見なければよかった…。卒業文集を見て過去の自分に呆れた話
昔、実家にいた頃私が買って集めていた漫画やレコード(そんな時代よ)、はては小・中学校の卒業文集までが捨てられずにそのまま保管されているのを発見。
自分の書いたものなのに何を書いたのかぜんぜん忘れていたので、ちょっと興味本位で卒業文集を読んでみた。
その頃の私はいったいどんな事を書いてたのだろうか?
小学校の文集は、「6年間で楽しかったこと」と題して、かいつまんでいうと修学旅行の宿で友達と寝る時におやつを食べたことが楽しかった、というが書かれてあった。
つまんねーっ!
およそ小学校6年生が書いた文章とはとうてい思えない!なんたる稚拙さ!ぜんぜん推敲とかしていない!一度も読み直していないのが丸分かり!
もう少しマシなものを期待していただけに、見事に腰砕けだ。
もー、その頃の私に言いたい!
「よくこんなの卒業文集に載せたな!もっとどうにか人様に読まれてもいいような文章を書け!」
最後に自分の顔のイラストなんか載っけちゃって、オマケに吹き出しに「女の子か男の子か分からない女の子❤️」とか書いちゃってる始末!お前はその頃からジェンダーレスだったのか⁉︎(それに文章とまったく関係ないし…)
あー、もー、私のとこ抹消して下さい…。😭💦
で、中学校の文集はというと、自分が「星の王子様」を好きな理由を書いている。
は? なぜに?
なぜ、よりによって卒業文集に「星の王子様」について書く⁉︎
もー、この人しょっぱなからやっちまってます…。その頃の自分、ワケワカラナイ…。
内容はというと、「星の王子様」の中の自分の好きなシーンが抜粋して羅列してあり、最後に「私の好きな理由、分かってもらえたかな?分からない人はあの飛行士が言うような大人なんでしょうね」…だと⁉︎
なに!その上から目線!何様⁉︎
いやそれよりも、読んでて何よりも気に障ったのが、この文章を自分でも気に入っているような点。文面からなんとなくそんな匂いがするのだ。
自分の書いた文章に酔ってるのって、読む側にしてみればなんかヤな感じがするもの。
そんなことも分からずに堂々と書いているあたり…。
あぁ、若い時って、こんなにもバカで恥知らずで怖いもん無しなんだなぁ…。
もう少しマシな文章を書いていたかと思っていたけど、こんなもんか…。
ホント、ガッカリ…。
でも、こうして昔の自分が書いたものを読んでみると、なんか大人になっても根っこのトコはぜんぜん変わってない。💦
今だにマトハズレなこと書いちゃったりするし、ついつい自惚れた文章書いちゃったりするし…。
(今だに、ウワバミが像を飲み込んだ絵とか、箱に入っている羊とかめちゃくちゃ好きだし…😅)
思いがけず、昔の自分が書いた文章に怒りと恥ずかしさをおぼえた日でありました。
精進しなくちゃな…!