\わたしにもできるかな、、不倫相手への慰謝料請求/難しく考えていませんか?。シンプルに考えればいいんです!。
「不倫相手から慰謝料を高く取ってやる!!」とは、誰もが思っていること!。
でも、どうやったらいいかわからない、、、ほとんどの方がそうですよね?。
その答えは、『自分でやってみること』、です!!。
わたしは探偵なので、探偵の視点と解釈で物事を考えます。
なので、ここでは、法的な解釈は一切ありません。
もし、わたしが、「不倫相手に慰謝料請求のやり方がわからないんです、、、」、という相談を受けたとしたら。
わたしなら、迷わず、「自分でやってみませんか?」、とアドバイスします。
「え~~~自分でやるの~~~?」と思われた方!。
大丈夫です!、シンプルに考えればいいんです。
それには、ほんのちょっとの勇気だけ、あれば大丈夫なんです!!。
そもそも不倫の慰謝料ってなに?
不倫の慰謝料は、心に負った苦痛に対する損害金
ちょっとだけ堅苦しい説明になりますが、不倫された人には『慰謝料を請求する権利』があります。
もっと堅苦しい説明になりますが、不倫の慰謝料の請求は、『精神的苦痛に対する損害賠償請求』です。
配偶者と不倫相手に、それぞれ同額を請求できます。
しかし、配偶者に対しては、離婚、両家、お金、財産、子供の親権などなど、いろいろな問題があるので、なかなか簡単に考えられないのが現実なんですよね、、、。
一方、不倫相手には、シンプルに考えれば大丈夫です!!。
自分でやるのと、弁護士にお願いするのとどう違うの?
そもそも、不倫相手への慰謝料請求は、
自分でやるか
弁護士にお願いするか
この2択しかありません。
「えーーー、不倫相手に会いたくもないし、そんな時間など無いから、自分ではやりたくないななーーー」。
そんな方は、最初から弁護士にお願いするので、全然、アリです。
それでは、それぞれの違いを説明しますね!。
1.自分でやる場合
「あなた不倫しましたよね!慰謝料を支払ってください!!」
という、当事者同士で直接の話し合いになります。
この直接交渉、予告もなく突然会うんです!。
突然会うのは、不倫カップルの間で証拠の隠滅をされにくくするため!。
当事者同士で話し合った金額で決まるので、弁護士を間に挟むよりも、高額になるケースがある!。
この点が、自分でやる大きなメリットです。
しかし、「自分でやること」にデメリットを感じる方もいます。
相手の顔も見たくない!。
なんで、自分の時間を割かなければならないの!。
精神的な負担がキツイな、、、。
などなど、、、。
確かに、不倫されて、精神的にボロボロになっているところに、不倫相手の顔なんか見たくないですよね!。
そんな方は、無理しないで、最初から弁護士にお願いするので、全然、大丈夫です!!。
2.弁護士にお願いする場合
弁護士にやってもらう一番のメリット、それは、
わずらわしいことをやってくれるので、精神的な負担が大きく減らせます!。
弁護士費用をかけても、精神的な負担が減れば、費用以上のメリットがあるかも知れません!。
わたしは、まず自分でやってみて、相手が応じずに弁護士を入れてきたら、こちらも弁護士にお願いする。
というので、アリだと思っています。
一方、弁護士にお願いするデメリットもあります。
相手も弁護士を入れてくるので、裁判所が妥当と決めた金額の『150万円前後』が基準になりやすい。
わたしがの経験で、裁判で決まった慰謝料の最高額は『220万円』です。
この220万円を勝ち取った弁護士さん、わたしのクライアントさんのご相談にも乗って頂いている方なんです。
テクニカルに戦略を立てる、不倫専門の弁護士さんの実績なので、この金額になりましたが、極めて異例な金額です。
そして、もう一つデメリットがあります。
書面通知から始まるので、不倫カップルの間で証拠の隠滅をされやすい。
弁護士は、予告もなく突然会うことはしません。
必ず、「不倫バレてますよ!。なので、慰謝料の申し立てされてますよ!」、といった内容の書面を郵送で送ることから始めます。
すると、「不倫がバレた」ということが明らかになり、不倫カップルの間では、今後の対策の話し合いが始まることになります。
弁護士が書面を送ったら、筒抜けになる、ということは想定しておく必要があります。
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自分でやるのか、弁護士にお願いするのか、、、。
どちらの選択もアリなので、その時のお気持ちで、無理のないご選択をされるので大丈夫ですよ!。
ここでも悩んでしまうと、もっと疲れてしまうので!!。
慰謝料請求にはどんなものがいるの?
