セフレから恋人へ、鎮火を待つ
随分間が空いた投稿。今日はゆっくり自分の頭の中を整理して、書いていこうと思う。
日記は、書くと自分の気持ちを整理できるけれど、そこに向き合う体力や気力が少し、要る。毎日書いてたらちょっと自分を見つめすぎて、センシティブすぎちゃうこともある。
ここ最近は「書きたい」がたくさん溜まっていたのに、なんだか体力がない日が多くてほったらかしちゃった。残しておきたいことがたくさんあったんだけど、もういくつか前のことは忘れていると思う。今思い出せることしか、もう書けない。毎日つける人のメリットは取りこぼしがないことだな。
まず、8月も相変わらず毎週1回以上は彼と会っている。
ただ、8月初旬からつい先日まで、私の精神状態はあまり健やかではなかったと思う。
ダイエットでの糖質制限によって反動的な欲求を押さえるのに必死で、何度か崩れた。まるまる1日電気もつけないで、人間じゃないような生活をしていた日も、2日くらいあったかな。
特に彼が帰ったあとは、過食しがちになっちゃった。寂しさがそうさせたのかな。ある意味の解放感というのかな。そういう過食欲求を抑えるのに2日かかった日もあって、ジムを仮病でお休みしちゃった日も1回だって、あった。笑
まあ、夏休みだし、いいじゃないか!
その日は最悪の気分だったけど、今はどうってことない。
以前母から勧められて加入した医療保険があって、先週金曜日、保険を抜けるつもりだという旨の連絡を母にした。別にそこまではよかったんだけど、その日はなんだか心がカツカツしていて、ちょっとつっけんどんな言い方になっちゃった。母も心配症でおせっかいで過保護な人だから、あれしたがいいよ、これはどうなってるの? といろいろ聞かれて、あからさまにウザがってしまって
一日家にこもりきりで一日、お金のこととか、パスワードの整理とか、身の回りの整理をたくさんしていたから、精神的にカリカリしていたんだと思う。
お金と保険のことは考えるのが本当に苦手。誰かやっといてって思うもん。一人暮らしをはじめてからお金のことについて少し勉強したけど、やるなら細かいところをつきつめてやらないと満足しないところがあるので(腰の重たいムラッ気完璧主義・B型です)、キーッてなったりする。たぶんそんなタイミングだったから。
母がそれでかなり怒ってしまって、後でしまったと思って謝っても、もう取り返しがつかない状態になってしまった。
私のダメなところや心配なところを細かく突っついて、もう手が付けられないくらいに、怒り心頭という感じになってしまって。そして今の彼との付き合いのことに言及されて、私ももう普通じゃいられなくなって。
彼について、母には言えてないことがたくさんある。元奥さんの不倫でバツイチになって養育費払ってて…とか。今は子供と近い距離であるこの県にいるけれど、それまで単身赴任とかして遠くで頑張っていたこともあり、転職が多くて今の職もまだ初めてそんなに長くはないこととか。
隠すべきところだけを隠して母に伝えていたら、見事に、「40手前になるまで独身で転職が多く、今の職場もたった5年しか勤続してなくて、出身地はずっと離れた場所」という、ザ・偏見にさらされやすい情報だけが残ってしまって。
結局母から、「不信感がある」と言われた。結婚を考える年なのに、素性が分からなすぎる…と。
私は以前、「未来のことを考えたいのはやまやまだけど、とにかく今は楽しい中でこの盲目の恋が落ち着くまでは、冷静に判断するのが難しいから、考えるのを待とうと思う」と母にも説明していたから、そのときはただただ「待ってほしい」「せっつかないでほしい」「ほっといてよ」という気持ちで。
まあでも母から言わせると、未来にどうなりたいかの判断はフォーリンラブの鎮火を待つにしても、素性が明かされていない状況(だと思われている)は心配なんだよね。私も、それはその通りだと思う。彼は別に隠さず話してくれたし、素性はただ単に話せていないだけなんだけどね。でも「どうしてもまだ言えないことがあるんだよ」とも言えない。隠し事をしていることを隠したい。
結局、母にも、友達にも応援してもらえず、一人で「別にいいもん」と思えない私は、当然病んでしまって。彼も心配して電話で真剣に話してくれた。
以下話し合った内容。
関係を先に進めるのであれば、私の家族には話さないといけない真実がある。でもそれを今の状況で話すと明らかに悪い方向に転じてしまう。彼自身も職歴をコンプレックスに思っているところがあると言っていて、私も母への伝え方が死ぬほど下手くそだったことをすごく反省した。
彼はとにかく「お母さんはただ心配なんだよ」と冷静に言ってくれたけど、私が一生このまま疑われ続けるのでは…明日も彼の素性を質問されたりするのでは…と怯え切って、泣いたり、落ち込んだりしていたので、ついに
「一緒にいない方がいいのかもしれない」
と言われてしまった!!!
