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360度のパノラマ!大室山

少し前に旅行で伊東へ。

その時に立ち寄った大室山が絶景だったので紹介させてほしい。

大室山とは、

大室山(おおむろやま)は、静岡県伊東市にある標高580 mの火山独立峰で、700年以上続く山焼きが毎年早春に行われる[2]ため一年生植物で覆われてよく目立ち、伊東市のシンボル的存在である。山体は国の天然記念物および富士箱根伊豆国立公園に指定されている。

ウィキペディアより

とのこと。

伊東駅からバスで揺られて40分ほどで到着。
駐車場からみる大室山はなんだかお椀をひっくり返したような可愛らしい形…。

とりあえず腹ごしらえでもしようかと併設されているお食事処「おおむろ軽食堂」さんへ。
ここでは地産のものやオーガニックのものを出来る限り厳選して使用し、使う器は全て陶芸工房で手作りされたものというこだわり。
ランチは全て「前菜プレート」「メイン」「お抹茶とお茶請け」のセットとなっており、「メイン」をお好きなメニューから選ぶことが出来たので

私はメインを「伊豆わさび麦とろ丼」にしてみた。

前菜プレート 右奥がコリンキーのマリネ
伊豆わさび麦とろ丼
お抹茶とお茶請け

前菜は野菜中心でやさしいお味。
特にコリンキーという生食できるカボチャのマリネが非常に美味だった。
メインの「伊豆わさび麦とろ丼」は伊豆で育ったわさびを自分ですりおろすタイプで、擦ったばかりのわさびは辛くない、なんて聞くけれど調子に乗ってそのまま食べたらちゃんと辛かった。
お抹茶についてきたお茶請けはわらび餅と黒ごまプリン。

これだけのメニューを1500円ほどで頂けるのはありがたい。


お腹も満たされたことだし
いよいよリフトで山頂に向かう。

リフトから見えた風景
けっこう急斜面で怖かった。



いざ、山頂についてみるとそこは一面緑の絶景!

そして山なのに木が生えていない!

大室山に生えている植物のほとんどは一年草で木は全く生えてこないとのこと。
その理由は、毎年2月に行われている山焼き
山肌に火を点けて草を焼き払う行事で、このときに全ての植物は焼かれてしまうとのこと。
古くは良質なカヤ(ススキ)を育てるために行われていた山焼きだが、現在は伝統行事として引き継がれているそう。


山頂には直径300m(最大)、周囲1000m、深さ70m(南側水準点から火口底)の噴火口跡があり、これを周回する「お鉢めぐり」が有名らしい。

公式サイトから拝借


ただ、この時の気温は30度超え、
やや不安になりつつも一周約1kmの遊歩道ということで挑戦することに。

舗装された道とはいえ、うっかり転んだらどこまでもゴロゴロ転がり落ちるんだろうなと怖くなる。

噴火口で何故かアーチェリー体験が出来るとのことだったが
この日はさすがの暑さで営業していなかった。 


暑さに耐えながら進んでいくと
如来様が五体

こちらは五智如来といい、
この如来は今から約300年の昔、相州岩村(神奈川県足柄下郡)の地頭朝倉清兵衛さんの娘さんが9歳で身ごもり、その安産を大室山浅間神社に祈願したところ無事安産したのでお礼に安置したものとのこと。

9歳で身ごもるなんて可能なのか…?

とにかくしっかりと祈願してきました!


また、別の場所には
八ヶ岳地蔵という海上安全、海難防止祈願のために奉納したお地蔵さんもみることができた。

パワースポットの宝庫である。


最後はソフトクリームを食べて下山!
暑い中歩いたあとのご褒美は一番心に沁みた〜!


ここは日本なのか?
と驚くような大パノラマを堪能できた。
山側の写真ばかり載せたけれど、海側も伊豆大島や横浜なんかが見れる時もあるとのこと。
暑いけれど緑が綺麗な夏がオススメ!

是非、夏の思い出にいかがでしょうか?




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