「ありがとう」は社会の潤滑油
みなさんは毎日「ありがとう」と言っていますか?
「毎日、感謝をして生きよう」というと、まるで宗教みたいですが、感謝ほど人間関係に大事なものはありません。
今回の記事は、感謝が人間関係に与える効果について書きました。
読んでいただけると嬉しいです。
「ありがとう」は社会の潤滑油
誰かに「ありがとう」と言われると、少し気分がよくなります。
それは感謝をされると脳にオキシトシンやセロトニンなどの幸せを感じるホルモンが分泌されるから。
これらのホルモンは感謝される時だけではなく、感謝した時にも分泌されます。
「ありがとう」という言葉は、言っても言われても幸せになれるのです。
更に、幸せという報酬を受け取った脳はオペラント条件付けと呼ばれる学習をします。
学習した脳は「その行動で幸せになれたのだから、もっとやるべきだ」と無意識に判断するようになります。
そうすると、自然と他人から感謝される行動を取ろうとするようになります。
そうして、感謝は循環していくのです。
感謝を惜しむのはもったいない
世の中には、感謝を惜しむ人々がいます。
「お金を払っているのだから、店員に感謝する必要はない」
「やってくれて当然なのだから、感謝する必要はない」
まるで相手が機械か何かのように扱います。
人間は機械ではありません。感情を持っています。
それが例え仕事や義務だったとしても、機械のように扱われて不快に思わない人間はいないでしょう。
そして、オペラント条件付けと呼ばれる学習は、この場合でも相手の脳内で起こっています。
「手伝っても幸せになれなかった」「充実感がなかった」「もうやりたくない」と無意識に考え、その行動を避けるようになります。
感謝を惜しむ人が孤立しがちなのは、その人と一緒にいても幸せになれないからです。
感謝するだけで、相手だけではなく、自分も幸せになれるとしたら、惜しむのはもったいないと思いませんか?
まとめ
人間は感謝をすることでも、されることでも、幸せになれます。
感謝を惜しむことで、相手だけでなく自分も幸せになれる機会を逃してしまいます。
みなさんも「ありがとう」という言葉で幸せになってみませんか?
最後まで読んでくださってありがとうございました!