むちゃくちゃショックだったけど何も言えなかった。私の中に生まれた言葉は「Kくんはそれでいいの?」「Kくんは別れたいの?」だったけど、そんな! そんなわけあるかい! そして質問された彼はきっとむっちゃ困るだろう。
でも彼の中で、「別れる」という選択肢が口に出せてしまう範疇にあるということが少なからずショックだった。口にすら出せない程私のことを好きでいてほしいと思ったけど、まあ、それは、実際そうだったら子供っぽくてダメだな。今はそう考えられるけど、その時はとてもショックだった。そして、「俺が高望みしすぎちゃったのかも」と言われてとても哀しかった。
結局私、そのあと何を言ったのかあんまり覚えていないけど、嫌だということを伝えた気がする。こんなに好きなのに、お別れは辛いよ、って。
彼もそれを受け止めてくれた。でもこのままじゃ不信感はなくならないだろうし、この状況で彼の秘密を明かすのは絶対得策じゃない。色々とくとくとしんみり話したけど、結局行きついた結論は、
「りなが生き生きと穏やかにしていれば、安心するんじゃない?」
ということ。
安心=信頼だ。お母さんは心配しているんだから、まずは安心させてあげなくては。
とても納得がいった。彼は「だけどそれができないことには、先には進めないと思う」と言った。あとはその先、俺とご両親が実際に会ったときの印象かな。と…。(これは嬉しかった)
だからその後、母からいつも通りに戻ろうとする穏やかなLINEが来たときは本当に頑張ろうと思った。
私が穏やかでいつも朗らかでいて、母に安心させてあげること。
私の、今からの課題です。
この決意をどうにか強く残したいと思って、もう3年くらいしてなかったけど、パワーストーンのお店でブレスレットを作ってもらうことにした。
意気揚々といつも通っていた(といっても1年に1回くらい)ところに連絡したけど、コロナの影響で、お店自体はあっても、ずっと話を聞いてくれていた人ともうコンタクトが取れない状況になっていたみたいで。(ブログとかインスタとか探しても、その人のお師匠さんの名前は見かけるのに、その人の名前が見当たらず…)
どこか、セッション(カウンセリング)の上で作ってくれるところはないか探して、適当に行くことにした。行ったら、おばあちゃんが店主さんをされてるお店だった。
もともと通っていたところは、「パワーストーンには込められた意味があるけど、そういう不思議な力を頼りにするためのブレスレットではなく、決意をいつでも思い返せるためのツールとして身に付けてほしい」というスタンスのところだったから、変にスピリチュアルじゃなくてすごく好感があった。
だけど、今回のお店は、オーソドックスに「石の力であなたを守る」系の方でした。なんかおばあちゃんは気みたいなものも使えるらしい。正直信じてません。笑
私は買ったブレスレットを、「思い出し、意識するためのツール」として身に付けることを決めた。でもね、胡散臭いお店でも購入を決めたのは、その店主さんが「お母さん」の視点から話してくれたから。そして結婚の重さについて教えてくれたり、なんか話しているうちに涙が出てしまったり、「彼もあなたにすごく大事なことを言ってるじゃない」と、私の彼を誉めてくれたりしたから。
次は多分買いに行かないけど、でもきっとこのブレスレットを見るたびに私は、大事な人に、私の幸せをギフトできるような人間でいようと決心し直すと思う。きっと、何度でも決心していこう。
彼との関係がこれから上手くいくかは全く分からないし、なんならこの悶着があった後からほんの少しだけ、「鎮火」が見えてきた気がする。冷めたというより落ち着いたと思いたいだけかも。ただ、「別れる」という言葉を一度でも口に出したカップルと、そうでないカップルは、なんかどこかで確かにちょっとだけ温度が変わるのではないかと思う。それはホント。
私は私で立っていなくては、彼に依存ばっかりしてたらやっぱり「穏やか・生き生き」とは程遠いからね。彼と連絡していない自分の時間をしっかり充実させて、彼が目に見えないときには、彼のことは考えすぎないことが、大事だと気付いた。
「一人の方が楽~」と思う瞬間に肯定的になった。
彼もほんのちょっと、落ち着いて、愛を語るロマンチックな浮かれた瞬間が少なくなって、なんでもない話を選び取っているような気がする。ちょっとさみしいけどね。
でもいいの。鎮火してから考えないとね。
そんなこんなで、夏休みはあと2週間。私の夏休みはあと3日!
お仕事も恋愛もダイエットも、生き生き穏やかに、たまにうわー! となりながら、前向きに頑張れたらいいな。
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