2020年7月5日 猿と生活

 おはよう。今は8時16分です。

 5時に起床。今日も雨。湿気が溜まっている。青空が恋しい。昨日、この地域の区長さんから貸していただいた火薬銃を手に散歩にでかけた。

 毎朝の散歩はすでに習慣化している。距離は往復3km。ゆっくりと歩く。目的は精神の均衡を守ることだ。歩くだけでも憂鬱さが紛れる。

 火薬銃は、大きな破裂音を出し、野生動物を避けるためのもの。この辺りは自然が多いので、猿、熊、鹿、猪など様々な野生動物がいる。

 特に厄介なのが猿だ。鹿は大人しいし、熊や猪に襲われたとして意外となんとかなる。猿は襲いかかりはしないが居着く。屋根に登り、雨どいを壊し、塗装を剥がして錆びさせる。遊び半分でだ。死ぬなら何も守るものはないのだが、生きてる以上、家を守らねばならない。猿を住宅周囲で見かけたら、火薬銃を向け撃つことが推奨されている。猿を傷つけることは法律上できないので、脅かして近づけないために。

 これがなかなか効果がある。別に猿に憎しみはないのだが、せめて民家から離れてくれないだろうかという意味を込めて見つけては引き金を引いていく。

 今日は憂鬱な気分だ。曇っているからだろうか?

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