【今度は愛妻家】
まだほとんど映画なんて興味なかった20歳くらいの時にふと、
「小さな映画館でやってるマイナーな映画を見に行くのってなんかカッコいいんじゃないか」という子ども用プールくらい浅い考えで小さな映画館に行ったことがありまして。
とりあえず映画館着いてから何見ようか決めて入ったのが「今度は愛妻家」。
客は自分入れて10人いないくらいで、いいぞこの感じ想像通りだとそっちの方にニヤニヤしながら始まった映画を見てました。
その時期自分は本はそこそこ読んでたけどノンフィクションとか推理物に偏ってたし、普段映画やら見ないもんでベタな展開も新鮮に見てしまう自分にとって、恐らくベタベタだったであろう「今度は〜」のストーリーはとても衝撃で。
オチ言うのもあれなんでその時の感想言うと、あぁ生きてくうえでそういう種類の後悔もあるのか、と。
散々冷たくあしらってた奥さんがある日目の前からいなくなって、心入れ替えて優しく接したいのにもうそれは叶わないっていう(超ざっくり)
当時結婚なんか全く想像できてないし、むしろ出来るかどうかも怪しい非モテを突っ走ってたんだけど頭の中には
「将来もし結婚できようもんならこんな後悔は絶対しない」と固く誓ったのでした。
媒体関係なく読んだり観てきた作品の数が少ないせいか単に影響受けやすいのか、感動した作品には最低3日は頭の中を支配される私。
最近もドカンと殴られたように衝撃受けた漫画で頭の中いっぱい。
きっと数見られる体質ではないんだろなと諦めて1つ1つにゆっくり思いを巡らせて味わっていこうと思いました(読書感想文風)