます。もちろん、難しければ料金は高くなります。
調査の難易度については、例えば、調査が必要な範囲や対象者に対する情報の量と質、そして対象者と音信不通・行方不明になってからどのくらいの年月が経過しているかなど、様々なポイントによって変わるでしょう。
調査範囲が広大で事前の情報量も少なく、調査難易度が高い内容の人探しですと、調査時間もかかるために、相場の中でも高額な部類の調査料金を請求されることになるでしょう。
逆に、難易度が低いケースですと、案外安く収まるかもしれません。
直近の人物写真を持っていたり、居る可能性のあるエリアを知っていたり、仲の良い交友関係を把握している、など、探偵側に提供できる情報の量も質も良くなれば、調査時間が短縮できるかもしれないからです。
料金を下げたいなら難易度を下げる
このように、人探し調査の相場はその内容によってマチマチです。
しかし予め依頼者の方で、探したい人の情報をきちんと整理して探偵側に提供することができれば、調査難易度も下がり、料金も抑えられた上に成功率もグッと上がるかもしれません。
本気でその人を探したいのであれば、全てを探偵任せにせず、ご自身しか知らないことがないか、調査のプラスになる情報がないか、しっかりと整理することが大切です。
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