自分でやる場合、次の3点は、用意しておきましょう。
不倫の証拠(可能な限り、第三者が見て不倫しているとわかるもの)。
相手の情報(自宅、会社、帰宅する時間、会社を出る時間など)。
示談書(要件のみのシンプルなのもの)。
1.不倫の証拠
これがないと始まりません。
証拠がないと、「不倫してると言いがかりをつけられた!。訴えてやる!!」、となり兼ねません。
では、どんな不倫の証拠があればいいのか、、、。
LINEのやり取りなどで、セックスがわかるやり取り。
裸の画像。
探偵の調査結果(ラブホテルの利用とか)。
配偶者が不倫を認めた証拠。
などなどです。
他にもあるかも知れませんが、『誰の目から見ても、セックスがあることがわかる証拠』、であれば大丈夫です!。
ちなみに、不倫でのセックスのことを『不貞』、『不貞行為』といいます。
法律的には『貞操義務違反』といいます。
2.相手の情報
直接交渉をするので、『どこで待っていれば不倫相手に会えるのか』、という情報が必要になります。
自宅がわかったとしても、朝の出勤前にゆっくり話しはできませんし、帰宅を待ち構えるのも、オートロックのないアパートと、コンシェルジュがいるようなタワーマンションでは全く異なります。
勤務先も同様、出入り口が1箇所だったら待ち構えやすいですが、六本木ヒルズみたいに出入り口が何ヵ所もある場所だと、どこから出てくるのか分かりません。
自分でやる場合には、これらの情報が必要になりますので、わからない場合は、探偵に依頼をして調べておく必要があります。
とはいっても、弁護士にお願いするにしても、書面の送り先がわからなければ始まりません。
どっちにしても、『不倫相手の自宅住所は絶対に必要』、ということになります。
3.示談書
自分でやる場合は、こんな感じにシンプルな示談書でいいです。
依頼人さんの中には、弁護士や司法書士のサイトを参考にして、キッチリした示談書を用意される方がいますが、わたしの経験上、要件だけがまとまっていた方が、使いやすくて良いと思います。
示談書の目的は、「不倫を認めさせて、慰謝料の支払いを約束をさせること」なので、シンプルで大丈夫なんです!。
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どうですか?、とってもシンプルですよね!。
証拠を持って、会える場所にいって、示談書にサインをしてもらう、これだけです!。
慰謝料請求のやり方とポイント
さあ!、不倫の証拠も、相手の情報も、示談書も用意して、自分でやると決めました!!。
さて?、具体的に、どのようにやればいいのでしょうか??。
流れとしては、こんな感じです。
自宅や勤務先で待ち構える。
声を掛ける。
予め調べておいた喫茶店やファミレスに移動する。
要件を伝える。
不倫を認めさせる。
示談書にサインをさせる。
不倫相手がなかなか応じてくれないケースもあります。
それぞれのポイントをまとめます。
1.自宅や勤務先で待ち構える。
調査などで調べた結果で、どこで待つのが良いのか判断します。
会社に行く前より、帰りの方が声もかけやすいですし、相手も時間を取りやすいです。
2.声を掛ける。
突然声を掛けるので、当然ながらビックリします。
中には、いつか来るかも、と想定している不倫相手もいます。
この段階では、『いかに交渉の土俵にあげるか』、だけを考えてください。
3.予め調べておいた喫茶店やファミレスに移動する。
立ち話で示談書のサインまで行けばそれでも構いません。
ですが、現実は、立ち話では交渉はできません。
できれば、喫茶店やファミレスに移動して話しをした方が良いと思います。
「近くに無いんだけど、、、」というケースもあります。
その場合は、クルマの中で話すか、クルマで移動をすることになりますが、ちゃんと同意を得てクルマに乗せて(乗って)ください。
不倫相手だからといって、同意なく乗せてしまうと「監禁された」となったり、乗ってしまうと「勝手に乗り込んできた」となってしまうので、気をつけるようにしてください。
4.要件を伝える。
不倫していることがわかっていることを伝えて、慰謝料の請求をします。
ここでは、不倫の証拠は絶対に見せません。
持っているだけで十分な価値があるので、簡単に見せることはしないでください!
5.不倫を認めさせる
慰謝料の請求は、不倫を認めさせた後、と考えてください。
不倫を認めていれば、あとは、「いくらか」という金額だけの問題です。
「弁護士に相談します」といって、サインを拒むケースはとても多いです。
それでも、不倫を認めさせていれば、有利な交渉ができます。
6.示談書にサインをさせる。
わざわざ時間を作って、会いたくもない不倫相手に会う目的は、『不倫を認めさせて、慰謝料を払ってもらうこと』です。
しかし、示談書にサインをさせることも、大事な目的です。
サインさえさせておけば、不倫を認めた揺るぎない証拠になります。
少し細かく書きましたが、やりたいことは、会って示談書にサインしてもらう。
シンプルに、これだけです。
まとめ(注意点)
自分で慰謝料請求をするときの、注意点をまとめてみました。
<冷静に対応する必要があります>
交渉ごとなので、感情的になってしまったらまとまりません。
常に冷静にお願いします!。
<サインを拒んだら潔く引いてください>
不都合な書類にサインを拒む人もいます。
その場合は、潔く引いてください。
引くことは負けたことではなく、弁護士に相談するなど、次のステップに移ればいいだけです!。
<逆ギレする人もいます>
示談書を破る人もいますが、全く気にしなくて大丈夫です。
悪いことしているのは、逆ギレしている相手なのです!。
<立場が逆転しないように>
強い口調で言う、数名で囲む=脅された
同意なくクルマに乗せる=監禁された
腕をつかむ=暴力を振るわれた
マンション、玄関の中に勝手に入る=不法侵入、住居侵入
都合よく、揚げ足を取られないようにしてください!。
<不倫相手から情報は筒抜けになる>
これは、自分でやっても、弁護士でやっても同じです。
であれば、「自分でやった方が得」、と考えてもいいと思いませんか?。
<色々と知識を持っていると思ってください>
ネットを見れば、不倫に関する記事が多々みられます。
だからといって、悪いことをしているのは相手なので、ひるむことなく堂々とされてください!。
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ご自分でやると決めたら、「不倫に負けない」という強い気持ちが、なによりも一番大事なことだと思います。
それでも、ご自分で不倫相手に会うのに、抵抗がある方もいます。
そういう方は、無理せず、弁護士を頼るのも正しい選択です。
不倫されていることがわかっても、何もしないこと(できないこと)は、『不倫を容認すること』になりませんか?
わたしに、できるかな、、、そんな不安があったらご連絡くださいね!。
何かお手伝いできることがあるかも知れません。
これを読んでくださったことが、ほんの少しだけ前に進めるきっかけになれば幸いです!。